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ジャン・アレチボルトの冒険

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欅坂46「二人セゾン」MVが6千万再生を達成、静かに支持され続けた4年間 [23Oct20]

2020-10-23 01:15:00 | 芸能

10月21日(水)の午後6時ごろ、欅坂46・3rdシングル表題曲「二人セゾン」のMV累計再生回数が6千万回に到達しました。

欅坂では1st「サイレントマジョリティー」、4th「不協和音」に次ぐ3番目の6千万再生、坂道全体では乃木坂46・17th「インフルエンサー」を含め4番目となります。

(表1) 坂道MVの6千万再生作品
凡例
[順位] 到達日数 直近速度 [全期間速度] 到達した日付 曲名_グループ名 Sg番号
#「到達日数」は公開日を1Dとしたときの6千万回到達日
#「直近速度」は5千万回から6千万回までの再生回数平均増加速度
#「全期間速度」は公開開始から6千万回までの再生回数平均増加速度
#「順位」は乃木坂15th以降の作品を6千万回到達の速い順に数えたもの
[1] 0430D 13.5万回/日 [14.0] 2017/05/19(金) サイレントマジョリティー_欅1
[2] 0636D 04.8万回/日 [09.4] 2018/12/18(火) 不協和音_欅4
[3] 1125D 03.1万回/日 [05.3] 2020/03/30(月) インフルエンサー_乃17
[4] 1435D 01.9万回/日 [04.2] 2020/10/21(水) 二人セゾン_欅3

「二人セゾン」MVの6千万回再生は、公開日を1日目(D)として数えた1435日目の達成で、坂道4作品の中では最もゆっくりしたペースだった。

(表2)



次の表3は再生回数の週単位(w)平均増加速度の推移ですが、「サイレントマジョリティー」と「不協和音」は公開40〜50週の間に20万回/日を越える大幅加速があり、「インフルエンサー」もその付近で10万回/日を突破している一方、赤色のグラフ線で示される「二人セゾン」にはそういった高速期間がない。

(表3)



「二人セゾン」MVの累計6千万回到達がこれら3作品より遅れたのは、爆発的に増加速度が上昇する時期を持たなかったためですが、この作品は静かに長く支持され、視聴され続けたとも言える。

「サイレントマジョリティー」「不協和音」「インフルエンサー」はすべて紅白披露曲であり、さらに乃木坂の17thはレコード大賞受賞曲でもある。

またこれら三つはすべて春曲であり、40〜50週目は年末から新春に当たる、まさにスポットライトが当たり、社会的に話題となった時期です。

一方、「二人セゾン」は11月後半にリリースされた秋曲で、紅白で披露されたことはなく、レコード大賞にノミネートされたこともない。

しかしファンの間で根強い人気を保ち続け、MV再生回数をじりじり伸ばしていった曲だったと言えます。


ただ表1が示すように「二人セゾン」MVの5千万回から6千万回までの再生回数平均増加速度は1.9万回/日で、2万回/日を割り込んでいる。

もしこのペースで進めば、累計7千万回に到達するのに今から500日以上掛かるわけで、どこかで大幅な加速がなければ、8千万、9千万を突破するのは相当先になります。

さらに、「不協和音」と「インフルエンサー」も直近1千万回の平均速度は3万回/日ほどで、「サイレントマジョリティー」に次ぐ1億再生MVの誕生はかなり先になるかもしれない。

(表4)



最後に、坂道3グループの表題曲フルMVについて、2020年10月22日(木)時点での公開全期間に渡る累計再生回数の週単位(w)推移を載せておきます。

まずは欅坂46。

(表5a) 欅坂46MVの累計再生回数の週単位推移
(表5b) 欅坂46MVの平均増加速度の週単位推移



次は乃木坂46。

(表6a) 乃木坂46MVの累計再生回数の週単位推移
(表6b) 乃木坂46MVの平均増加速度の週単位推移



そして日向坂46。

(表7a) 日向坂46MVの累計再生回数の週単位推移
(表7b) 日向坂46MVの平均増加速度の週単位推移



平均増加速度のグラフは縦軸を揃えているので、3グループで直接比較できます。

日向坂46MVに大幅加速がないのは、グループとメンバーの知名度が乃木坂や欅坂ほど未だ高くないためだと思います。


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