ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

パラグアイ戦は、実力伯仲で延長突入か?

2010-06-29 18:39:41 | Weblog
ワールドカップは、日本がカメルーンを破って以降、俄然盛り上がってますね。私も普段はスポーツ観戦といえばプロ野球専門で、サッカーは全然見ないんですが、最近は、夜中まで起きて、スペインだ、アルゼンチンだ、世紀の誤審だと、テレビに釘付けになってます。

ところで、決勝トーナメント一回戦八試合のうち、六試合まで終わりましたが、その勝敗とグループリーグの成績を眺めていて、ちょっとした相関があるのに気付きました。サッカー自体は詳しくないんですが、単純なデータ解析で、パラグアイ戦とスペイン対ポルトガルの行方を予想してみます。

その相関ですが、まず、グループリーグでの得失点差が勝敗に大きくリンクしているようです。一回戦六試合のうち五試合については、「勝ったチームの得失点差は、負けたチームのそれを2ポイント以上上回って」いました。

例えば、ウルグアイは韓国を2 – 1で破りましたが、グループリーグでの得失点差は、ウルグアイが+4に対して、韓国は-1でした。また、屈指の好カードと言われた、ドイツ対イングランドも、得失点差はドイツの+4に対して、イングランドは+1で3ポイントの開きがありました。

一方、得失点差の差が1ポイント以下だった一試合はアメリカ対ガーナで、得失点差がアメリカ+1、ガーナ0とアメリカが優っていたにも関わらず、ガーナが勝利を収めました。ただ、この試合は延長戦までもつれた展開で、得失点差の差が1ポイント程度なら、実力伯仲で簡単に勝敗が決まらないのかもしれません。

次に、アメリカとガーナに関して、グループリーグでの失点を比べてみると、アメリカ3に対してガーナ2で、ガーナが1ポイントだけ勝っている。そこで、他の試合も調べてみると、「失点がより多いチームが、失点のより少ないチームに勝った試合はない」ことが判明しました。

従って、「2ポイント以上の得失点差の差」と「1ポイント以上の失点の差」があれば、勝利は堅いというのが、この六試合の結果から導かれる傾向ということになります。

さて、肝心の日本対パラグアイですが、グループリーグの得失点差は、なんと日本が+2でパラグアイも+2!おまけに、ワールドカップでのこれまでの実績も、パラグアイは過去4大会連続出場で最高順位がベスト16。日本とまったく同じです。

従って、アメリカ・ガーナ戦を上回るような緊迫した接戦になる可能性があります。ただ、失点については、日本2、パラグアイ1で、あまり触れたくない数字になってます。しかし、今大会の日本は、低い下馬評を吹き飛ばす「ミラクル」な快進撃を続けているので、何とかなるでしょう。

「ミラクル」とか言い出すと、データを解析すること自体が無意味ですが(笑)。

最後に、注目のスペイン対ポルトガルはどうでしょう。得失点差は、スペイン+2ポルトガル+7、失点はスペイン2ポルトガル0です。うーーん、ポルトガルの圧勝・・・・ってことになりますね、はい。

ポルトガルの得失点差+7というのは、対北朝鮮戦での7得点から来ています。あの試合では、3点目を取られた後、北朝鮮チームが一種の「茫然自失」状態に入ってしまったので、参考にならないという考え方もあります。しかし、4点目以降を無視しても、得失点差は+3で、スペインとほぼ互角です。

もちろん、ポルトガルは、対ブラジル戦、対コートジボワール戦で1点も取っていないわけで、得点力に疑問符が付きますが、逆に、ブラジル、コートジボアールに1点も取られていないわけで、優れたディフェンスとも言えます。

スペインは、グループリーグ最終のチリ戦で、本来の調子を取り戻したそうですが、さあ、どうなるんでしょう?

この予想は、決勝トーナメント一回戦の、たった六試合だけから見たもので、データ解析というよりは、ちょっとした数字遊びです。ドイツのタコの予想と大差ありません(笑)。パラグアイ戦が始まるまでの、ビールのおつまみにでもなればと、書いてみました。

では、ニッポン頑張れ!
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