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ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

乃木坂46、6th選抜は「安全運転」

2013-04-20 22:58:12 | 芸能
今日、京都の握手会イベントで発表された乃木坂46、6枚目シングルの選抜メンバー16人は以下の通り。

一列目
松村沙友理、白石麻衣(センター)、橋本奈々未
二列目
桜井玲香、生田絵梨花、生駒里奈、西野七瀬、高山一実
三列目
伊藤万理華、井上小百合、中田花奈、若月佑美、星野みなみ、秋元真夏、深川麻衣、斉藤優里

結局、ファン投票などを反映させる方式の導入はなく、二期生の抜擢もなかった。

前列3人に松村、白石、橋本を据えたことが今回の大きな目玉で、メディア露出が多く握手会人気の高いメンバーを中心に持ってきて、CDのプロモーションを強化しようという意図が見て取れる。八福神に高山と西野を入れたのも、それに沿った動きだろう。

一方、これまで乃木坂独特の透明感のあるイメージを作ってきた生田、生駒、星野は、二列目、三列目へ下がることになった。この三人の歌声とダンスが楽曲の核を形成していたので、6枚目シングルはこれまでとは違った雰囲気になる可能性がある。

ただ、そうはいっても、フォーメーションは曲の中でいくらでも変えられるので、最終的に、従来と似たような仕上がりになっても不思議ではない。生田と生駒の手前で、松村が長時間踊るというのは、さゆリンゴ的には、ちょっとキツいかもしれない(笑)。

大きな変化はないと感じさせる要因はもう一つある。アンダーからの昇格が、過去に選抜経験のある伊藤万理華と斉藤優里の二人だけで、選抜経験のないメンバーの抜擢がゼロだった点だ。

例えば、川後陽菜や和田まあやを思い切って前に持ってくる、あるいは、衛藤美彩と川村真洋にガッツリ歌わせる。そういった選抜陣容であれば、大きな変化を予感させたと思うが、アンダーとの入れ替えがここまで小幅だと、当然さほどの変化は期待出来ない。

結局、今回の選抜から受ける印象は、運営が「何かを変えよう」と意気込んだものの、結局、リスクはことごとく回避され、本質的にはほとんど何も変わらないまま、販売促進部の意見だけが通った、という感じである。

右見て、左見て、また右見ての「安全運転」選抜。

面白みはないが、プロがやっているのだから、6thのセールスはきっと大きく伸びるのだろう。ぜひ期待したい。

しかし、今回の選抜発表を一連のイベントとして捉えるならば、一週間以上前から予告して、ラジオの生放送まで使って盛り上げた割には、「大胆な改変」とか「真のサプライズ」と呼べる程のものはなく、成功裡に終わったとは思えない。

むしろ、今まで通り「乃木坂って、どこ?」の中で、普通に発表していた方が、まだ衝撃感が出たかもしれない。

最後に、星野みなみさんはフロントから下がって残念でしたが、めげずに前に進んで欲しいっす。あれ程の透明感や空気感を持っているひとは滅多にいないので、頑張って欲しいですね。「頑張っている」感は出さなくていいけど(笑)。
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