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ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

乃木坂46が「Actually…」をテレビ初披露、櫻坂46「五月雨よ」のビルボードT項2週目は27位 [24Feb22]

2022-02-24 23:45:00 | 芸能

昨日、『乃木坂46時間TV』と『テレ東音楽祭』で29thシングル表題曲「Actually…」のパフォーマンスが披露されました。

2つのステージから受けた印象を率直に述べると、平手友梨奈の妹っぽい雰囲気のある少女が、まるで乃木坂センター1日券をテレビ番組の企画でゲットしてステージに上がったかのような飛び入り感が滲む中、ガチガチに緊張しながらメンバーの前に立ち、「カモネギックス」っぽい曲に乗せて、現代舞踏の前衛感漂うダンスを踊っている、そんな感じだった。

いきなりセンターに大抜擢された5期新人の中西アルノが、ステージ初日から大先輩だらけの選抜に溶け込み、ノビノビと笑顔でパフォーマンスなんてことは無理というもので、また他のメンバーもフリ入れやフォーメーション移動がまだ十分仕上がっていないだろうから、今後、テレビ披露を重ねるごとに、受ける印象も変わっていくと思います。


ただ気になったのは、歌声が素晴らしいと運営が称賛する中西アルノがセンター起用されたのに、彼女の生歌をメインに据える構成になっていないこと。

かといって、ソロダンスをがっつり見せるわけでもなく、彼女の何を引き出したいのか演出の意図がはっきりせず、新センターはどこが素晴らしいのか、個性が今ひとつ伝わってこなかった。

例えば、中西アルノがソロで歌うパートがふんだんにあって、彼女の生歌をステージの軸に据えるような構成なら、緊張で音を外したり、声が出なかったとしても、個人的にずっと高く評価したと思う。

ファンの反発を承知の上で、加入直後の新人を表題曲センターに大抜擢する、異例尽くめの選抜人事を敢行したのに、いざ蓋を開けてみると、パフォーマンス構成に攻めの姿勢がなく、彼女の魅力を思い切ってアピールするような場面が見当たらず、物足りなさが残った。


そんな中、これは攻めてるなと心に残ったのは、中西アルノを至近距離から見つめる山下美月の表情。

先輩が新入りの後輩を優しい眼差しで見つめるといった感じではなく、子ウサギにロックオンしたオオカミの目つき的な迫力で(笑)、それでも最後の一線は理性で踏み止まってますよ、ええ私は、といったYOASOBIの「怪物」を彷彿させるような物語感もある。

あるいは今後、どこかの音楽番組のステージで、1回くらいは一線を越えるんじゃないかという期待感もあって(笑)、次回以降も、山下美月の表情パフォーマンスから目が離せません。

5期センター大抜擢の中、受け入れるメンバーの胸中を考えると、複雑な気持ちになるけど、ステージ上で魅力的なパフォーマンスを見せていくしかないので、ぜひ頑張って欲しいなと。


ところで今日、乃木坂公式が29thシングルの商品概要を発表し、収録曲と担当メンバーが判明したので、以下に簡単に載せておきます。

(表1) 乃木坂46・29thシングル収録曲
曲名 (担当メンバー) 曲種
# 曲名に続く「^」は、MV付きの意
Actually…^ (29th選抜[c]中西アルノ) 表題曲
深読み (29th選抜) 共通曲
価値あるもの^ (久保阪口中村遠藤賀喜金川北川佐藤) TypeA限定曲
忘れないといいな^ (北野) TypeB限定曲
届かなくたって…^ (29thアンダー) TypeC限定曲
絶望の一秒前^ (5期生) TypeD限定曲

明るい未来へ向かって、さあこれからという5期生の最初の曲のタイトルが「絶望の一秒前」というのは、凄まじいですね(笑)。

常軌を逸した今回のセンター5期大抜擢といい、こうなると選抜、アンダー、5期生のメンバーだけでなく、もはや秋元康氏と運営の人たちのメンタルも心配になってくる。


さて、昨日、ビルボードHot100の02/23公開チャートが発表され、1項目でも100位圏内に入った坂道曲は以下の4曲でした。

(表1) 2022/02/23(水)公開 [02/28付] Billboard JAPAN Hot100での坂道曲の総合及び各項目順位
(総合) ビルボード総合順位 各項目順位 : CD発売後(前)週数 曲名_グループ名 Sg番号
# 項目記号の意味
P=CDセールス、D=ダウンロード数、S=ストリーミング数、R=ラジオ放送回数
L=PCによるCD読み取り数(ルックアップ)、T=ツイート数、M=国内動画再生回数
K=カラオケ歌唱回数、B=BUZZ(D+T+M)、F=総合100位圏内ランクイン回数
# 総合の「100外」と各項の「00」は共に100位圏外、「--」は集計対象外
# 集計対象期間は2022/02/14(月)~02/20(日)
# 100位圏内に入った項目が一つでもある坂道曲をCD発売の早い順にすべて記載
#「Make you happy」は配信開始週を1週目に設定
===== 総合100位圏内
該当する坂道曲なし
===== 総合100位圏外
(総合)100外 P80/D00/S00/R00/L00/T00/M00/K00/B00 : 22週目 君に叱られた_乃28
(総合)100外 P86/D00/S00/R00/L62/T00/M00/K00/B00 : 19週目 流れ弾_櫻3
(総合)100外 P91/D00/S00/R00/L65/T00/M00/K00/B00 : 17週目 ってか_日6
(総合)100外 P00/D00/S00/R00/L00/T27/M00/K00/B00 : 07週前 五月雨よ_櫻4
-----参考-----
(総合)100外 P00/D00/S00/R00/L00/T58/M00/K00/B00 : 86週目 Make you happy_NiZiU


櫻坂46・4thシングル表題曲「五月雨よ」は今回のチャートが、曲名公開2週目(W)に当たり、「ツイート数(T)」で27位にランクイン。

山﨑天が初センターに抜擢された4th表題曲の選抜発表に対するネットの反応が、今回のT項2Wに反映されている筈で、その結果の27位と考えられますが、一方、「総合」と「BUZZ」は前週に続き100位圏外でした。


次の表は、欅坂時代からの表題曲のT項初期5週順位推移ですが、「五月雨よ」は2W経過時点でRanking指数153点を獲得しています。

(表2) 櫻坂46&欅坂46表題系主要曲のBillboard JAPAN Hot100「ツイート数」順位推移
1→2→3→4→5W順位 : 圏内/対象週数 5W迄の最高順位 Ranking指数 曲名_Sg番号
# 対象週は曲名公開週を1週目(W)として数えている
#「00」は100位圏外、「nd」は未定
# 「五月雨よ」2Wは02/23公開チャート(02/14-20)
# 欅1st〜9th表題、櫻1st〜4th表題、10月のプール(以下略)、なぜ 恋(以下略)
上記15曲を初週日付の早い順に上から掲載
19→02→13→05→02 : 5/5週 02位 464点 サイレントマジョリティー_欅1
06→38→00→74→05 : 4/5週 05位 281点 世界には愛しかない_欅2
05→05→03→02→04 : 5/5週 02位 486点 二人セゾン_欅3
02→01→04→01→01 : 5/5週 01位 496点 不協和音_欅4
01→02→12→04→01 : 5/5週 01位 485点 風に吹かれても_欅5
06→04→04→04→01 : 5/5週 01位 486点 ガラスを割れ!_欅6
22→03→04→02→01 : 5/5週 01位 473点 アンビバレント_欅7
56→01→02→07→10 : 5/5週 01位 429点 黒い羊_欅8
07→75→00→00→63 : 3/5週 07位 158点 誰がその鐘を鳴らすのか?_欅9
00→00→00→00→00 : 0/5週 00位 000点 10月のプールに飛び込んだ_欅BestAb
42→89→00→00→67 : 3/5週 42位 105点 Nobody's fault_櫻1
00→28→00→00→49 : 2/5週 28位 125点 なぜ 恋をして来なかったんだろう?_櫻1C
38→15→04→24→60 : 5/5週 04位 364点 BAN_櫻2
52→30→22→27→37 : 5/5週 22位 337点 流れ弾_櫻3
22→27→nd→nd→nd : 2/2週 22位 153点 五月雨よ_櫻4


櫻坂46の表題3曲と「なぜ 恋をして来なかったんだろう?」のT項初期10週の順位推移グラフを載せておきます。

(表3)


MV公開やテレビ披露といったプロモーションの日程が曲によって異なり、T項順位はそれに大きく影響されるので、曲名公開からの経過週数を揃えての比較は、あまり意味がないという話もあるけど、とりあえず「五月雨よ」は好調な滑り出しじゃないでしょうか。

実際、2週経過時点のRanking指数153点は、1st「Nobody's fault」の5W経過時点の125点を越え、前作3rd「流れ弾」の同時期120点も上回っている。

(表4)


最年少メンバーの表題曲センター初起用に、渡邉理佐、原田葵という1期人気メンバーの「卒業」が重なり、曲への関心が高まっているのかもしれない。


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