乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
(テレビ・ラジオ・イベント・リリース)
09月22日(金) 映画『あさひなぐ』の公開スタート
09月22日(金) [地デ] 19:00〜 日本テレビ『沸騰ワード10』に、生駒里奈がロケ、生田絵梨花と西野七瀬がパネラーとして出演
09月24日(日) [特典] 18th「逃げ水」第2回個別握手会 in 神奈川・パシフィコ横浜
09月24日(日) [地デ] 13:30~ フジテレビ系『KinKi Kidsのブンブブーン』に、桜井玲香、西野七瀬、松村沙友理が出演
09月24日(日) [CS] 23:30~24:00 TBSチャンネル1『乃木坂46えいご (のぎえいご) #20『に、レギュラーとして川後陽菜、能條愛未、和田まあや、ゲストとして3期生12人全員が出演。再放送は、9月30日(土)10:30~11:00
09月25日(月) [地デ] 19:00~21:00 日本テレビ系『有吉ゼミSP』に、生駒里奈が出演
09月25日(月) [地デ] 21:00~22:54 日本テレビ系『笑神様は突然に…』に、生駒里奈と伊藤かりんが出演
09月26日(火) [地デ] 23:15~24:15 テレビ朝日系『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』に、生駒里奈が出演
09月28日(木) [地デ] 22:54~23:00 フジテレビ系『My first baito』
09月29日(金) [特典] 3rdアルバム「生まれてから初めて見た夢」発売記念「セブン-イレブンライブ」 in ポートメッセなごや。開演19:30
09月30日(土) [特典] 18枚目シングル「逃げ水」第3回個別握手会 in 愛知・ポートメッセなごや
09月30日(土) [FM] 25:00~25:30 TOKYO FM『澤本・権八のすぐに終わりますから。』に、西野七瀬がゲストとして出演
乃木坂の19枚目表題曲「いつかできるから今日できる」は、フルバージョンMVが、9月21日(木)正午にYouTubeで公開され、現在3日目に入っています。
ごく初期の段階ですが、初日と2日目の再生回数が出ているので、少し見ておきましょう。
(表1) 乃木坂&欅坂シングル表題曲フルバージョンMVの公開初日、2日目の再生回数推移
凡例
公開初日終わりの累計/+初日の積み上げA → 2日目終わりの累計/+2日目の積み上げB (初日に対する2日目の積み上げ比 B/A) シングル番号 曲名
# 再生回数は「累計」「積み上げ」ともに万回単位
# 公開初日の「累計」と「積み上げ」は同じ値
乃木坂
086.6/+086.6 → 121.1/+034.6 (0.399) : 19 いつかできるから今日できる
078.9/+078.9 → 109.8/+030.9 (0.392) : 18 逃げ水
092.8/+092.8 → 145.0/+052.2 (0.563) : 17 インフルエンサー
054.9/+054.9 → 096.3/+041.4 (0.754) : 16 サヨナラの意味
023.9/+023.9 → 051.6/+027.7 (1.159) : 15 裸足でSummer
欅坂
127.7/+127.7 → 195.0/+067.4 (0.528) : 04 不協和音
047.6/+047.6 → 093.1/+045.5 (0.956) : 03 二人セゾン
034.8/+034.8 → 059.1/+024.3 (0.698) : 02 世界には愛しかない
026.5/+026.5 → 051.7/+025.2 (0.954) : 02C/W 語るなら未来を…
「いつかできるから今日できる」MV再生数は、公開開始から24時間経った22日(金)正午に累計86.6万回、さらに24時間後の23日(土)正午は121.1万回に達しています。
最初の24時間と次の24時間における再生数の積み上げは、それぞれ86.6万回と34.6万回で、2日目の伸びは初日の39.9%に縮小している。
公開開始から時間が経つにつれ、再生数の増加速度が鈍るのは普通のことですが、過去の表題曲MVを調べると、この(2日目/初日)積み上げ比率は、15枚目「裸足でSummer」で115.9%とむしろ増えていたものが、16枚目「サヨナラの意味」75.4%、17枚目「インフルエンサー」56.3%、18枚目「逃げ水」39.2%と、シングルごとに下落を続けてきました。
MVが公開された初日は、既存ファンが一斉に作品を観るのだけど、その日で視聴を止めてしまう人が、去年夏以降、増えていていき、2日目における再生数積み上げの鈍化が、徐々に激しくなっているのかもしれません。
MV人気を判断するには、まだまだ今後の推移を追う必要がありますが、欅坂の表題曲MVでは、iTunes Store トップソング200位以内に225日ランクインした、とくに人気の高い「二人セゾン」は、(2日目/初日)積み上げ比率が95.6%と非常に大きい。
また、初日が127.7万回と、桁違いの積み上げを見せた「不協和音」ですら、52.8%に留まっている。
こういうデータを眺めていると、「いつかできるから今日できる」の39.9%は、16枚目以降の下落率増大に、一応の歯止めを掛けたものの、映画『あさひなぐ』の主題歌であり、全国ロードショーに時期を重ねてのMV公開なので、やや物足りない印象を受けてしまいます。
ちなみに、(表1)に「サイレントマジョリティー」MVのデータがないのは、当時はまだ、公開1日目から毎日再生数を記録するといった、詳細なチェックを行なっておらず、(2日目/初日)積み上げ比率を計算するデータがないためです(笑)。
映画『あさひなぐ』の全国ロードショーが9月22日(金)である一方、主題歌「いつかできるから今日できる」を表題に据えたシングルCDの発売が10月11日(水)と半月以上遅いため、19枚目に関しては、通常より早く「仕掛け」ている感があります。
ただ、表題曲MVの公開時期については、以下のように、いつも通りの範囲に入っている。
(表2) 乃木坂シングル表題曲フルバージョンMVの公開時期推移
凡例
CD発売日午前零時を原点としたMV公開のタイミング [公開期間の長さ : 公開開始日時〜公開終了日時] 曲名
# 現在公開中MVの「公開期間の長さ」は、公開開始から2017/09/23_16:30までの経過日数
# すべてフルバージョンMVに関するデータ
19.5日前 [002.2日間 : 2017/09/21(木)12:00〜公開中] いつかできるから今日できる
18.5日前 [064.2日間 : 2017/07/21(金)12:00〜公開中] 逃げ水
19.5日前 [205.2日間 : 2017/03/02(木)12:00〜公開中] インフルエンサー
18.5日前 [337.2日間 : 2016/10/21(金)12:00〜公開中] サヨナラの意味
18.5日前 [442.2日間 : 2016/07/08(金)12:00〜公開中] 裸足でSummer
20.5日前 [020.5日間 : 03/02(水)12:00〜03/23(水)00:00] ハルジオンが咲く頃
15枚目「裸足でSummer」以降、表題曲MVは、CDリリース3週前の木曜日か金曜日の正午に公開され、19枚目も該当する週の木曜正午だった。
金曜にしなかったのは、その日、映画『あさひなぐ』の封切りが、朝のワイドショー芸能コーナーにおいて取り上げられるだろうから、前日の木曜に、主題歌MV解禁のニュースを流してもらい、2日連続でのキャンペーンを狙ったのかもしれません。
安室奈美恵さんが来年9月の引退を発表したため、乃木坂側の目論見は、かなり外れた気もしますが(笑)、いずれにせよ、リリース3週前木曜正午のMV公開は、近年採用されてきた、ごくオーソドックスなパターンです。
(表2)が示すように、「ハルジオンが咲く頃」のフルバージョンMVは、発売3週前の水曜公開で、14枚目以前は、よくあるタイミングでした。
おそらく、その頃は、CDリリースと同時に、ショートバージョンに差し替えていたので、表題曲のフルMVを、せめて3週間は無料公開したいという意図から、水曜だったとも考えられます。
15枚目以降の表題曲フルMVは、期限を定めず公開されているので、水曜にこだわる必要はなく、少し遅めで、かつ個別握手会の応募受付が行われる木曜金曜にシフトしたというのは、想像力が逞しすぎるでしょうか(笑)。
19枚目表題曲は、MV公開のタイミングこそ通常の範囲内でしたが、それ以外の面では、映画『あさひなぐ』の公開を睨んで、特別パターンを連発しています(笑)。
まず、毎シングル、ほぼテレビ初披露の舞台となる『MUSIC STATION』への出演が、いつもより1ヶ月近く早かった。
(表3) テレビ朝日『MUSIC STATION』で、乃木坂がシングル表題曲を披露した時期の推移
凡例
CD発売日午前零時を原点としたMステ披露のタイミング [番組開始日時] 曲名
32.2日前 [2017/09/08(金)20:00] いつかできるから今日できる
04.2日前 [2017/08/04(金)20:00] 逃げ水
04.2日前 [2017/03/17(金)20:00] インフルエンサー
04.2日前 [2016/11/04(金)20:00] サヨナラの意味
02.8日後 [2016/07/29(金)20:00] 裸足でSummer
「裸足でSummer」をMステでパフォーマンスしたのは、CDがリリースされた水曜直後の金曜、「サヨナラの意味」「インフルエンサー」「逃げ水」は直前の金曜で、少なくとも15枚目から18枚目は、シングル発売の1週間以内に、表題曲のステージがテレビ朝日から生放送されている。
ところが、「いつかできるから今日できる」のMステ披露は、映画『あさひなぐ』公開日の2週間前、CD発売日から遡って5番目の金曜日だった。
MV公開は映画公開の前日なので、すでにテレビでのステージパフォーマンスが放送された状態で、YouTubeに映像作品がアップされたわけで、おそらく初めてのことじゃないでしょうか。
また、カラオケでの配信も始まっているようで、Mステのステージにおいて、西野七瀬、白石麻衣、齋藤飛鳥、堀未央奈のフロント4人が、歌い出しのソロリレーを生歌唱したのは、歌いやすい曲であることをアピールして、リクエストを増やそうという意図があったのかもしれません。
確かに、「いつかできるから今日できる」は、乃木坂の他の曲と比べても、使っている音域がさほど広くなく、歌いやすいメロディーに仕上がっていて、いつも以上にカラオケを意識した節がある。
9月19日(火)に放送された日本テレビ系バラエティ『火曜サプライズ』おいて、ゲスト出演した生田絵梨花と白石麻衣は、共通の悩みとして、「乃木坂の曲は、あまりカラオケで歌ってもらえていない」と、スピリチュアル・カウンセラーの江原啓之さんに相談していて、この時期に「カラオケ」という言葉が選抜トップメンバーから飛び出しています。
まあ、江原さんに相談するより、ボイストレーナーに歌い方を指導してもらった方が、効果的という気がするけど(笑)、カラオケの配信を、全国ロードショーに合わせた早い時期に持ってきて、そこに曲全部を何度も聴けるフルMVの公開を重ねたのは、MVで楽曲と『あさひなぐ』を予習し、劇場で映画を鑑賞し、カラオケで主題歌を歌ってもらい、ヒットを狙う作戦なんでしょうか(笑)。
テレビ披露、カラオケ配信だけでなく、ダウンロード配信も、「いつかできるから今日できる」のみ、9月22日(金)から始まっています。
19枚目収録曲がすべて入った配信パッケージ「Special Edition」は、いつも通り、CD発売1週間前からの「先行」配信ですが、表題曲だけは、それより12日も早い単独配信になっている。
折しも、安室奈美恵の引退発表直後で、iTunes Store トップソングは、現在、1位「Hero」、2位「Don't wanna cry」、3位「CAN YOU CELEBRATE?」を始め、往年のヒット曲が多数ランクインして、「アムロ祭り」の様相を呈しています。
こういった特殊な状況下で、乃木坂の新曲が、果たしてどこまで上位に食い込めるのか、全然読めなかったけど、実際には、配信開始直後から、ぐんぐん順位をアップして、私が確認できた限りでは、ひとまず、最高で4位まで辿り着いています。
(表4) iTunes Store トップソングにおける、乃木坂&欅坂シングル表題曲の配信全期間に渡る順位帯分布
凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (200位以内にランクインした日数 / 配信日数; 確認できた最高順位) 曲名
# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
# ランキング対象の配信源は、Special Edition に収録されたもの
# 配信開始から2017/09/22(金)までのデータを示している
#「今、話したい誰かがいる」は、配信初期50日間のデータ
乃木坂
01-00-00-00-00 / 00-00-00 [000] (001/001日; 4位) いつかできるから今日できる
08-02-06-05-02 / 19-10-00 [000] (052/052日; 4位) 逃げ水
09-07-14-13-10 / 49-46-21 [023] (169/192日; 4位) インフルエンサー
07-09-14-18-22 / 53-39-10 [153] (172/325日; 3位) サヨナラの意味
05-09-05-04-03 / 13-18-21 [352] (078/430日; 8位) 裸足でSummer
02-03-04-06-04 / 12-11-09 [498] (051/549日; 5位) ハルジオンが咲く頃
09-05-07-00-06 / 23-00-00 [000] (050/050日; 4位) 今、話したい誰かがいる
欅坂
14-04-04-05-12 / 60-29-23 [020] (151/171日; 1位) 不協和音
12-16-22-19-09 / 64-43-40 [072] (225/297日; 2位) 二人セゾン
06-02-04-01-01 / 29-67-33 [266] (143/409日; 3位) 世界には愛しかない
47-40-46-53-81 / 221-47-00 [00] (535/535日; 1位) サイレントマジョリティー
上表のように、「いつかできるから今日できる」の4位は、これまでの表題曲と比べて遜色ない順位で、「前門のアムロ、後門のアムロ」状態を考慮すると(笑)、かなり力強く上位へ食い込んだと言えるんじゃないでしょうか。
最高順位に関しては、CD発売週に、もう一度、上昇気流が起こる可能性があるので、4位で確定するのは、まだ早いと思います。
4作しかシングルをリリースしていない欅坂は、「不協和音」と「サイレントマジョリティー」で、すでに2回も1位を獲得していて、乃木坂にとって、トップソング1位は、一つの悲願になっています。
全国100以上の劇場で上映される映画の主題歌というのは、かつてないほど分厚い新曲キャンペーンなので、19枚目で悲願を達成できるかどうか、期待しながら、注目しています。
2週間もすれば、トップソングにおけるアムロ旋風も、少しは凪ぐんじゃないかと、って甘いかな(笑)。
最後に、「いつかできるから今日できる」フルバージョンMVの感想を。
ダンスシーンにおける、個々メンバーのアップショットが、光量多めで、魅力的に仕上げられていたり、眼鏡を外して、こちらを見つめる齋藤飛鳥を、これでもかというくらい美しく撮っていたり、印象に残るシーンは少なくなかったです。
また、所々挿入される映画のシーンは、音楽との相乗効果で、疾走感があって、引き込まれるものがある。
ただ、作品全体に渡って、肌合いやテンションの異なる複数のシーンが、モザイクのように散りばめられ、それらが相互にどう関連するのかよく分からず、「ん〜?」と違和感を覚えることが多かった。
例えば、栃木県の「久保講堂」だと思いますが、木造の建物に接する外廊下に、西野七瀬と白石麻衣が登場するシーンは、映画のシーンと、雰囲気やテンションが、全然異なっている。
現在の映画は、フィルム現像ではないだろうけど、そういったテイストを残しているのか、ロケ地でMV用に撮影した映像とは、まず質感や肌触りが違う。
しかも、映画では、なぎなたの道着に身を包み、高校生として躍動する青春を過ごしている西野白石が、ロケ地映像では、実年齢に合った服を着て、大人っぽく落ち着いた表情を見せている。
全く異なる二つのドラマに、同じ女優が出演して、それぞれの作品のシーンを交互に見せられているようで、つながりや統一感がなく、何が作品の本線なのかが分からない。
また、齋藤飛鳥や堀未央奈など、複数のメンバーが、体育館で窓近くの席に座り、中央エリアで行われていることを、みんなで観ているシーンは、その後に挿入される、映画におけるなぎなた部の稽古シーンと比べ、観客である生徒のテンションや空間を照らす光の質が、まったく相容れない「水と油」状態で、あしゅと堀ちゃんは、「何を観ているのか?」がすんなり伝わってこない。
おそらく、映画シーンでなぎなたに打ち込み、輝いている西野七瀬や白石麻衣を、ロケ地シーンで、同じ学校の齋藤飛鳥が目撃し、強いインパクトを受け、家に帰って、観たものを何枚もの絵に描き、憧れを募らせ、最後に、眼鏡を外して見つめるシーンで、ななせまると直接会って、自分の思いを行動に移していく、といった流れなんだと思います。
ただ、あしゅの眼差しに気づくなーちゃんは、映画シーンの西野ではなく、ロケ地シーンの西野なので(笑)、二人の間に迸る熱いものが、イマイチ心に入ってこない。
というより、そもそも西野七瀬と齋藤飛鳥は、ロケ地撮影のソロシーンで、なぜ意味深な表情をしているのか、かなりの回数MVを観ないと、理由に思い至らなかった。
個人的な好みを述べると、映画シーンとダンスシーンのみで構成して、ロケ地シーンは要らないと思います。
映画作品が持っている雰囲気とテンションに、楽曲とダンスのリズムをシンプルに組み合わせた方が、青春物語の疾走感が強調されて、ノリの良いMVになったんじゃないかと。
しかも、主人公が西野七瀬であり、白石麻衣と深く関わるという、映画物語の中核がブレることなく伝わってくる。
齋藤飛鳥が舞台版『あさひなぐ』の主役であり、西野七瀬と並んで19th選抜のセンターなので、あしゅをフィーチャーする必要があったのかもしれません。
しかし、そのことが、MVの世界を複雑にしてしまい、二人はどういう関係なのか?、映画シーンとロケ地シーンはどうつながるのか?、いくつも疑問が生じて、青春スポ根物語である『あさひなぐ』の世界に、素直に没入しづらくなっている。
これだけふんだんに映画シーンを投入している以上、MVの主人公も西野七瀬に絞るべきで、主人公の存在感を霞ませかねない、別の主人公は入れるべきではないかと。
ただ、もし、どうしても齋藤飛鳥もフィーチャーしたいのであれば、映画シーンを入れず、ロケ地シーンで、ななせまるとあしゅをWメインに据え、楽曲イメージに寄せた映像を作り、そこにダンスシーンを挿入するしかない。
結局、このMVは、映画の予告宣伝なのか、それともWセンターを擁する19th選抜による楽曲のプロモーションなのか、その辺のコンセプトが曖昧なため、西野単独主役なのか、西野飛鳥W主役なのかが明快にならず、色んな方向性を持った映像シーンが、バラバラに詰め込まれたような、鑑賞者が気持ちを入れ込みにくい作品になっている。
まあ、考えてみると、Wセンターという発想自体が、何かを決断できない妥協の産物に他ならず、その上、一人を舞台の主役、もう一人を映画の主演にして、映画の主題歌を二人に担当させるという、複雑極まりないシチュエーションを作ってしまった。
MVの主人公を誰にするのか、本来なら「選抜センター」という単純な答えで済む話を、かなりの難問にしてしまった出発点は、Wセンターという根本的に矛盾した方式にあり、舞台に気を配って、19枚目を映画宣伝シングルに特化できなかったっことが、それに拍車を掛けたのだと思います。
乃木坂運営の合同会社は、今、色んな方向性を持った人々が、バラバラに詰め込まれたような組織に陥っていて、日夜、妥協に妥協を重ねた「決断」をし続けているなんて怖ろしいこと、MVを観ながらついつい想像してしまったんですが、もちろん杞憂だと、笑い飛ばして大丈夫ですよね(笑)。
最近、速報性が求められる情報に関して、随時、ツイートを出していて、次にその一部を抜粋しています。
さらに読みたい方は、以下のアカウントをご参照下さい。
アレチボルト@sabakunonezumi のツイッターアカウント
『ウルトラFES』の乃木坂「インフルエンサー」、「間違えないようにね」とのタモリ発言には、Mステ生歌を思い出してドキッとしたけど、ダンスはなんとか範囲に収めたと思う。キレと揃いは甘いものの、最後まで踊りに気持ちが込もって見応えがあった。厳しい条件での生中継ステージ、お疲れ様でした
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『ウルトラFES』で披露された曲のiTunes順位が軒並み上昇。欅坂「サイレントマジョリティー」56日ぶりTOP50、乃木坂「インフルエンサー」27日ぶり150位以内、AKB48「365日」19日ぶり100位以内、「恋チュン」久々の200位リスト再登場。来年も出た方がいいと思う笑
17:39 - 2017年9月19日
『ZIP!』と『めざましテレビ』の公式アカウントが、乃木坂の明朝出演を告知。前者には「西野&飛鳥Wセンター」とあり、「いつかできるから今日できる」の関連情報を流すようで、正午MV公開に向けたメディア解禁の可能性も。主題歌MV公開、映画『あさひなぐ』公開と2日連続テレビ宣伝の意図か
19:00 - 2017年9月20日
今日正午から19th表題&映画主題歌「いつかできるから今日できる」MVがYouTubeでフルバージョン公開。乃木坂公式サイトの最新記事に撮影詳細。『あさひなぐ』劇場版映像とロケ別撮りを映画の世界観を壊さないようミックス。ただ、舞台版主役、齋藤飛鳥の印象が映画キャスト以上に強く残る
12:59 - 2017年9月21日
乃木坂46「いつかできるから今日できる」iTunesランクが、23日(土)午前0時現在、6位まで上昇。安室奈美恵往年のヒット曲が多数上位に入る中、それらをかき分けての浮上で、もう鮭の滝登り状態。表題曲の最高順位は、「逃げ水」4位、「インフルエンサー」4位、「サヨナラの意味」3位。
0:32 - 2017年9月23日
「いつかできるから今日できる」MV再生回数の公開2日目積み上げは35万で初日の40%。「サヨナラの意味」からの下落率増大は止まったものの、映画『あさひなぐ』との連動を考えると、やや加速感が乏しい印象。2日目の累計は121万で「逃げ水」110万と「インフルエンサー」145万の中間。
12:32 - 2017年9月23日
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