kaeruのつぶやき

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元禄二年三月廿七日、粕壁宿泊。

2013-09-15 20:50:06 | kaeruの「おくのほそ道」

■奥の細道の旅
○現在地
春日部に到着しました。おめでとうございます。
次の目的地目指してがんばりましょう。

○次の目的地   室の八島   

○次の目的地までの距離  68.9km

○次の目的地までの歩数   91,516歩

 これは三日前・12日に受けた報告です。 今日のところでは、「あと39.4km

あと52,453歩で達成です」 とのことです。 昨日までで29.5km ・39,063歩 

歩いたわけです。

 

 春日部の当時の地名が粕壁で、現在の春日部市の中心部にその地名の町が

あるそうで、 粕壁宿の名を残しているのでしょう。

 『おくのおそ道』本文では千住をあとにして草加に泊まったように書かれています

が、同行した曽良の日記には「廿七日  夜カスカベニ泊ル。江戸ヨリ九里余。」と

記していますので、これは芭蕉の記憶違いでしょう、という説明になっています。

(井本農一『奥の細道をたどる』)

 この井本さんの本に 「春日部市を自動車で通り抜ける。この地方ではちょっと大

きな街で、市街には商店街もいちおう整っている。人口三万余だという」とあります。

著者がこの旅行記を雑誌「俳句」に掲載したのは昭和30年1月号からだということ

で、そのころの3万が現在23万を大きく超えています。