今回は下町歩きツアーとして亀戸を起点に「東武亀戸線」に沿う感じで行ってみたいと思います。
今回の撮影は所々でモノクロで撮影してみました。(使用機種:ライカM8+NIKKOR50mm f2.0)
亀戸は総武線の駅であり、東武亀戸線の起点の地。亀戸天神では毎年藤の花まつりが行われ
ることでも有名。近くには亀戸水神も祭られている。
一行は亀戸駅に集合し、商店街から東方向へ進路をとり旧中川を目指す。中低層の建物(明治
通り沿いには高層住宅もある)が多く空を広く感じることができる。
前からこのエリアは撮影に来たいと思いながらもなかなか来る機会にあたらず今日に至っていた
が予想とは違い特に立花、東隅田エリアは中小の町工場が多く立ち並ぶ地域であった。そのなか
でも鉄鋼関係や瓶製作工場は外からも垣間見ることができ今時分流行っている工場見学もどきを
行う。
八広エリアは、低層住宅が多く密集して立ち並んでおり路地が行き交っている。もう一度同じ道を
歩いてみろと言われたらおそらく無理だろう。また銭湯も多く営業しており煙突が空に伸びているの
を見ることが多くあった。古き昭和な姿に近いのかもしれない。たまに危ないのが道で行われてい
る家庭菜園。(もう寒くなっているせいなのか?枯れたのが多かったが)なんどか足をぶつけそうに
なる(笑)
そのような住宅の中では長年の役目を終えて静かに主をなくして朽ちていう姿をさらしているもの
もある。時代とともにこうして少しずつ消えていくのかもとおもうとセンチになるのであった。
八広から文花に抜けるころに地元商店街にぶつかるのだが・・・・空店舗を多く見かける。そして日
曜のせいか閉まっている店が多くサビレを超越して眠っている商店街に驚くのであった。
これでは・・・・平日も遅く帰ってくる共稼ぎ世帯は利用できないだろうな・・・。
すなわち商店街活性化は商品券とかの配布よりもその営業時間帯などの変化したニーズへの対
応が必要なのではなかろうか?思い切って午後から開店とかも斬新かも知れない。夜遅くまでやっ
ていれば(程度はあるが)人の流れも変わる可能性だってあるだろう。
つづく