南瓜頭

入る帽子がない南瓜のあたまでっかち日記です。
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写真:「都電荒川線」(大塚ー三ノ輪)

2005年05月03日 | 関東小鉄の旅写真

 珍しく二度のプレを踏まえての撮影に望んだ「都電本撮影」。待ち合わせは少々早めの午前10時に大塚駅とし、大塚→三ノ輪のルートとして出発する。

(大塚駅)
 南口は坂道の上り下り軌道であり、なおかつ車歩道の中央を専用軌道で走ることが加わっており、まじかで撮影できるのと、坂道のため登り側が速度が落ちたりと比較的狙いやすいので、三者三様にて撮影。


(庚申塚)
 降りてすぐ巣鴨地蔵へ続く道に面する駅、駅構内には軽食堂があったりと、ややもすれもば時間が止まっている様にも思える町並み。「4の日」ではないので露天商が出店してない分歩きやすい。(あったほうが楽しいのだが)合羽橋とかでみかける「食品サンプル」を店先に並べている食堂や、たい焼き、チヂミ、今川焼き等の屋台食べ物も売られ、お茶、和菓子の店も軒を並べている。そしてそれらのどれも値段が良心的なのには驚かさせられた。やっぱり流れている時間はゆっくりなのだと思った。
 実際に思い返してみれば数年前まで文京区内に住んでいたが、ここ数年で町並みが急激に変わっている。特に空が無くなってしまった。背の高い大きなマンションやビルが次々と建設されたためなのだが、文教の地として知られ、緑があり、空が都心の中心にありながら広く見えた地が、日本のどこにでもあるような無機質な町並みに変化していっている。(古ければいいとは言わないが)
 時代の流れだという意見、再開発によって住民が増えないと財政面の収支がという意見様々に意見をお持ちのようだが、地域には地域の名というものがあることを忘れてはならないと考える。
 
 ここは”文教の町”なのだというものを忘れているかのように見える行政区政のあり方に疑問をもってしまう。(この意見に子供の数が減っていくのに、住民を増やす開発に反対するのは矛盾するのではないかと言う指摘を受けることがあるが、教育の場である学校数はそもそも重要ではない。一校毎における教育水準の質の問題が前提であるというのがこれにたいする反論である。公立学校の数が減るのは自然の流れである、それよりも教育の質を如何に高めるかが目の前の課題であると重ねて述べる。余談だが保育園等の需要に対しての不足について数年前に知人から話を聞いたが、その後対策は練られているのだろうか?)と考えながら、是非地域色を重視した再開発をして欲しいと願いつつ、私は道を歩いていく。(なんとなく無力さを感じる。)

 途中で”ガチャガチャ”をやった。小さい「トランシーバー」(有効距離10~15メートル)のが出てきたので、部員全員の標準装備にと数回行うがその後は「亀」「アザラシ」のビニールミニチュアや「駒」と期待していたのとは違うものが・・・・「そういえば子供の頃けっこう痛い目にあったけな」と遅まきながらに思い出した。


 (荒川遊園地)
 庚申塚で案外時間を消費してしまったので、スピードアップ。昼飯をまずはとろうとなり、駅近くの「蕎麦屋」の席につく。「カツカレー」か「カレー丼」かでかなり悩んだのだが、久しぶりに「蕎麦屋のカレー」を食べたかったのでカツカレーをチョイス。そして文字通り黄色いカレーが掛かったカレーがテーブルに運ばれてきた。写真では普通のカレーに見えるが、この皿結構底が深く量が多い。

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 他の二人は「おおもり」(大盛りのもりそば)を頼んでおりそれも量があった。
 食べていると、「安田大サーカス」の大きな人のような方(以下?さん)と、その友人らしき人が隣に座った。そして?さん「カツカレーとおおもり」とオーダーする。先に書いたような量である。一瞬疑った、興味半分に見ているとすっごい!勢いで胃に収めている。そしてカツカレーをたらいあげると、おもむろに食器を移動させ、おおもりへ取り組む、すると友人「おまえもう一つたべても大丈夫だよ、俺ゆっくり食べるから」と言う。「イヤ!健康上の配慮で止めたほうがいいのではないのかな??」と内心思う。

 さて全員満腹になったので、遊園地内に入り休憩場でお茶をしながら小休止とする。園内はGWともあり、家族連れでどこも行列。その中で「いもむし」の形をしたジェットコースターに目がいった。興味はコースターの高低とかいったものではない、乗り物外観にいった。怖い感じさえ受ける満面の笑みをたたえたその姿、何故故に?その御姿になられもんした?(薩摩弁?)


(三ノ輪橋)
 正確には一駅前の「荒川一中前」で下車し三ノ輪橋に向う(商店街のほぼ両端に駅がある)途中で「コロッケ」(3枚190円)と焼き鳥を購入。他二人は靴も購入。(同じのと色違いを2足購入してた)撮影よりも”食い気”と”ショッピング”になった感じだった。それはそれで楽しい。


 撮影と言う面では「プレ撮影」のほうがらしいといえばらしい格好になったが、本来の楽しむと言う面では今回のほうが何段にもまして楽しく本分を尽くせたと言えると思う。
そしてこの夜、この写真の撮影の会合の正式名が決まる。ってなんだったけ・・・・。(ー_ー