南瓜頭

入る帽子がない南瓜のあたまでっかち日記です。
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ピントチェックルーペ

2015年08月13日 | カメラアクセサリー(ライカ編)
レンズのピントやボケを確認する為の
アクセサリー、ピントチェックルーペを
拝見させてもらった。



Lマウントが付いている



スリガラス側で写し出された、映すか?
映像で確認する。



試しに招き猫をMエルマー50mm、f3.5を
つけたもので見てみると、ああ写ってる。

考えてみれば
二眼レフでピント確認するときにスリガ
ラスあてるのと、ホースマンなどの大きな
カメラでピン合わせするのと同じことか。

と妙に納得しつつ、今ならミラーレス機に
付けてチェックを入れられるものだが
ピントチェックルーペの方が味な気もした

尚、写真のルーペは純正品ではなく社外品
とのこと。純正品は高値らしい。

貴重なものありがとうございました。

【カメラアクセサリー】 三脚穴を中央にする。

2014年06月05日 | カメラアクセサリー(ライカ編)

バルナック、M型共に三脚穴は右手側に寄っているのを
中央にするアイテムについての話。


↑ 長らく使っているバルナック型ライカ3A

 

↑裏側にすると三脚穴が姿を現す。なお穴が大きい(大ネジ)
ので小ネジの三脚(一般的な三脚)に付けるには穴を小さく
するアダプターが必要となる。

※三脚穴の基準は2つあり、大ネジ、小ネジと大小ある。

 

ライカを使ってて三脚を使ったことは実際数度と数える
位しかないのだが(身も蓋もないけど・・・)

その数度でも三脚座にボディーの端で固定するのは、
どことなく違和感を覚える横長の台座にすればいいだけ
の話でそれも試みて解決としたいところだがスマートに欠
けていまいち納得がいかない。そんな折にサードパー
ティーから(カメラ屋の話では米国製らしい)そういう声に
応えようとアクセサリーが提供されていたらしい。

らしい、というよりされてた。ということで実物が↓

装着前の状態。アクセサリー右側のネジを回すと
内部の固定具が本体にフィットする。
金属同士くっつくことでの傷防止のため?なのか
内側は布製のもので覆われている配慮ぶり。

 

これで中央に三脚台座を設置できるのだが・・・右手部分にも
穴が開いている。そして穴は小さい(一般的な三脚で使用OK)

気づくところで、せっかくのバルナックライカのコンパクトさが
なくなってしまうところが大きい。それでも中央で固定できる
アイテムとして考案されたのだろう。

もうひとつ役割として底面と左右面のプロクテクターの要素を
付け加えなくもない・・・・。笑

 

 

 

 

 

 


【カメラアクセサリー】 外付けセルフタイマー

2014年04月06日 | カメラアクセサリー(ライカ編)

シャッターボタンの穴に取付けてセルフタイマー機能を実現する
アクセサリー。外付けセルフタイマーについて取り上げたい。

※ライカ用だけではないのであしからず。



左から、順番にハンザ製(バルナックライカ用)・エツミ製・ハンザ製・
ハクバ製・チェリー製。




バルナックライカの場合シャッター穴がないので、枠を外してその溝に
取付けられるようになっている。M型は穴があるのでその必要がない。

 



セルフタイマーで撮影するということは、撮影者もその被写体になる
ことが多いのでシャッターが切れるタイミングを音でつかむことが
多くなるのだがこの間が意外と長く顔のテンションがひきつってくる
ことにつながる。

 

そのため視覚確認ができるようにか?赤印が大きくとっている形状
をしているようだ。尚秒数表示がない。

※三脚などでカメラを固定して低速撮影する時には秒数表示は
いらないのだろうし、ゼンマイ仕掛けなので目安程度だろう。

 

ハンザのセルフタイマー2つ目。最初のバルナックライカ用とほぼ形状
は同じ。(バルナック用のは赤い部分が取れているようだ)タイマーの
回転方向を示す矢印の位置が異なるのと、写真では分かりずらいが
バルナック型のほうは正面左に、こち他の頭頂部分にON/OFFスイッ
チが設置されている。

 



シンプルなデザイン。としか言いようがないなあ。笑

続いてチェリーのセルフタイマーはちょっと洒落ている。

時間の経過とともに羽が左右から出てきて・・・・

 

 

最後の瞬間に翼を大きく広げた可愛らしい形状になる。その瞬間
シャッターが切れて羽がまた引っ込むという仕組み。

細かいけど芸のある細工に心がキュン☆とくる。

 

中古市場だと純正ライカ用でもない限り1,000~2,000円程度で
買えてしまうセルフタイマーだがそれぞれに形状が異なり各々で
いかに撮影のタイミングを教えようとしているのか比較をする分だけ
でも推定考察とする楽しみがある。答えはないけど。

 


ヌーキー(接写装置)で起こる面倒なこと

2013年09月29日 | カメラアクセサリー(ライカ編)

ライカM型やGXRに取り付けてみたらどうなるのか?
もともとLマウントなのでMLカプラーでくっつけることは
できる。そう思うのは不思議な話ではないだろう。

ところがである、まずM型に取り付けるとメガネの位置が
ファインダーのところに定まらない。それどころか取り
外すにしてもヌーキーの黒枠ファインダーが着脱ボタンの
前に来てしまい、指が届かなくなる・・・(M3)

仕方なくボールペンで着脱ボタンを押してレンズをやっとこ
外すに至るのでもう一度取り付けて写真に収める勇気も
ない。苦笑

一方GXRにとりつけてもメガネの位置はへんてこなところに
行ってしまう。(GXRについては撮影は可)
Mマウントなのだから・・・そりゃそうかもしれないけど。

 

 

そして更に深刻化を招くのがMLカプラーの形状に由来するもの。
以前これについて沈胴レンズの無限と形状との関係について
書いたことがあるが

http://blog.goo.ne.jp/kabotya-atama/e/de9899fe84865f52389c3e8dc3d5f429

こんかいもこれに関する。要は切込みの形状(一番上の写真の
緑と赤の枠部分)に伴うものです。

左の緑枠のものは切込みが広く円周上に入っているのだが、
右の赤枠のものは切込みが少なくなっている。なぜこうかは
分からないがこの二つの違いがヌーキーを使う上で大きく
異なる事態を生じる。

まずは切込みの大きい(緑枠)のカプラーにヌーキーを付けて
みると



↑はめ込む際は画面の右側から左側にヌーキーが回る

 



そのため、ヌーキーについている黒枠のメガネが微妙な加減で
切込み部分にはまり込んでしまう。 抜くときには同じ高さになる
ので抜けなくなってしまう。 本当に微妙な差で回ってしまうので
注意が必要、また抜くのも手では不可能なので、マウントに付け
た状態で優しく戻し細心の注意で外すと外れるのは外れるが、
いくら金属製とはいえ負荷がかかるのは好ましくない。避ける点
だといえる。

 

一方切込みの少ない(赤枠)のものでは、



↑ しっかりと最後まではめ込んだ状態。

 

↑ しっかりはまるところまでヌーキーを回しても切込みが小さいので
入り込まず、カプラーの上にヌーキーがとどまる。そのため抜くとき
高さが異なるので引っ掛かることがない。

※先ほどの緑の場合は赤の小さい切込みの中にヌーキーのめがねが
入っている状態です。

 

沈胴レンズの無限とMLカプラーの関係と、ヌーキーのカプラーとの
関係は逆の特性があるようだ。

 

 

 

 


バルナックカメラでの接写撮影 ヌーキー

2013年09月22日 | カメラアクセサリー(ライカ編)

レンジファインダーで撮影しているともう少し寄れたら・・・
と思うことがある。

何分にも最短距離85~100cmくらいのレンズでは
花をちょっと撮影するにもそう易々とはいかないのだ。

また室内で写真を撮る機会があってもちょっと近い・・・
というのが多々ある。そう思うと木村伊兵衛先生の瞬殺
撮影は絶対距離感と、絞りの使い方が神業というのも
少しは分かる。(100%分かれたら、距離計なしのバルナック
を使うのだろうけど)

等と考えているうちにヌーキーを久しぶりに見かける。

 

 

 

昨今レンズアダプターを使用してのオールドレンズを楽しむ
ことが人気になっているようだが、それはフランジバックの
差を距離を取らせて調整するものだが、写真の場合はその
距離で近接撮影をさせようというもの。

 

とりあえずGXRに取り付けてみる。

なおこのヌーキーはエルマー用とズマール(ヘクトール・ズミタール)用と
2種類あり、前期後期とまたわかれるらしい。

また↑でレンズ横に黒枠が来ているのはLMカプラーを介しているため
この位置になってしまう。(ちなみにM型につけてもこのようになる。)
そしてこのMLカプラーのリング形状で気を付けないと面倒なことも発生
することがわかった。それは次回。

 


↑バルナック型につけると黒枠がファインダー部分に合致する。

 


↑ レンズを外した正面より。ファインダーなどにはモザイク処理入



↑正面に使えるレンズ名の彫がある。のだが・・・本当にエルマー
付かないのかな~とやってみると



↑このように付いてしまった(しまったというのもどうかとは思うが)
個体差はあるのかもしれないが、ヌーキー側のレンズを固定する
溝よりもエルマーのほうが若干薄いので合体作業はズマールより
楽だった(;'∀')、なおかつ当たり前だがデジタルだとそのまま見た
とおりのピント合わせができるので撮影そのものも影響なく写せて
しまった。(バルナックではまだ実験していない)


下にしても落ちない。ただ外れやすいかもしれないけど・・・気を付ければ
いいレベルだろう。(たぶん)

個人的にはエルマーのほうがカッコいい!

と外観的なことはこれくらいにし実際にどれくらい寄れるようになる
のだろうか?

ズマール+GXRで実際に撮影すると


↑ ズマール単体での最短距離撮影

 


↑ ズマール+ヌーキーでの最長距離撮影

 


↑ ズマール+ヌーキーでの最短距離撮影

 かなり寄れることがわかる。世間一般にデジカメでできる1センチ接写には
遠く及ばないが、ここくらいまで寄れれば実用性も高いだろう、ただつけたり
外したりと大変だろうが。

余談だが、小西六50㎜/f3.5がヌーキーに付くか試してみたが、沈銅部分が
沈みこみがエルマーやズマールに比べて浅いのでヌーキーの爪まで届かなか
った。

日本光学(NIKON)やCANON、東京光学、ロシアレンズにも沈銅レンズが
でているが沈み込みと爪の厚さ次第では合体ロボみたいに遊べるかもしれない。


【カメラアクセサリー】 二股シュー

2012年12月24日 | カメラアクセサリー(ライカ編)

いまではたまに売れ残りを見かける程度になった似たようなものでプラのものが
でているが金属製の質感にはかなわない。

 

でなに?となるこれ。なにに使うのか?

 

答えはこういう感じに・・・まーファインダーをダブル付けにしてもいいし・・・
VCメーターの様にシューに取り付ける露出計などの場合にファインダー
が付けられないなどの使い勝手の悪さの改善を目指したものらしい。

一眼レフでNIKON Fの巻き取りの上にも付けられるアイテムを見た事が
ある。ペンタが△であったせいだろうか?

一つ言うとこれを買ったわいいが実際に使う事は1回位だった。とにかく
目立って仕方がない・・・。なんでこいつは超合金みたいなカメラを使って
いるのかみたいな視線が痛いので使えずにいる・・・・


【カメラアクセサリー】 ライカ MLアダプターリングの形状の違いで・・・

2012年04月14日 | カメラアクセサリー(ライカ編)

LマウントレンズをMLアダプターでMマウントにして使用
できるのは周知の通りですが、このアダプターはミラー
レスのデジカメが出てきて色々な会社さんのモノをより
見かけるようになり、値段も下がってきていて良い事なの
ですが・・・ちょっと注意がいる。

というのが今回の話。

 

とりあえず、所有のアダプターを並べてみました。(左上:どっかのメーカー笑。右上:
フォクトレンダー。左下フォクトレンダー。右下アベノン)

まず比較して分かるのが緑の枠で囲った方が赤い枠で囲ったリングより切り込み
部分が大きいという事。ちなみに赤い枠の丸内にある(左側)凹みの所が無限位置
になる。

ではこの切り込みの違いが何を生むのでしょうか?(@_@)

 

 

ポピュラーな(L)エルマー50mm/f3.5に装着して比べてみると・・・

 

↓ 緑枠の切り込みがある方。レンズのレバーの底部がハッキリ見えます。

 

 

↓ 赤枠の切り込みのないものはレバーの底部が全部見えない。

 

この違いにより、無限位置にレバー(ピント合わせ用)を持っていけない
事象が生じます。逆に無限位置で装着した場合は固定してしまい、
一旦緩める必要がでます(面倒・・・)

もっともデジタルで使用する場合は無限位置が少し前に出るので支障
はないでしょうが(多分)、フイルムになると大いに面倒に・・・((+_+))

買うときは気をつけたい。デジでしか使わないかもしれないと思ってると
そのうちに値ごろになってきているM型に手を出したくなるから(きっと)
将来を考えて・・・。