南瓜頭

入る帽子がない南瓜のあたまでっかち日記です。
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古い街並み 埼玉県本庄

2014年04月26日 | 写真撮影・古い街並み

 今回はJR高崎線本庄駅周辺を散策撮影してみました。

簡単ながら、本庄宿として江戸時代中山道の大宿として
繁栄し、近代になっては養蚕が盛んになり養蚕の街として
知られるようになって、今日に至っている。

当時の写真は本庄市役所歴史民俗資料館で見ることが
できる。


(歴史民俗資料館)
元々は警察署で当時、用のある人は門前待合場で順番を待っていたとの
ことで待合場も残っている。

尚現在は資料館、また敷地には農具の展示物もあり実際に触れて体験す
ることができる。

では駅前北口に降り立つとそこは、コンビニ・セーブオンが一軒営業、目の
前には大きなマンションの光景からスタート。



もう一つ店舗があったような建物があったが既に退去した跡で
ネットなどで数年前の写真撮影後見るとかつては大手ドーナッ
ツチェーンが営業していたようだ。

一行は線路沿いに歩き町名銀座に歩を向ける、そこが栄えて
てた様で大正期には本庄電気軌道なる鉄道も線路に沿って
走り銀座辺りで国道に抜けていったそうだが詳細は不明。

 


※駅近くにあった煉瓦壁の家屋。今も現役。綺麗にされている。

途中、名車トヨペットクラウンを遠目に見つつ、長くやっていそ
うな中華屋を横目に歩くこと5分程度で交通量の多い道にぶ
つかる。右方向に進路をとるとだんだんと商家が並ぶ街並み
が広がってきた。





↑随分と年季の入った看板、もうやってないのかな?看板を
みると大正12年創業とある絹産業が盛んだったころになる。


(洋品店)
長らくやってた様子を色剥げた看板からうかがえる。

 

 

 


(旧本庄商業銀行レンガ倉庫)
明治29年築で担保とした繭の保管場所として最近までは約30年近く
洋菓子店が営まれていたらしい。その後市の所有物となって都内の
大学と保存活用を促そうとしているらしい。


(取り壊し中の蔵)

本庄が宿場町として栄えた頃に蔵は火災時の防火壁と
しての役割をもっていたそうで、幾度かの火災ににも
見舞われたことから近世建築物が少ないらしい。

この蔵がどの時代のものか?知ることもできぬが、
取り壊し中に目にしたのも何かの縁だろうか?

その縁とはまた別に話好きの地元商店主の話を聞く
機会があったが戦後~高度成長期頃は駅前はじめ
その周辺の空き地の多さが今は目立つ者の当時は
ほとんどなかったこと。銀座町がにぎやかだったこと
をうかがうことができた。

町も生き物で、時代とともに変わって行くのだろうが、
その変化の速さについていくことの大変さを思うとこ
ろがあった。

 

 

 

 

 

 


【カメラアクセサリー】 外付けセルフタイマー

2014年04月06日 | カメラアクセサリー(ライカ編)

シャッターボタンの穴に取付けてセルフタイマー機能を実現する
アクセサリー。外付けセルフタイマーについて取り上げたい。

※ライカ用だけではないのであしからず。



左から、順番にハンザ製(バルナックライカ用)・エツミ製・ハンザ製・
ハクバ製・チェリー製。




バルナックライカの場合シャッター穴がないので、枠を外してその溝に
取付けられるようになっている。M型は穴があるのでその必要がない。

 



セルフタイマーで撮影するということは、撮影者もその被写体になる
ことが多いのでシャッターが切れるタイミングを音でつかむことが
多くなるのだがこの間が意外と長く顔のテンションがひきつってくる
ことにつながる。

 

そのため視覚確認ができるようにか?赤印が大きくとっている形状
をしているようだ。尚秒数表示がない。

※三脚などでカメラを固定して低速撮影する時には秒数表示は
いらないのだろうし、ゼンマイ仕掛けなので目安程度だろう。

 

ハンザのセルフタイマー2つ目。最初のバルナックライカ用とほぼ形状
は同じ。(バルナック用のは赤い部分が取れているようだ)タイマーの
回転方向を示す矢印の位置が異なるのと、写真では分かりずらいが
バルナック型のほうは正面左に、こち他の頭頂部分にON/OFFスイッ
チが設置されている。

 



シンプルなデザイン。としか言いようがないなあ。笑

続いてチェリーのセルフタイマーはちょっと洒落ている。

時間の経過とともに羽が左右から出てきて・・・・

 

 

最後の瞬間に翼を大きく広げた可愛らしい形状になる。その瞬間
シャッターが切れて羽がまた引っ込むという仕組み。

細かいけど芸のある細工に心がキュン☆とくる。

 

中古市場だと純正ライカ用でもない限り1,000~2,000円程度で
買えてしまうセルフタイマーだがそれぞれに形状が異なり各々で
いかに撮影のタイミングを教えようとしているのか比較をする分だけ
でも推定考察とする楽しみがある。答えはないけど。