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色どりLife

日々の生活のちょっとした色にスポットをあてるブログです

入ってみたくなる店構え

2009-10-02 12:49:30 | その他
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初めて見るお店にも、ふとそそられて入ってみたくなるお店って
ありますよね


店舗の入り口付近を『ファサード』と呼びますが、
お店全体でもこの部分は重要なポイントとなります。

初めてのお客様であれば、ちょっと大げさですが
未知の世界に入る。わけですから。
勇気や期待いっぱいです。


ある意味ファサードは販売促進の一つのアイテム。



私は社会人になってすぐ、会社の同僚数名とで
銀座まろにえ会』と称した食べ歩きの会をしていました


職場が銀座に近く、夜な夜な銀座に繰り出してました。(う~ん バブリー♪)

学生時代には足を踏み入れたこともない
大人の街、銀座。

ま、浮かれてたんです



ですが、グルメガイドを片手においしい店を食べ歩いていて思いました。

「ファサードや店構えにこだわりのある飲食店はおいしい。」


特に観光地、北海道や神戸など
歴史や文化のある街は力が入っている、気配りされているお店多いですね。



今回はファサードを彩る、看板や花飾りなどをピックアップしてみました。



  北海道のおそばやさん    北海道の喫茶店


  直島の喫茶店


  神戸北野の喫茶店     


  神戸居留地のフレンチ    北野のジャズバー


さりげない生花がおもてなしの心を表していたり、
味のある看板やのれんが店の外観をひきたてていたり。




前出の銀座には魅力的な個店が少なくなってとても残念です。


日本各地にまだまだある素敵なお店を
探して歩くのはとても楽しく、勉強になります。

あなたが知ってる素敵なお店も是非ご紹介ください

秋の色へ

2009-09-16 17:35:24 | その他
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今日は関東地方はさわやかな秋晴れとなりました。
湿度が低いと過ごしやすいですね。



先日ユーミンのラジオを聴いていたらこんなことを言っていました。

「ミュージシャンはアルバム3つ作ったら、
だいたい自分の人生使い果たす。
それからの作品は本当の意味での創作になる」

アルバムがだいたい10曲だとすると計30曲。
実際はそれ以上作っているでしょうから、
そのくらいになると自分の経験だけでは追いつかなくなるんでしょうかね。

本当に何かを作るってすごいことです


で、ユーミンが創作に入っていった頃の曲の一つが
晩夏(ひとりの季節)』だそうです。
絵画的な表現がいくつも出てくる作品です。


♪ゆく夏に  名残る暑さは
 夕焼けを吸って燃え立つ葉鶏頭・・・・・




(中略)

空色水色

やがて来る淋しい季節が恋人なの・・・・








(中略)

藍色群青
薄暮は
ふるさとは深いしじまに輝き出す
輝き出す・・・・・




今まで気づかなかった秋の色の変化に出逢えるといいですね
あ、淋しい独りの季節にはなりませんよう

真っ白い壁がキャンバス

2009-09-06 22:13:24 | その他
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横須賀美術館 http://www.yokosuka-moa.jp/へ行ってきました。

横須賀の観音崎公園に併設されている美術館です。




い壁と薄緑色のガラスにで作られた建物は
晴天のもと、緑濃い森と深い青の海との間に
凛と静かに建っています。



展示場内の真っ白い壁は高い天井へと続き、
丸い窓から外光が差し込む明るい部分と
意図的に外光をさえぎり暗めに設定している部分。

同じ白い壁でも様々な雰囲気が作られ、
さながら白い壁がキャンバスそのもののようです



建物だけを見ていても楽しく、
屋上のペントハウスへと続く螺旋階段からは
白い鉄骨の骨組みの向こうに水平線が見えます。





屋上からの眺めも最高。
水平線の向こうにはアクアラインがうっすらと見えました





そしてもうひとつ、館内には図書館もあり、
白くおしゃれな憩いのスポットです



おなかがすいたら1Fの「アクアマーレ
地元の魚をふんだんに使ったイタリアンです





海を眺めながらゆったり食事ができます。
土日のランチは予約をどうぞ


空高く、秋の風を感じながら白い美術館でのんびり。
お勧めです

色名のつくテレビ番組

2009-08-31 22:12:50 | その他
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昨夜は総選挙の番組を
永遠とザッピングしながら見続けた私ですが、
皆さんはいかがでしたでしょうか


テレビ大好きの私は
毎朝結構入念に新聞のラテ欄を見ています

面白そうな番組を探すのですが、
中でも色の名前色に関するタイトルが付いているものは
とりあえず録画します。


実際見てみると、色は色でもメロドラマだったり
という失敗もあるのですが、
最近ラテ欄で興味をひかれた番組は
朝5時に放送しているBS TBSの
お目覚めハイビジョン』という帯番組です。

私が見つけた日は丁度『青色時間』というタイトルで
期待が膨らみます。
どんな時間なんでしょ



しかし美しい自然の青というと思いつくのは。。。
そう空の青さ、海の青さです

静かな音楽が流れ、世界の空がとめどなく映し出されます。
確かに青いけど。。。。

   

こんな感じ。。。



もしやこのままか。。。と一抹の不安が。。。


しかしそんな私の気持ちをよそに
静かに静かに青い夜空に画面は移り変わり
お目覚めではなくすっかりお休み状態に。。。。


他の日はどうなっているんだろうと
また今日も録画してみました


今、このブログを書きながらテレビからは
マレーシアのの森の画像がインストゥルメンタルの曲と共に
流れています。

ああ、今日もこのままお休みなさい。。。


なんだか変なはまり方をしてしまいそうです。




スピード短縮は色のせい?

2009-08-22 21:48:36 | その他
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連日ニュースで大きくとりあげられている『世界陸上

中でも驚異的な世界新記録をたたき出している
ウサイン・ボルト選手にはただただ驚きです。


100mの9.58秒がどれだけすごいかは
私には実感がわかなかったのですが、
「時速40kmを超す瞬間がある。」と言われてようやく
ぴんときました。じゃん。。。


しかも身長が1m96cmもあるため
そのストライドは2m78㎝。。。。
幅跳びじゃん。。。。


人間のなせる業なのでしょうか。すごすぎ。。



このスピードの理由を世界中が解明すべく
色々な説を掲げておりますが、
その中で集中力にも着目されていました。


それはトラックの色。
皆さんもテレビ中継を見ていてすぐに気づかれたことでしょう

ベルリンの競技場はは2004年に改修され
その際にトラックを通常の赤茶から青に変更したそうです。


は精神を落ち着かせ、集中力を高めるからということです。

確かに青には脳の副交感神経に作用して
血圧を下げたり呼吸数を抑えたりすると考えられています。


どの程度の科学的実証がされているかは疑問ですが、
赤茶のトラックよりもタイムがよくなったり、
フライングが減ったと実感している選手もいるようです。


赤茶から青に変わったことによる新鮮さで
集中できるのかも知れませんね。
どこの競技場でも青になったら慣れてしまうのかも


私は自分でトラックを走って試すことはできないので
是非現役の選手に感想を伺ってみたいものです。


何はともあれ日本の400mリレー決勝、期待してます

細密な色の世界

2009-08-13 22:26:23 | その他
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先日、絵の展覧会へ行ってきました




ファール昆虫記の絵や絵本の挿絵を描き続けている
99歳の画家 熊田 千佳慕氏の展覧会です。

お住まいが私の実家の近所で、
そのご活躍はよく母から聞いておりました






まるで自然そのものを見ているのではないかと
錯覚させるほどの細密な絵、細密な色の世界です。

ついつい飾られている絵の近くぎりぎりまで
詰め寄ってしまいました
展覧会場は撮影できませんので、絵葉書をご覧ください。




自然をこよなく愛し、動植物をいつくしんだ心が
そのまま表現されているような絵の数々です。



ミツバチの産毛がほわほわしている様や、
コガネムシのピカピカしている体などを
細い絵筆で丁寧に丁寧に丁寧に描いてあります。

とても穏やかな優しい笑顔のお爺様ですが、
絵を描いているときは真剣勝負のため、
険しいお顔になっているそうです。






会場には夏休みのお子さんもたくさん見に来ていました

それぞれのコーナーには熊田氏の
シンプルでとてもわかりやすいコメントが掲示されていました。
(私の記憶の限りで書かせていただきます。若干の表現の違いは


「うそが無いように描くのは、小さい人(子供)に見てもらうためです」


「自然は自分が美しいことを知らない。だから美しさがおくゆかしい」


1枚の絵に2~3ヶ月かけることも多かった熊田氏。
その情熱が99歳を迎えても尚燃え続け、
描き続けるということの
偉大さをしみじみと感じさせてくれました。



「絵を描くことは、その機会を与えてくれた神様へのレポートです」

このコメントが私にはとても深くささりました。



今朝の新聞で、熊田氏が病気のため
昨日他界されたことを知りました。


まだまだ描きたかったのに、という無念な思いが半分
よくここまで描き続けた、という感慨が半分なのではないでしょうか。

ご冥福を心よりお祈り申し上げます。


熊田 千佳慕展は 松屋 銀座店8階で
8月24日(月)まで開催されます。

その後、京都、兵庫、福岡、名古屋と回るそうです。
是非、美しい自然とメルヘンのくまちかワールドをその目で



画像をイメージする

2009-08-09 21:59:28 | その他
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週末「脳を活性化する」というセミナーに参加しました

脳を正しく働かせると、記憶力が高まり
イメージ力も高まる。ということなんです。


言葉や物を記憶にとどめるときに、
そのイメージ画像で思い描くと、
短期記憶ではなく、長期記憶に留まり時間がたっても忘れない。
また、すぐに思い出せるのです。

漢字だけや、音だけで覚えようとせず
イメージを画像にして描きます。


セミナーでは頭に思い描くトレーニングを
何度も何度もくりかえしましたが、
意外と慣れていないので、
思い描くのに時間かかったり


普段あまり想像していないことに気づきます。


皆さんも覚えたい言葉や名前があった場合、
そこからイメージされるものを画像にしてみてください。


で、その時より効果的に記憶するためのポイントとは

それは「思い描く画像をより面白くすること。」


面白いという感情は
脳に刺激を与え、その画像の色どりを鮮やかにするそうです。
笑いは脳を彩色する」のだとか

確かに印象の弱い映像って
なんとなく色が薄いように思えませんか?



笑うということは嬉しかったり、楽しかったり
プラスの思考なわけです。
だからこそ画像もはっきり、色どりくっきり見えるんでしょうね。


実際、おもろい画像を思い描くことができた言葉は
すんなり覚えることができました


笑えるイメージ画像
頭に描いてみませんか



仙台の七夕

2009-08-03 00:21:16 | その他
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今日は仙台に行ってまいりました。

6日(木)から七夕祭りが開催されるとあって、
仙台駅をはじめあちこちで名物の笹飾りが見事に
咲き乱れておりました






笹飾りといわれるこの吹流しは
もともと5本1セットで飾っていたそうです。

七夕祭りは中国の陰陽五行説にまつわる行事です。

五行説に習って、
青(緑)、赤、黄、白、黒五色の糸を
祭ったのが笹に飾る短冊や吹流しへとかわっていったようです。


どれも趣向を凝らしてあって
本当に綺麗です


薄紙で作る花飾りというと私は運動会を思い出しますが、
この七夕のくす玉
薄紙でつくった花を束ねて
色々な模様を作り出しています。




中にはドラえもんの顔まで




アイデアも豊富で
なんだか作ってみたくなります。



紙で作ってあるとはいえ、
中には数百万もする代物もあるそうで、
そんな飾りを探して回るのも楽しそうです


景気が冷え込んで、各地の夏祭りや
花火大会が縮小傾向にあると言われますが、
何とか踏ん張って故郷を盛り上げて
いただきたいものですね

色と色を混ぜてできる色

2009-07-23 11:47:01 | その他
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色の講座で三原色の話をすることがあります。

絵の具で絵を描くときもそうですが、
三原色『』、『』、『』があれば色々な色が作り出せます。


たとえば
 と『 を混ぜると『オレンジ


 と『 を混ぜると『 


実際は12色や24色の絵の具を使うことが多いので、
混ぜ合わせなくても『オレンジ』や『』は
既に用意されていますけど



ある生徒さんが講座後に話しかけて来ました。

「『黄緑 は『 と『黄色 を混ぜるんですね。
ようやくわかりました


ようやく


彼女は小学校の頃、図画の時間に
黄緑』をつくるために絵の具の『』に『』を混ぜていたのだそうです。



赤とか緑とか青などにを混ぜるというのは
その色自体をどんどん明るく薄くしていくということです。


赤はピンクに。緑はアイスグリーンに。青は水色に。。。。。

   → 

   → 
 
   → 


小学生の彼女にはほしい『黄緑 がなぜか『アイスグリーン になっていることが
不思議でしたが、解決策が無かったようです

「小学生の時に三原色を教えてほしかった。。。。」
とぽつり。。。



お若い彼女にはそれほど昔でない小学生時代。
思い出が鮮明に蘇るのでしょう。


ふとわれに返ってみると
小学生の最初の図画の時間にどんな風に
絵を描く手法を教えてもらったんだろう。。。。。????
全く覚えておりません




そう言えば、ついつい欲張って色々な色を混ぜすぎて、
しょっちゅう色が濁ってしまっていたことを思い出しました

三原色を混ぜ合わせると暗いグレーになる」という原理をその時は知る由もありません。
  +  +  = 

色と色を混ぜると違う色ができるのはわかっても、
多色を混ぜると『グレー』になってしまうのが不思議でしたね。



なんだか絵の具で絵を描きたくなってきました

天使と悪魔-----スカーレット

2009-05-23 12:12:48 | その他
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天使と悪魔』見てきました。


前作のダヴィンチコードはあまりのブームに
小説を読んでから映画に望みましたが、今回はいきなり本編。


でも大丈夫。
かなりわかりやすく作ってありました
スリリングな展開で楽しめました~



さて、物語で大きな影響を及ぼす
ヴァチカン市国の枢機卿が着ている礼服の色。


 goo映画 


スカーレット

英語名ですが、もとはアラビア語絨毯から来ているようです。
スカーレットという名前がこの色についたのが1250年頃
古い色名の一つです。


枢機卿の礼服としてこのスカーレットが使われ出したのも
13世紀といいますから、
スカーレット=枢機卿の色 というほどキリスト教の人々には
馴染み深い色となったのもうなずけます。


枢機卿の色として取り上げられたゆえんは、
信仰のためなら自ら命を捧げるという決意を感じさせるからだとか。


赤系の色には、慈悲犠牲勇気といったイメージを持つ国が結構ありますね。



ところで、赤を表すredという言葉。
サンスクリット語(梵語)では「血のような」という意味だったそうですが、
「悪魔」を示した。という説もあるようです。


ならば「天使」は枢機卿の白いレース