色どりLife

日々の生活のちょっとした色にスポットをあてるブログです

反対色を効かしたパッケージ

2016-05-01 22:17:35 | 
ご覧くださりありがとうございます

素敵なお菓子をいただきました


グリコポッキーのデラックス版『バトンドール』です。

グリコのお膝元、関西でしか発売されていない貴重品だそうです。
(「東京は何でも揃う」とつい上から目線になりがちなので、東京に無い物がすごく魅力的♪)

立派な箱に詰められて鎮座ましますポッキー。
パッケージデザインが色彩の教科書に出てきそうな配色です


バトンドールの主力であるシュガーバター(右端)。
それに華を添える宇治抹茶ストロベリー

抹茶の黄緑、ストロベリーのピンクは商品の色味がキレイに見えるようパッケージを白地にしてあります。

一方、主力のシュガーバターは黄色い(黄金)ので、白地にしてしまうと印象が薄くなってしまいます。

そこで、黄色が映えるを地色にしているわけです。

黄色色味反対の方にあるので『反対色』と呼ばれます。



対比の効果で黄色がより鮮明に感じられます。
他の白地の箱とも色の差でインパクトも有り

これと似た配色に『補色』があります。
これは色味が正反対の色。

非常に大きな対比が起きて互いの色をより鮮やかに見せる作用が働きます。

黄色補色
ということでちょこっと画像をいじってみました。


プレミアムな美味しさだけに、私だったら地色を個性的な印象のあるもいいかな。

ちなみに、バトンドールとはフランス語で「黄金のスティック」のことだそうです。
ドール(黄金)を引き立てるパッケージの色。あなたなら何色にしますか?