相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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太刀山7━0小常陸

2022-10-16 21:37:15 | 日記
 明治~大正期のパーフェクト記録━
最高位は横綱対関脇である。

①明治四三年春場所 初日
西大関〇太刀山(突倒し)小常陸●東前頭四
②同 四三年夏場所 三日目
西大関〇太刀山(突出し)小常陸●東小結

③同 四四年夏場所 九日目
西横綱〇太刀山(引倒し)小常陸●東前頭八
④同 四五年春場所 二日目
東横綱〇太刀山(小手投)小常陸●西前頭二

⑤大正二年夏場所 八日目
東横綱〇太刀山(…捻り)小常陸●西関脇
⑥同 三年春場所 五日目
東横綱〇太刀山(突出し)小常陸●西前頭三
◆同 三年夏場所 六日目
西横綱や太刀山(取組なし)小常陸や東小結
 〔現代ならば太刀山の不戦勝。〕

⑦同 六年春場所 九日目
東横綱〇太刀山(突出し)小常陸●西前頭三

 個人別星取表掲載2つの資料とも
「ひきたおし」━当初「引落し」乃至「突倒し」
のミスかと思ったが……。
 「突出し」より強烈な「突放し」がないのは
小常陸が“あんこ”型なので“ひと突き半”は無理
だった…?
 2度めの対戦前に小常陸の“谷町”━三井・三菱・
住友・安田の財閥いずれだったか、太刀山が
馴染みの芸者を“落城”させてないと聴いて、
“色仕掛”を策略して、明日は小常陸の“もの”と
━しかし、太刀山からカウンターパンチを
喰らった小常陸は桟敷2段めまで吹っ飛び
負傷して翌日から休場してしまった。
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