「…熱戦譜」55回 脱稿

　来春発表の拙稿「江戸大相撲熱戦譜」第55回━
文政十一(1828)年冬場所が一応脱稿した。一応…
というのは、パソコン否、ワープロに入力しただけで
また何度も読み返して若干修正するかも知れない。
　でも、いつもの如く「略歴表」なども含んで３ページ
に纏める目処はついた次第。

　当場所略歴表の所属部屋をみると、東方に伊勢海が
４人、西方に玉垣部屋が４人となっており、同部屋対戦
が極めて少ないと思っていたら、雷(いかづち)部屋の元
関脇江戸ヶ浦が相手方である西方の渦ヶ渕・武藏川・
由良ノ海と兄弟弟子相互の対戦をおこなっていた。

　明夕までに「熱戦譜」の執筆を終り、愈々「醜名の字画数」
＜中＞篇にとりかかる手順だ。