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横綱・大関の不在は117年ぶり

2023-03-18 13:38:51 | 日記
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 日本国技大相撲は、昭和初期に
はじまったんじゃぁないのに…、
横綱・大関の不在興行の本場所が
「昭和以降初めて」と云って、それ
以前の記録を穿鑿しようとしない
記者の姿勢は本当に駄目ですよ。
 大正時代の東京角力協會の本場所
28回を一応調べたがそんな事例は皆
無━横綱力士を濫造し、大関を3人
以上こしらえている場所が多く当然
かも知れない。
 明治三十九年夏場所、三日目から
大関荒岩が休み、七日目から大関の
國見山も休んで、横綱陣は古豪大砲
は初日から欠場、八日目まで出場し
ていた梅ヶ谷・常陸山の両横綱も…
九日目前者休場のため遂に大関以上
の力士が不在となってしまった。
【追記】現代ならば常陸山の「不戦勝」
で、土俵上で勝名乗りをうけるため、
「不在」とは云えない━だが「仮定」の
話であり、「史実」は両横綱とも不在。
尚、当時10日間制だが幕内力士は千穐楽
の不出場が慣例化していた。
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