![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/18/79e54041a893f75ba4163c74d5644bd2.jpg)
拙作『相撲史発掘』では第61号(平成21年6月)から
第66号(同23年2月)まで2年6回にわたって明治三十
八年三~四月の京阪合併相撲を郷土紙『東洋日の出
新聞』に拠って紹介した。
その同紙明治38.3.27づけには━
●一昨夜の 傾城相撲
別項の如く常陸山、若島一行の京坂合併大相撲は雨天
續きのため昨日も又た休塲の止むを得ざるに至りしは
好角家の遺憾左こそと察せらるゝ次第にして各力士
脾肉の嘆に暮れ居れり今徒然の餘り一昨夜市南廊にて
開塲せる東西力士の傾城相撲を聞けば土俵の上と違ひ
一種言ふべからざる趣ありしも當夜は出塲力士尠く寂寞
の趣ありし最も今晩あたりは他の力士も登塲なし花々
しく傾城を附けん筈なれば追々と盛んなるべし、當夜
傾城を附けし重なる出塲力士と對妓は左の如し
若 島 旭 (山遊樓)
駒ケ嶽 雲 井(鬼キ樓)
小 柳 幾千代(同 上)
錦 洋 富士川(同 上)
大木戸 立 花(大壽樓)
大 林 千 里(同 上)
雷 山 若 草(同 上)
公娼制度が存在していたからこそ、こんな記事が
掲載されたのだった━私家版『相撲史発掘』には採り
あげない。
”御大”こと常陸山の名はないが………。
第66号(同23年2月)まで2年6回にわたって明治三十
八年三~四月の京阪合併相撲を郷土紙『東洋日の出
新聞』に拠って紹介した。
その同紙明治38.3.27づけには━
●一昨夜の 傾城相撲
別項の如く常陸山、若島一行の京坂合併大相撲は雨天
續きのため昨日も又た休塲の止むを得ざるに至りしは
好角家の遺憾左こそと察せらるゝ次第にして各力士
脾肉の嘆に暮れ居れり今徒然の餘り一昨夜市南廊にて
開塲せる東西力士の傾城相撲を聞けば土俵の上と違ひ
一種言ふべからざる趣ありしも當夜は出塲力士尠く寂寞
の趣ありし最も今晩あたりは他の力士も登塲なし花々
しく傾城を附けん筈なれば追々と盛んなるべし、當夜
傾城を附けし重なる出塲力士と對妓は左の如し
若 島 旭 (山遊樓)
駒ケ嶽 雲 井(鬼キ樓)
小 柳 幾千代(同 上)
錦 洋 富士川(同 上)
大木戸 立 花(大壽樓)
大 林 千 里(同 上)
雷 山 若 草(同 上)
公娼制度が存在していたからこそ、こんな記事が
掲載されたのだった━私家版『相撲史発掘』には採り
あげない。
”御大”こと常陸山の名はないが………。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます