相撲史に関心・興味のある方どうぞ

相撲史に関心・興味のある方どうぞ

万年「平年寄」

2020-08-31 13:38:59 | 日記
※昨日の閲覧…705・訪問…349
トータル訪問者数 739,872

 “貧乏神”を最高位とする常陽山の後日談。
彦山光三著『相撲道綜鑑』の「年寄名簿」に
も━(元常 陽 山) 稻 川 七兵衞━と、載って
いるが、昭和十三年引退後65歳の停年まで
「平年寄」で終ったのではなかったか…。
 新潟県出身、本姓が「楡井」と珍しい。小兵
・軽量力士だったみたい。
 幕内力士を破りながら十両(←幕下)止りなのは
江戸時代以来何人を数えるであろうか━把握し
ていない。機会があれば調査してみたいと思う。

 因みに、大出羽海部屋は一時期、年寄衆を
15人も抱えていたが、或る親方曰く「うちの連中
はまるで意慾がない。早朝から稽古場座敷に
顔をみせるが、みんな寝床からみてるのと
同じ表情だ。云々」━だから「斜陽」なんて
揶揄される始末だった。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新入幕玉ノ海の無気力相撲?! | トップ | 万年十両 沢風、対幕内4─4 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事