2019年7月6日(土)
アルパこまくさから望む田沢湖
週末どこも天気が悪そうな関東近郊。 降られても歩けそうな所を考えてはいましたが。。。「関東の雲は東北の方に行くよねぇ。」と思って予報を見てみたら、なんだか東北の天気が良い。 連日予報を見ていると晴れマークが消えることもあったのだがどうも雨は降りそうになく、しかも週末近くになって秋田駒ケ岳に「晴天」が並んだ! これで行きたいモード全開になってしまったのだが、直前の予報は曇りに少しの晴れマーク。 それにしても降られそうな感じではないので、またまた金曜日夜にポチってしまいました。
秋田駒ケ岳にはこれまで 2015年6月、2016年6月の2回行っており、予報が良くても必ずしも天気が良いとは限らないことは承知の上。 それでも今年は再び行きたい気持ちになっていました。 さらには先日行った早池峰山ではそろそろハヤチネウスユキソウなどの花が咲いているだろう。
今回は時間に余裕をもって 7/6(土)出発、7/7(日)と7/8(月)に山に入るという2泊3日計画。 なので土曜朝は特別急ぐことなく、7:16東京発はやぶさ101号 - 盛岡 10:01着。レンタカーを借りてゆっくり秋田方面へ。 日曜日に秋田駒ケ岳、月曜日は早池峰山へ向かうつもりだ。
とは言うものの、せっかく新幹線代金払って東北まで来るわけですから、10:01盛岡到着は完全に山に入ることを諦めているわけでもなく。w 盛岡から田沢湖高原温泉に向かう道すがら、「道の駅雫石あねっこ」に寄ったり、田沢湖駅に寄って駅前のお土産屋さんで以前美味しかったおやつを再び買ったりして、「やっぱり雲が多いから今日は乳頭温泉のお散歩だけにしよう。」と思っていたのに。 いざ情報収集と「アルパこまくさ」に寄ったらそれまで雲の中にいた秋田駒ケ岳が山頂まですっきり見えてしまい、次のバスが20分後に出ると知ると、トイレで着替えをしてザックを準備し、8合目行きのバスに乗ってしまいました。
14:00頃から2時間ちょいの山歩き。 翌日の予習。 そして翌日はどうしようもない天気になる可能性もあるのだから、これでいいのだ。w
八合目バス停から歩き始めると、以前と同じようにたくさんのハクサンチドリ。
7月に訪れるのは初めてなので、少しは花が違うかな。
白い水が流れる川、ナナカマドの花は咲き始めたばかり。
気温が低いせい? たくさんのバッタが葉の上でじっとしていた。
アカモノ
風は強いが暴風ほどではない。
けれど雲が流れてきてあっという間に真っ白になるかも。
硫黄鉱山跡
ノウゴウイチゴ
田沢湖が見える所まで来れた。 もう少し登れそうだ。
マルバシモツケは咲き始め。
エゾツツジ
秋田駒ケ岳を南限とするエゾツツジは、前回2016年訪問の際は6月中旬だったせいかあまり見られなかったので、
今回はとても期待していました。
オノエラン。
今年はあちこちのレポでよく見かけるのですが、どこでも豊作なのかな。
ミヤマウスユキソウ
だと思うのですが、ミヤマウスユキソウは東北地方に分布する種類なのですね。
男女岳山頂にかかっていた雲が流されました。
この辺でもどります。
サンカヨウ
遠くに見えたものを無理やり撮る。
近くで見たかったなぁ。 今回はこれだけ。
バスが来るまでもう少し。
アルパに戻ると駒ケ岳の山頂部には厚い雲。
明日はどうなるかな、という気持ちで宿に向かいましたが、
これだけ歩けて、お花も見れて、清々しい気持ちだった。
それでもやっぱり、ムーミン谷のチングルマとヒナザクラは見たい。。。