城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

2023年振り返り 23.12.31

2023-12-31 19:45:49 | 地域のこと他
 毎日が日曜日となって十数年、今年もあっという間に過ぎてしまった感じである。それでも、それなりに様々なことがあった。それを少し振り返ってみたい。

 ◯母親がなくなった。
  あと一ヶ月で100歳の誕生日を迎えるはずであったが、老衰のため(2週間前にあったときは、差し入れのスイカを食べた。施設から様子がおかしいと連絡のあった翌日)永眠した。95歳くらいまで比較的元気であったが、次第に認知症が進むとともに歩けなくなり、やがて寝たきりの状態となった。デイケア、訪問看護、訪問入浴、ショートステイなどに頼り、最後の1年半は特養のお世話になった。

 ◯かみさんが古希を迎えた
  人生が残り少なくなっているせいか、こうした記念日、誕生日を大切にしようという気持ちが一層高まっている。おじさんの誕生日に珍しく息子からメールと贈り物が届いた。

 ◯長男夫婦に赤ん坊が生まれた
  息子は30代後半で結婚したが、なかなか子どもに恵まれなかった。今年の5月に懐妊した(妊娠4ヶ月)との告白にびっくり。そして予定日から2週間遅れて長女誕生。この子が成人式を迎える時、おじさんは94歳となっている。
  昔であれば我が母親の生まれ変わりとか言うのかも知れない。


 ◯城台山4000回を達成した
  2009年の6月1日からカウントを始め、14年と6月で達した。城台山に登り始めたのは、退職したのをきっかけにまだ登ったことがない富士山のトレーニングということであった。そして20代、30代で登った日本百名山約50座の残りを登ることを目標に城台山登山を継続した。そして大雪山が最後の100座目となった。この後、昔の山ともと今までに登った山の中で印象深い山を選び、年に一二回登ってきた(今年は登れず)。
  地元の山の会に続いて、大垣市の山岳会にも入会し(前者は解散、後者は退会)、地元の山を中心に登ってきた。その中で新しい山ともとの出会いも数多くあった。今は「登りたい山ではなく、楽しく登れる山」に一層の力点をおくとともに、かつて世話になった山の会の一部を引き継ぎ、楽しく登っている。

 以上が今年の特記事項とも言うべき事柄である。このほかに毎年繰り返しの事柄は次のとおりである。

 ◯バラなどの栽培
  とにかく今年の夏は長く、いまだに暖冬傾向が続いている。花壇のバラはまだ花を咲かせたり、たくさんの葉をつけている。長い暑さのため鉢栽培のクリスマスローズ、クレマチスを今年は随分枯れさしてしまった。新年早々、つるバラの剪定、整枝が待っている。中日新聞に連載しているバラ園の園長がバラの休眠期が短くなり、短い間に剪定、植替えなどの作業をしなければならないので大変だと書いていた。

 ◯野菜
  黒豆は失敗(苗を育てる時期に長雨となり、苗が徒長)、春日豆も失敗し、種が尽きた(誰かください)。

 ◯読書
  小説を読むことが増えてきている。年のせいか、読んでも頭に入らない。
  今年最後の本となったのが、「「山上徹也」とは何者だったのか」鈴木エイト著。この前に櫻井義秀著「統一教会」、「山上徹也と日本の失われた30年」を読んだ。
  これについて詳しく紹介するつもりはないが、今政治の世界での大騒ぎ「裏金問題」と「統一教会・山上徹也」とは安部晋三問題という共通点があると思われることである。安部さんが生きていたら、どちらの問題もこれほど話題となることはなかったのではないか。まさに銃撃事件により、パンドラの箱を開けてしまったのではないか。おじさんは統一教会の問題の方が日本にとってはるかに重要な問題であると考えているが、この裏金問題は統一教会の重要さを少しでも隠したいという意向が働いているのではないかと思えてしまうのである。
  
 最後に妄想を書いてしまった。沈みゆく日本、そうではないと信じたい我が身、少しでもパンドラの箱の最後に出てくる「希望」というものを来年こそ感じてみたいのである。それでは皆さん、良いお年をお迎え下さい。  


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八朔の収穫2023 23.12.25

2023-12-25 19:33:50 | 野菜作り
 この時期、我家のかみさんは、スーパーに行くたびに段ボールを2,3個持ち帰る。そのわけは、収穫した大量の八朔を親戚や知人に配るための入れ物が必要となるからである。

 毎年恒例の年末行事、八朔の収穫を昨日と今日行った。毎年書いていることだが、木の高さが3m以上あり、昨年の収穫個数は990個(よく数えたものだ)と今までの最高を記録した。今年はどうであろうか。

 今年の八朔のなり具合

 昨日は比較的低いところ(地表近くから2m50cmくらいまで)を一人で約2時間作業を行った。今日は、山ともの助っ人を得て、二人で2時間半の作業だった。一番大変なのは、外から見えない内側に沢山成っているのを木に登りながら採っていくことである。八朔の木は縦横に延び(仕立ての仕方ががわからない)、おまけに枝は柔らかい。頭を散々枝にぶつけるので、自転車用のヘルメットをかぶっている。買物袋に紐をつけて、首から垂らしながら、収穫した八朔をその袋に入れる。そして、一杯になったら地上に降りて、かごに入れる。これの繰り返しとなる。山に登るため多少はトレーニングをつんでいるものの、庭木の剪定同様どっと疲れる。

 今回、かみさんの提案で正月休みに来る孫のために、低い所の八朔を残しておいた。これを見て何と言うだろうか、楽しみである。

 その成果が下記の写真である。

 昨年並みか少し多いか? この写真を見て息子は「業者なみ」と形容した

 昨年は半数以上をあちこちに配った。残りは、そのまま食べるか、ジャムにするか(去年のがまだ残っているので今回は作らないとかみさんが言っていたが)、ジュースにするか。ジュースは作ったばかりを飲むのが良くて、少し時間をおくと苦みが強くなる。

 いつも柚子をいただくのでお返しに八朔を差し上げたら、金時にんじんをいただいた

 野菜も随分配るが、八朔はその配る範囲がうんと広がる。私はこれを「野菜外交」(野菜を通じた交友)と勝手に称する。 
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雪の大野アルプス(大谷山、滝谷山、雁又山) 23.12.23

2023-12-23 17:29:40 | 山登り
 昨夜から今年初めての降雪となった。計画では三輪神社から城ヶ峰に登り、そこから南東の方向に牛洞峠、そして大谷山から雁又山まで歩く予定だったが、集合場所の大野運動公園に積雪があれば、大野アルプスのみにすると昨日決めていた。今朝の積雪は10cm程度と意外に少なく、7時過ぎには車の通るところには雪はなかった。

 まずは揖斐から大野公園に向かう途中で大野アルプスの写真を撮った。

 7時32分
そして運動公園の写真

 トイレ付近から左

 トイレから正面

 今日のメンバー(私を入れて4人)が揃い、準備が整ったところで出発
 いつも登っている山でも雪があると全く新鮮に感じられる

 8時7分登山口

 8時59分 大谷山(356m)

9時32分 滝谷山(398m)

 滝谷山を過ぎると雪の量が少し多くなる。

 9時40分 滝回りコースの案内板が見える

 9時44分 御岳展望 テーブルの上の雪の積雪20cm 

 御岳展望を過ぎると雪の重みで垂れた木の枝が登山道にはみ出ている。そこを通過すると落雪が時に首周りに侵入する。

 10時10分 雁又山(430m)

 雁又山到着後、すぐに来た道を戻り、大谷山の展望テラスで昼食。風もなく、比較的暖かいので、ゆっくりと食事ができた。

 昼食11時23分~45分

 帰り難渋したのが、こならコースの途中にある胸突き八丁だった。登りは問題なかったが、下りは滑りやすくなっていて、緊張のしっぱなし。もう少し雪があればと思うが、そうなると登りがきつくなる。ここ以外でも木の根っこに足を不用意に乗っけ、見事に尻もちをついたりした。

 運動公園に12時30分戻った。すでに周りの木々の枝には朝の雪はなく、朝とは様変わり。

 行き帰りの雪景色を楽しみながらの弾む会話の4時間あまりの山行だった。

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城台山4000回 23.12.16

2023-12-16 19:05:42 | 山登り
 木曜日に城台山登頂3999回となり、いよいよ4000回の大台となるかと思われたが、昨日チャンス(雨天のすきま)があれば登る気は十分であったが、昼からも雨は止むことがなかった(ウェザーニュース、気象協会いずれもハズレ)。持ち越しとなった今日、8時頃まで雨が降っていた。やっと雨のすきまができたので、出かけることにした。しかし、薄暗く、おまけに山の上にはガスが出ていた。気温は高く、すぐに汗が出てくる。

 かみさんが同行するはずであったが、数日前から膝が痛いと言い出して、一人で行くほかないと覚悟した。スマホの自撮り器具は壊れていたので、三脚を使うことにした。ほとんど自撮りのための三脚使用はなかったので、城台山山頂に着いて、何回か試してみた。その結果が次の画像である。


◯過去の実績 
 3000回 2020年3月25日(同日付のブログがある)
 2000回 2016年7月15日
 1000回 2012年11月13日
 登り始めたのが2009年6月1日

◯これから
 今年の回数は265回で昨年の254回より多い。この理由は、今年城ヶ峰を月一回は必ず登るようになったことと、あまり他の山に行かなくなったことがあげられる。ほぼ4年くらいで1000回登っていることになるので、5000回になるのは2027年の終わり頃ということになる。少なくとも5000回は達成したいと思っている。

 かなり頻繁に城台山の画像をアップしていて退屈だと思うかもしれないが、ご辛抱していただきたい。


 登り口にある池から城台山 ガスっている

 白い観音さん

 潘隆院一心寺

 寺の裏手にある潘隆上人の墓

 同墓のアップ 「開山 播隆」とある

※播隆上人についてのウィキペディアには、この揖斐川町の一心寺についての言及はない。死亡は美濃加茂とあるので、墓ということにはならない。おじさんの承知するところでは、城台山の手前すぐ下の平地がかつての一心寺の跡で、播隆上人はここに一心寺の基となる庵でも作ったのではないか。


 寺のすぐ裏の表示 今年ではないが、ここで小熊を見たという人がいる
 今年は熊の出没が多く、このため登山を控えた方が沢山いる


 城台山山頂
  
 山頂から市街 雲海のように見える

 揖斐小学校まで戻ってきて、城ヶ峰(右)を望む 少し青空も出てきた

 23日に三輪神社~城ヶ峰~牛洞峠~大谷山~滝谷山~雁又山を歩く予定である。所要時間5~6時間、距離15~20km、最高地点雁又山430m。
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冠山峠道路開通で身近となった福井の山 23.12.11

2023-12-11 19:21:29 | 山登り
 皆さんはグーグルマップを良く使うだろうか。おじさんは実際に行かないまでも頻繁に見ている。そこで最近気づいたことがあった。福井県池田町にある山で部子山(へこさん、1464m)に至るルートをマップで検索すると下記のようになる。

 青丸が出発地の揖斐川町で赤が目的地
 揖斐川町から北北西に延びている青線は少なくとも11月19日以前にはなかった線である
 北陸道回りだと高速を使っても3時間14分(距離162km)で青線だと2時間29分(距離84km)
 これは11月19日に開通した冠山峠道路によるものである

 大野市にある荒島岳で検索すると、冠山峠道路経由だと2時間16分、郡上経由だと2時間20分(高速料金1710円)、北陸自動車道経由だと2時間34分(同3260円)となる。
 次に大野市にある山を今日もらってきたリーフレットで見ると

 銀杏峰は載っているが、すぐそばの部子山は池田町にあるため載っていない
 姥ヶ岳あたりだと大野市からかなり南下する必要があるため時間はかかるが、高速料金は必要ない

 上記のことを実感するために、かみさんを誘って冠山峠道路(国道417号線)を体験するドライブに出かけた。以下はそのドライブ日記である。

 本日の行程 自宅8:20→徳山ダムサイト8:50~9:00→上開田望郷広場9:27→塚9:58~10:05→越前大野城11:10~11:35→大野市内散策と昼食11:40~13:00→荒島の郷13:25~13:40→中部縦貫道~国道158号線~東海北陸自動車道→自宅16:30
 

 徳山ダムから金草岳
 以下、上開田望郷広場から

 左から金草岳、冠山、右端に若丸山 この3つが一度に見れるこの場所はEさんに教わった

 冠山

 金草岳

 金草岳と冠山

 若丸山

 能郷白山

 上開田家並図

 上谷山から流れ落ちる沢の滝

 塚休憩所にて

 左側が冠山峠に至る林道、右側は今回開通したトンネル
 左の林道、ダンプの出入りが多い 昨年は途中の土砂崩落で全く通行できなかった

 橋、トンネルの名前一覧 難しい名前が多い

 塚から最初のトンネルを抜けると冠山南側の岩壁の凄さに驚いたが、停まるところないのが、実に残念
 冠山トンネル(4.8km)を抜けると、そこは福井県池田町。ところが停まるところが全くない。福井県側から冠山峠にあがる道を確認したかったが、いつのまにか通り過ぎてしまった。それにしても福井県側に入った途端に今にも泣き出しそうな曇天となる。

 福井県側の141号線は交通量も少なく、比較的走りやすかった。池田町は素通りして、大野市内に向かう。

 大野城 下から登ると結構な階段がある もちろん緩やかな歩道もある

 この城 城下が雲海となる「天空の城」だそうだ でも冬場は休館中

 思わぬ所にあった金森長近の像 ここから高山に移った

 二度桜
 城から越前おおの結ステーションに移動

 そこから見る越前大野城
 この地は湧き水が多いことで有名

 御清水(おしょうず)
 この近くにあった食堂に入る。観光客はいなくて地元の人ばかりだったが、醤油カツ丼、蕎麦、マイタケの天ぷら、名物のサトイモのセット1300円を注文。時間がかかったが、醤油カツ丼意外と美味しい。蕎麦は太くて、硬くて好みに合わず。

 壁にはってあった醤油カツ丼

 市内をあとにし、158号線で郡上方面に向かう。中部縦貫道大野インターそばの荒島の郷に寄り、サバ寿司と生蕎麦を購入。

 でかい駐車場 中央にモンベルが大きな面積を占めていた かみさんにモンベルに寄らないのと聞かれたが、今は買いたい物はなし(見れば欲しくなるかもしれない)

 売り場

 中部縦貫道を九頭竜で降りたが、行き交うダンプはほとんどがその関連工事。日本はいまだに土建国家が健在なり。

 白鳥に戻ると岐阜県側は晴れている。天気が良いと気持ちも軽やかになる。

 
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