城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

秋の終わりの城ヶ峰散策 23.11.25

2023-11-25 18:57:24 | 山登り
 本題に入る前に。またグループラインでやってしまった!!

 グループラインはとても便利だけれども注意しなければならないことがある。すなわち「公衆の面前」(参加者の全てが見る)にあることを認識し、このため個人攻撃やプライベートな話は絶対にしてはいけない。また特定の人に言うべきことをグループラインで連絡してはいけない。この原則を破ったために話が思わぬ方向に進み、特定の人に非常に不愉快な思いをさせてしまった。会って話せば絶対にそのようなことにはならないし、せめて電話であれば防げたはずだが、電話嫌いのおじさんにはハードルがやや高い。今は反省中である。 

 秋も終わろうとする今日、三輪神社から城ヶ峰に登り、下りは小野坂の峠に降り立ち、林道を経由し、自宅まで戻ってきた。

 8:05 揖斐小から城台山 山頂は広い

 8:06 揖斐小から城ヶ峰(右側の山)

 8:08 松林寺庭園から見る城台山

 8:16 一心寺

 8:45 反射板から市街地

 8:54 目の前には城ヶ峰

 9:08 城ヶ峰山頂

 9:32 峠 この下に小野坂トンネルができる(明治44年竣工、1971年拡幅改良)まで、揖斐川町と谷汲村を連絡する道路(現在は林道)があった。

 昔我家はかつて谷汲村庁舎があった付近に農地を所有していた。このため、祖父はこの農地に行くことがときどきあった。その時に祖父の自転車のお供をしてまだ改良される前の道を往復した記憶がある。


 この林道には随分古い石積みが残っている

 この獣害柵の通過に手こずった

 変な表示があった

 9:56 自性院 右側の道を登るとトンネルの前に出る ここも昔の記憶が残る場所だ

 左の明るいところが城ヶ峰、右端の切れ込みは峠

 以下小谷(こたて)の家々の庭の花

 皇帝ダリア

 立派なサザンカの花

 千両



 
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ゆず大根の季節 23.11.24

2023-11-24 19:24:40 | 野菜作り
 大根の種(冬しぐれ)をいつもより少し遅めの9月15日に蒔き、11月15日に(予想よりも早くなった。おそらく暑さがいつまでも残ったせいだろう。そのせいか葉っぱは虫にかなり食われていて、食材として使えない)その中の大きいのを初収穫した。そして早速、それを家内がゆず大根にした。

 左下から順にニンジン、大根、間をはさんで八朔 11月22日 八朔が色づき始めた


 大根とニンジン 大根は一本1kg前後、ニンジンはまだ大きくなっていない
 早速ニンジンの葉がおひたしやら肉巻の詰め物として活躍中、身の方はまだ食べていない


 少し前に漬けたゆず大根 大根がいまだ硬めなせいか味がしみるのに時間がかかった
 やっと美味しくなってきた
 我家ではこの容器で1.5kgの大根を漬ける


 初めて福神漬けを今日漬けた 明日には食べれるとのこと

 他の野菜は?

 タマネギ 11月7日にネオアース150、晩生50、赤玉50を植付けた
 来年1月中に追肥を行う予定


 スナップエンドウ 11月6日にポットに種まき
 12月の上旬に植付ける予定

 スナップエンドウを植付けると今年の畑(野菜)の作業は終わりとなる。畑での作業としてクリスマス前後に八朔を収穫する。

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秋のバラその2 23.11.22

2023-11-22 19:25:16 | バラ、クレマチス等
 この時期本来であれば、12月に向かってバラの活動は低くなり、仮につぼみをつけていても開花までいくことは少なくなる。ところが、相変わらずの高い気温が続き、新しい葉までつけるような株も出てきている。高い気温が続くと12月になっても、バラは咲き続けることになる。10月よりもより深い色となっているようである。

 秋にしては高い気温であるが、バラは今年最後の輝きをはなっているかのようである。数はすくないが、写真で紹介する。

◯11月16日
 
  セプタードアイル(イングリッシュ)
 
  クロードモネ(フレンチ)
  
  タッチオブクラス(フロリパンダ)
 
  ザ・ワイフ・オブ・バース(イングリッシュ) 
 
  同上 これぞイングリッシュローズという感じだ
  
  グラハムトーマス(インリッシュ) 空の青さに濃い黄色が映える
 
  ジーンレックス(イングリッシュ)
 
  チャールストン(フロリパンダ) 春から休むことなく咲き続けてきた

◯11月18日
 
  セシルブルンナー 小さな花であるが、近づいて見ると本当にきれいである
 
  エブリン(イングリッシュ) 大きな花を咲かしている

◯11月22日
 
  ジーンレックス 16日のつぼみが開花した

 年内のバラの管理は12月(1月でも良い)つるバラの整枝、剪定などを行うだけとなる。

 ピエールロンサール 空に向かってのびている

 ときどき12月になると剪定や施肥などを行う人がいるが、その作業は1月下旬から2月上旬頃に行うのが良い。それまではできるだけ、枝を切らずに、葉も残して、春に向かう栄養を貯めるようにすることになる。 
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オゾウゾ山・今年初めての雪の山 23.11.21

2023-11-21 19:43:26 | 山登り
 今日のオゾウゾ山(1085.2m)の参加者4人の平均年齢は55歳、この平均というのに騙されてはいけない。中身は73歳、71歳、52歳、24歳、これほどバラエティに富んだ組み合わせは滅多にないだろう。なにより24歳のうら若き女性が年寄りグループ(52歳のYさんご免なさい)に参加してくれることはまさに僥倖とも言うべき出来事かもしれない。しかし、この若きSさんは、揖斐の山とかヤブ山に興味を持ち、社会人2年目でニコンで山の写真を撮りまくる女性でもある。

 さて、余計な話はこれくらいにして、今日の山の話をしよう。この山を企画したのは、「ぎふ百山」を集中的に登っている我が山とものEさん。11月の初めの頃は気温が高く、やっと普通の晩秋らしくなり、伊吹山初冠雪などの雪便りが届くようになった。蛭ヶ野あたりからは道路脇に雪があり、最近降ったようだ。荘川インターで高速道を降り、156号線で白川村に入った。この辺でも道路脇には雪が残り、オゾウゾ山も雪があることが想像された。

 156号線から右の道を進むとダムの管理所があり、ここに車を停めさせてもらった。駐車地から来た道を戻ると(高圧線の)管理道がのびている。管理道特有の黒のプラスチックの階段が見えているが、かなりそのプラスチックが傾いていたり、露出していて歩きにくい(もちろん途中までとはいえ管理道自体はありがたいのだが)。地形図から想像していたとおり、かなりの傾斜の登りが続いている。


 最後の鉄塔からヤブに入ることを覚悟していたが、それを過ぎてからもしばらく管理道が続いていたのはラッキーだった。その管理道が右手の方向に行くのを見て、斜面を直登するあたりからヤブとなった。しかし、そのヤブはほとんどが薄く、またこの時期特有の木の葉が全て落ちており、見晴らしが極めて良かった。管理道の途中から雪は出てきたが、靴が埋もれるほどではなく、かえって登り易くなっていた。

 山頂付近は少しだけヤブが濃くなっていたが、山頂付近は切払いがされていた。そしてそこから眺める雪をまとった大笠山や笈ヶ岳の姿は我々を感動させた。無風、快晴の中、昼飯を食べた後も、去りがたい気持ち一杯であったが、帰りの温泉を楽しみに下山にかかった。雪が多くなくので、帰りはとにかく滑りやすい。何回か尻餅をついた。もちろん、濡れたヤブと雪のことを考え、ズボンのカッパをはいていたのは大正解だった。

 最後に今回終始トップを務めた若きSさん、残置の赤布が一杯ついていたのと赤布をつけることが名人技となているEさんがつけた赤布のおかげもあった(これは帰りの話なのだが)のであるが、我々を無駄なく山頂そしては駐車地まで導いたことは称賛に値することであると記しておく。


 それでは写真を紹介する。

 7:44 駐車地

 7:45 奥の方に見えるのがオゾウゾ山?

 7:46 登山口 管理道始まる

 7:53 管理道

 7:59 最初の鉄塔

 8:27 急な道が続く

 8:34 北の方角 少し冠雪している

 8:38 国道156号線が見える

 8:49 ブナの道

 8:59 鉄塔が終わり、いよいよヤブに突入かと思ったが、この上にも管理道はのびていた

 9:10 まだ管理道がある

 10:15 ヤブはほとんどが薄い

 10:28 オゾウゾ山山頂

 10:29 右大笠山 左笈ヶ岳

 10:37 Eさん設置の標示板

 11:14 下山開始

 12:21  左 樅糠山

 13:04 駐車地対岸の山の斜面

コースタイム 登山口7:46→最後の鉄塔(四番目)8:55→山頂10:28~11:15→登山口13:04 
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歴史小説・時代小説を読む 23.11.18

2023-11-18 18:46:52 | 面白い本はないか
 読書は、おじさんにとって世界や社会、家族、個人に起こっている様々な事象を知るため、あるいは考えるためのものである。しかし、だからといって難しい本は、理解出来ないので、初心者でもわかるようなものばかり読んでいる。そうしていると、世界や日本等が直面している問題の難しさを知るにつれ心がどんどん重くなってしまう。もちろん、普段の生活にはさほど関係していないものが大半なので、重くなるのは読書の時だけとなる。

 ノンフィクションばかりであった読書から、少しづつフィクション、すなわち小説や小説家の書くエッセイなども読むようになってきた。村上春樹もいいけれども、藤沢周平や葉室麟の時代小説を今年後半からかなり読んできた。彼らの作品は、重くなった心に一服の清涼剤としての効用がありそうである。葉室は15冊、藤沢は13冊、少し少ないが吉村昭2冊。この中で葉室と藤沢はエンターテイメント性が強く一般的に時代小説、吉村は歴史をかなり忠実にたどっているので歴史小説ということになる。もちろん司馬遼太郎の作品の大部分は娯楽性が強いが歴史小説とされるようだ。

 ここでなぜこのようなブログを書くことになったかというと、葉室麟の小説2冊と一緒に今村翔吾の「教養としての歴史小説」という本を揖斐川図書館から借りてきて、読んだからである。彼は昨年「塞王の盾」で直木賞を受賞した。もちろん、おじさんはこの長い小説をまだ読んでいない。著書の経歴がすごい。小学校5年生で読んだ池波正太郎の「真田太平記」をきっかけに歴史小説に没頭。中学生になると歴史小説家に憧れ、月30~40冊ほど歴史小説を読み込んだとある。


 彼によると教養を高めるにはまず歴史を学ぶことが大事であると。ところが、この歴史、学校で習うのは暗記するためばかりで、少しも面白くない。(このことは東大の史料編纂所の本郷和人教授が「歴史学者という病」、「日本史を疑え」などで述べているように、歴史学者は史料に書かれていないことは述べることができなくて、自己の想像をたくましくして歴史を勝手に解釈できない。したがって、あまり面白くはならない。)歴史小説、時代小説であれば、作者がめいっぱい想像力を発揮して、面白く書いてくれるので、歴史が好きになるというわけである。このあと興味があれば、歴史家の書いたものを読めばいいのである。また、歴史小説から人としての生き方や振る舞い方、人情の機微なども学ぶことができる。

 著者が歴史小説家を世代別に分けている。
 第1世代 岡本綺堂(半七捕物帳)、野村胡堂(銭形平次捕物控)、中里介山(大菩薩峠)、直木三十五、子母沢寛(新撰組始末記)、大佛次郎(鞍馬天狗) ※おじさんが知っているあるい名前を聞いたことのある作品のみ 三十五が直木賞のもとだとずっと知らなかった

 第2世代 長谷川伸(瞼の母)、吉川英治、中山義秀、海音寺潮五郎、山本周五郎、山岡荘八、新田次郎 ※新田次郎が「武田信玄」を書いているのを知らなかった 中山以外は皆さんよく知られた作家ばかり

 第3世代 柴田錬三郎、山田風太郎、隆慶一郎、池波正太郎、遠藤周作、司馬遼太郎、陳舜臣、永井路子、藤沢周平、津本陽、笹沢左保、平岩弓枝

 第4世代 宮城谷昌光、高橋克彦、北方謙三、浅田次郎、松井今朝子

 第5世代 佐伯泰英、葉室麟、諸田玲子、山本兼一、火坂雅志、高田郁  ※知っている名前があるのはここまでで、この後の世代は全く知らない それだけ年をとっているということなのである

 第6世代 朝井まかて、伊東潤、木下昌輝、澤田瞳子、天野純希     

 第7世代 砂原浩太朗、永井紗耶子、川越宗一、今村翔吾 蝉谷めぐ実

 さらに、日本の歴史を知るための歴史小説10冊として、①国盗り物語(司馬遼太郎)、②徳川家康(山岡荘八)、③飛ぶが如く(司馬遼太郎)、④沈黙(遠藤周作)、⑤炎環(永井路子)、⑥平将門(海音寺潮五郎)、⑦白村江(荒山徹)、⑤聖徳太子(黒岩重吾)、⑨大義の末(城山三郎)、⑩樅の木は残った(山本周五郎)をあげている。このうちおじさんが読んだのは④と⑨の2冊、①、②、⑩は大河ドラマで拝見

 第2世代や第3世代の作家の作品は、大河ドラマとなっている。今村翔吾の最大の夢は、大河ドラマの原作者になりたいということだ。ちなみに最も多くの作品が大河ドラマとなったのは、司馬遼太郎で「竜馬がゆく」、「国盗り物語」、「花神」、「徳川慶喜」、「功名が辻」の6作品でもちろんダントツの一位である。※最近の大河ドラマはオリジナルの作品ばかりである。

 おじさんは、藤沢周平のドラマが大好きである。「立花登青春手控え」「三屋清左衛門残日録」「神谷玄次郎捕物控」「風の果て」、古いところでは「江戸の用心棒」(BSで最近見た)などたくさんある。もちろん、池波正太郎の「鬼平犯科帳」、「剣客商売」などは何回もBSで見せてもらっている。

 今村翔吾の本は図書館で借りて読んでみたい。他に山本兼一「利休にたずねよ」と池波正太郎の「真田太平記」にチャレンジしたいと思っているが、後者は12巻もあるのでちょっと無理かもしれない。



  

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