書評 対話的思考(「はなしあい」1976.6) 1976-06-01 10:36:11 | 雑文 書評 対話的思考 書店で金子晴勇氏の近著『対話的思考』(創文社、昭和五十一年四月発行、千二百円)を見たときある種の衝動にかられて買いたかった他の本を止めて、本書を手に入れ、一気呵成に読了し、非常に大きな感銘を受けた。 <今日「対話」という言葉がひじょうに多く用いられている。政治家も学者も、管理者も労働者も家庭の主婦も青年もこの言葉を自己の思想や世界観また行動にとってもっとも意義あるものとして説き . . . 本文を読む