エアーズロックへはアリススプリングスを経由しての飛行路です。私はアリススプリングスの空港の事はもう忘れていましたが、メモに
「アリススプリングスで中継。青い空、夏らしい。草、香りよし。空港内の通路も芝。」
とあります。ここまではアリススプリングスの空港の事だと思われます。うろ覚えですが、ケアンズから乗って来た飛行機を降りて、割合広々とした空港路を歩いたように思います。確かに夏草香る芝の道だった気がします。青い空と白い雲、緑の芝生、近代と自然が調和したような、当時は如何表現したらよいか分かりませんでしたが、昭和の香り懐かしいような空港だった気がします。私は幼少の頃に同級生と地元の空港を見学に行きましたが、その空港のイメージを思い出していたと思います。私にすると35年程前の香しく懐かしいイメージでした。
この空港では皆飛行機から降りたようです。気候風土を満喫しながら通路を歩く私のすぐ前を、異国の女性が歩いていました。その人の後ろ姿を見ながら、日本とは違うなあと異国情緒を感じたものです。私にとってのかなり久しぶりの海外、1人旅のこの旅では、団体といっても自分1人で何でもする事が多く、気持ちが引き締まっていたのでしょう。異国の人、特に白人系の人がよく目につきました。会話もそうですが、自分の近距離に異国の人がいるという事自体相当珍しい事でした。しかも、皆観光気分なので開放的で、それとなく打ち解けた親しみのある雰囲気だったので、あまり違和感や拒絶感といったものを感じないでいました。
(これはシドニーで撮った集合写真の裏表紙の絵です。可愛い絵柄でオーストラリアの観光名所が表現されています。絵からも分かるように、ケアンズからエアーズロックまでは午前の移動でしたから、太陽を後方にして飛行したのでしょう。順光で見通しの良い光景だった訳です。)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます