Jun日記(さと さとみの世界)

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マシュマロの思い出

2012-03-07 16:38:43 | 日記・エッセイ・コラム
最近、買いたいと思うサツマイモに巡り合えなくて、こんなプレートを使ってみました。
前回の記事に書いたマシュマロ、昔作った事があります。小学生の頃でした。ある学習雑誌に簡単なマシュマロの作り方が載っていたんです。言葉も「簡単な」が付いていたと思います。
それで早速作ってみました。マシュマロという響きやお洒落なイメージがおしゃまな私を刺激したんですね。
出来上がった味は美味しいというほどのものではなく、当時はコーンスターチという洒落たものが、多分、小売店には無かったので、そうだったと思います、片栗粉を代用しました。本にも片栗粉で代用する旨が書いてあったように思います。
当時の覚えている味覚では、やや甘いオブラートの柔らかな塊を食べたような感じでした。気味の悪い食感に近い仕上がりでした。
白くふんわり感がなかったのは、泡だて器が無くすべて手動だった事、子供の手には角が立つ硬さまで泡立てるという気力や発想も無くて、事実角が立つ硬さというものを見たことも聞いた事も無かったという現実がありました。
しかし、驚くべき事に、何故かこの初作りの洋菓子を美味しいといった人が、身近な大人、大人受けするお菓子だったようです。
戦前の人々には何故か懐かしい味わいのある物、だったようです。その後も作って欲しいといわれましたが、作る本人が全く食べる気の無い物だっただけに、没のレシピとなりました。
今朝もその大人の1人から、マシュマロは何で作るのか?と質問があって、卵白と砂糖、ゼラチンを思い浮かべ、その後子供時代と学習書を思い出しました。
やはり学習雑誌というべきかもしれません。
ちなみに、私の子は同じ学習雑誌を読んでいましたが、載っていた料理で気に入り、親子でよく作ったのがもんじゃ焼きでした。
これは、とても親子で好評な一品でした。
和風の庶民的なお八つは、洋風でお洒落なお菓子に勝ったんでしょうか。作り方の簡素さにも勝因があったように思います。所謂アジアンティストかもしれませんね、もんじゃ焼きは。

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