河津桜をハシゴする

　　伊豆の方では河津桜の開花が伝えられて久しい、
　　東京でも私の知ってる木場公園で満開とニュースで見た。
　　ということは職場近くの隅田公園でも咲いたかな、
　　行ってみたら咲いたどころじゃない、散り始めていた。


　　

　　　　　隅田公園・牛島神社の境内に数本ある河津桜、
　　　　　木は若いみたいだけど咲く花は毎年少なくなっている。




　　

　　　　　こう花の数が少なくてはどうにも撮りようがない、
　　　　　桜なんてのは画面いっぱいを花で埋めたいのに。




　　

　　　　　これは参ったな、でも仕方がない
　　　　　まあゼロよりかはいいだろう。




　　

　　　　　撮るものが無いときは神主さんなぞを撮ってみる。

　　　　　この隅田公園は旧水戸藩の下屋敷跡、
　　　　　とにかく広い公園でお花見の名所としても有名だ。
　　　　　ここから百花園は近い、寄ってみよう。




　　

　　　　　途中ちらとピンクの花が目に飛び込んできた、
　　　　　え、こんな所に河津桜があったんだ！。
　　　　　ここは十月桜や冬桜が数本あるけど河津桜があるのは知らなかった。




　　

　　　　　これは本物だ、河津桜はこうでなくちゃ。




　　

　　　　　これはいい所を見つけた、百花園のすぐ近くなのでいつでも行ける。




　　

　　　　　このヒトは花さえあればどこへでも。




　　

　　　　　この花の中を自由気ままに飛び回ってくれるので
　　　　　ロストすることもしばしば、
　　　　　行ったかなと思うとまだいる、花が揺れ動いているぞ。

　　　　　この日も風が強かった、瞬間最大風速は18.6m、最高気温は9.9℃、
　　　　　毎日日替わりで北から南から強い風が吹き荒れる。
　　　　　なにもこんな日に走らなくてもよさそうなものだが、
　　　　　花は散っちゃうからねえ、恨めしい春の天気。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 2月21日　隅田公園から向島
　　　　　　　　　　

セツブンソウとユキワリソウ

　　実際の節分よりちょっと遅くなったけど
　　セツブンソウが咲いています、例年通りです。
　　ユキワリソウもぼつぼつと咲き始めました、
　　これもまあこんなものでしょう、名前通りにはいかないようですね。


　　

　　　　　節分のころ咲き出す、寒い中の花らしくちょっと儚い感じ。
　　　　　環境の変化、乱獲などで自然ではなかなか見られなくなったという。




　　

　　　　　花弁に見えるのは萼片、黄色いシベみたいなのが退化した花弁、
　　　　　蜜腺として機能している。




　　

　　　　　ユキワリソウは同じ花が二つとないほどバリエーションに富んでいる、
　　　　　いろいろな色、形の花を並べてみた。






　　






　　






　　






　　

　　　　　これらの花は庭園のあちこちに植えられている、
　　　　　探す楽しみ？
　　　　　いやいやもうちょっとまとめて植えてくれると有難いな。


　　　　　去年までは少しまとめて咲く場所があった、
　　　　　今年はまだ咲いてないけど去年どおりに残っていれば
　　　　　もうちょっとそれらしく見られるユキワリソウに出合えそう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　2月18日　向島百花園
　　　　　　　　　　

アカバナマンサクも咲いていた

　　ここの花、普通の黄色いマンサクと思っていたが
　　行ってみたらアカバナマンサクだった。
　　なにか勘違いしていたみたい、
　　でもきれいに咲いていたのでこれはこれでよかったね。


　　

　　　　　アカバナマンサク、こっちの方が花びらのシワシワが多く面白い、
　　　　　赤もワインレッドみたいな色。




　　

　　　　　花弁4枚、萼片4枚、雄しべ4本、よく見えないけど雌しべは1本、
　　　　　形は特異だけど作りはごく普通の花。




　　

　　　　　風で飛んできたごみクズが絡みついたみたい、、、。




　　

　　　　　マジックハンド？。




　　

　　　　　百花斉放　　百家争鳴　　百花繚乱
　　　　　千紫万紅　　千姿万態　　侃侃諤諤
　　　　　緩急自在　　機略縦横　　魑魅魍魎

　　　　　なんと表現したらいいものか・・・。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 2月17日　荒川自然公園
　　　　　　　　　　

カンザクラが満開

　　荒川自然公園で寒桜が満開になっていた、
　　きれいなさくら色、河津桜に近い色で澄んだピンク。
　　農業公園にも寒桜は咲くけど全く違う色、
　　元々雑種だけど違う桜との雑種なんだろうか。


　　

　　　　　丸く固まって咲くのはソメイヨシノみたい、
　　　　　農業公園の寒桜は枝に沿って花をつける。




　　

　　　　　色は河津桜に近い。




　　

　　　　　寒桜はカンヒザクラとオオシマザクラの雑種といわれるが、、、




　　

　　　　　寒桜の仲間には「大寒桜(おおかんざくら)」や
　　　　　「修善寺桜(しゅぜんじざくら)」などが含まれる、
　　　　　それらの花かもしれないね。




　　

　　　　　枝も花もソメイヨシノみたいに見える、
　　　　　ま、いずれにせよ桜であることは間違いない。




　　

　　　　　それはそれとして春一番、聞こえはいいけど早い話が嵐ね。
　　　　　瞬間最大風速は20m超、花を撮る環境じゃないわ。

　　　　　でもせっかく来たんだからここは頑張ってね、
　　　　　風が弱くなった一瞬を狙ってやっと何枚かを。

　　　　　この桜にはよくメジロがやって来るけど
　　　　　さすがにこの風では躊躇したのか姿は見えなかった。
　　　　　ま、またソメイヨシノが咲き出したら見られるだろう、
　　　　　今年はいっぱい撮ったけどこれでいいということはないのだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 2月17日　荒川自然公園
　　　　　　　　　　

富士山も見納め近いかな

　　朝から冷たい風がびゅ～びゅ～！
　　電車から見えた富士山がきれいだった。
　　あぁ、そろそろ見納めのころだなぁ、
　　よ～し、頑張って農業公園まで走ろう !!。


　　

　　　　　やっぱり何回見てもいいね、富士は日本一の山。
　　　　　3月に入れば春霞でまずすっきりとは見られない、
　　　　　さらに日にちが経てば空は汚れてまず姿すら見られなくなる。




　　

　　　　　北風ピ～ぷ～、寒くはないけど冷たい。
　　　　　隣接する埼玉県川口市のビル群もすっきり。




　　

　　　　　畑の中の特設温室、板で囲って天井はアクリル板。
　　　　　中ではチューリップが咲き出していた、
　　　　　アクリル板はゴミだらけなのでわずかな隙間から。




　　

　　　　　もうちょっとしたら畑のふちは真っ白いベルトに囲まれる、
　　　　　いま発展途上中。




　　

　　　　　遊具広場には寒緋桜が咲いていた。
　　　　　昔は緋寒桜、ヒカンザクラと呼ばれていたが彼岸桜ヒガンザクラと間違えやすい、
　　　　　いまは寒緋桜に統一された。
　　　　　沖縄に咲くサクラはこの寒緋桜だ。




　　

　　　　　花は色が濃く下を向いて咲く、せいぜい咲いてもこれくらいしか開かない。
　　　　　ソメイヨシノを見慣れた目には「これって桜なの？」。




　　

　　　　　もう一回富士山を。
　　　　　これから先はたとえ見えることがあっても雪が無くなる、
　　　　　雪の無い富士山なんてコーヒーの無いクリープ !?、
　　　　　ただの山だから面白くもなんともない。
　　　　　やっぱり、”富士には雪がよく似合う”・・・。


　　　　　瞬間最大風速15.4m、この前の春一番には及ばなかったが冷たいから結構なもの。
　　　　　農業公園へ行くときはモロ向かい風、ママチャリは前へ進まない。
　　　　　隣りをサイクリストたちがどんどん追い抜いて行く、
　　　　　なーに帰りは追い風だい、怖いくらいスピードが出るんだぞ。
　　　　　この帰りの追い風があるから行ける、そうでなかったら誰がこの風の中を、、、。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 2月19日　都市農業公園