芭蕉が奥の細道へと旅立った場所、
「矢立始めの地」は千住大橋のたもと。
小さな小さな公園となっています、
川辺に下りると資料や絵も見られます。
日光街道の道筋、千住大橋のたもとに立つ記念碑。
左の青い橋が千住大橋です、銘板には右から「大橋」とだけ。
小さな公園、千住大橋公園には奥の細道の全行程を描いた大きな看板が。
隅田川の護岸を下りて隅田川テラスに立つと
護岸に大きく芭蕉と曽良の旅立ちの様子が、
末尾には「与謝蕪村筆 奥の細道図屏風」とあります。
上は千住大橋、その下にテラスを渡る小さな橋「千住小橋」なるものが、
渡って向こうへ行くといろいろな資料が見られます。
ネット上で「千住大橋」はあるのに「小橋」は?という質問があって
すかさず「大橋の下に小さな小橋がありますよ」と返されていましたが。
「御上がり場」。将軍家など高貴な人々が利用した千住大橋際御上がり場」です。
将軍家が近くの鷹狩などのとき使ったらしい。
千住大橋の御上がり場に将軍のお成船が着くようす。
大川(隅田川)と千住大橋が描かれています。
千住宿を利用した大名行列。
千住宿は日光街道、奥州街道など行き来する大名約60家が利用しました。
この図は千住宿を利用した最大の大名、伊達家の様子を描いた絵巻きです。
千住大橋は家康が入府してから初めて隅田川に架けられた橋です。
それまでは戦略上の理由で川に橋は架けられなかったんですね。
さて、公園に戻りました、
全部でこれだけの大きさです。
超かわいい公園だけど
芭蕉旅立ちの地としての意味は大きいですね。
私が知っているうちでは一番小さいだろうすべり台がちょこんとありました。
data:PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影 2月 28日 足立区・千住大橋公園