おひなさまの花、ハナモモ

　　ハナモモが咲いてきましたね、
　　順序を言うと梅の次、ソメイヨシノの前ということになります。
　　大きなきれいなピンクの花でおひなさまに飾る花
　　灯りをつけましょぼんぼりに、お花をあげましょ桃の花、、、ですね。


　　

　　　　　これがまたビミョーなとこに植えてある、
　　　　　狙える花はみんな逆光になる、植え込みに入るわけにもいかないし。




　　

　　　　　このハナモモは私が農業公園を去る年の春やってきた。
　　　　　まだほんの小さな木で大丈夫かいなと思っていたけど
　　　　　あれから何年経ったのだろう今ではすっかり大きくなって、、、。
　　　　　この花を見るたびあの頃のことが胸を駆け巡る。




　　

　　　　　八重というか千重というか、ふんわりと暖かそうな花。
　　　　　梅はちょっと寒い感じがするけど桃の花はもうすっかり春の花。




　　

　　　　　桃色、、、聞いただけでわくわくする、
　　　　　緑色、、、これから萌える若さの色。
　　　　　ものみな萌える春の色。




　　

　　　　　モモの花に負けてない萌え～～～、このころの子どもたちってほんとにかわいいね。


　　　　　観賞用のハナモモとして改良が行われるようになったのは江戸時代に入ってからで、
　　　　　現在の園芸品種の多くも江戸時代のものが多い。
　　　　　これから咲いてくる源平モモ、紅白に咲き分けるのでとてもきれいだけど
　　　　　これもハナモモの一種だ。

　　　　　ハナモモは結実はするが実は小さく食用には適さない、
　　　　　そのため実を採るための"実桃"と花を楽しむ"花桃"が用途に応じて栽培される。