東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

秋の風物詩、日本橋べったら市

2016-10-23 | 散歩
  去年もそうだったけど、今年もべったら市の日に会社の召集が、
  会社丸抱えでべったら市を見に行ける。
  江戸通りから一本日本橋よりの小さな通り、
  あたり一面甘いべったら漬けの香りが漂っていた。


  

     “べったら漬け”は、麹と砂糖、アメなどの甘味料で大根を漬け込んだもの、
     衣服にべったりとついてしまうことから名づけたとされる。
     私は大好き、これからの季節はこれに限る。




  

     江戸幕府十五代将軍徳川慶喜公もべったら漬けを好んで食べたと言われていることから、
     江戸時代から続く伝統ある漬物であることがわかる。




  

     「べったら市」の起源は、江戸中期の中ごろまで遡る。
     宝田恵比寿神社の門前で10月20日のえびす講にお供えするため、
     前日の19日に市が立ったことが始まりと伝わっている。




  

     約500軒もの 露店が軒を連ね19日にはお神輿も登場、
     日本橋が誇る多くの人でにぎわう伝統あるお祭りとなっている。




  

     元々は神像や打出の小槌、懸鯛、切山椒などを 売るための市だったが、
     いつの頃からかここで売られるべったら漬が評判になり、「べっ たら市」という名が定着したようだ。




  

     昭和通りと江戸通りが交差する一角はべったら漬けで埋まっているが、、、。




  

     一歩横道に入るといろいろなお店も。




  

     1653年創業、「小津和紙」。紙の老舗の横には
     ティッシュ、トイレットペーパーなど紙が山積み。




  

     もはや何でもあり、この際押しかけちゃお。




  

     この日は気温が28℃にもなった暑い一日、生ビールはイイネ。

     メイン会場となる通りは大伝馬町通り、日本橋から日光街道が始まる通り。
     そして江戸時代は商業の中心地に近く、
     今ではビルが密集してるけどその谷間にはいろいろな神社もたくさん残っている。

     そしていろいろな行事やお祭りもたくさん残っており、
     江戸時代の商人の心意気が今に引き継がれている。


     3日間、たくさんの写真を見ていただきましてありがとうございました。
     自分でも多いなとは思うけどいずれも捨てがたく、
     毎回のことながらついたくさん載せてしまいます、ご容赦ください。m(_ _)m
                                                                10月20日 日本橋べったら市
              


     今日は「霜降」、露が冷気によって霜となって降り始めるころとされます。
     そうこうするうちに霜は雪となって冬がやって来るんですね。

     清水寺で発表する「今年の漢字」、11月1日から募集が始まります、
     センセイが走る季節が一歩づつ近づいているような、、、。

     東京は20℃を超え風もなく静かな小春日和でした、
     一年で一番いい季節かも、こんな日が続けばいいね。


  
コメント (2)
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