シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

運指の間隔が狭くなる

2013年03月09日 | Vn ビギナー事始め
毎度の独学ヴァイオリニストの独習失敗記__今回は、ハイポジションで運指を正確にやっていなかったというお話し。 高音のE線の指板上で、本体と繋がっている辺りがC♯、次いでD、D♯、Eとなる。 サードポジションを練習する前から、高い音を必要とする曲を弾こうとすると、どうしても上記の辺りを押さえなくては音が出ないから、小指でアタリを付けて何とかしのいでいた。 当然 押さえ場所が特定できないから、不安定な音程しか出せなかった。

特にお気に入りの小曲「愛の挨拶 ニ長調版」(エルガー) でだ。 イントロの繰り返しが終わって7小節目に「CーEーD」が、14小節目に「FーEーD」が出てくる。 Cは問題ないのだが、EDFが問題だった。 Fはかなり遠い位置なので、フィフスポジションでないと無理だろうと最初から諦めていたのだが、EDがどうも今ひとつ安定しないのだ。 これも未熟者だろうからと思っていた。
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最近 ネットから無料楽譜「オーゼの死 ニ長調版」(グリーグ) をダウンロード、プリントして弾いていたら、同じ箇所を弾くところが出てきた。 20小節目辺りに「EーDーC♯」が出てくる。 ここも何かヘン? と思って上記写真の指板運指をよく見ると、2cm ほどの所に「C♯ーDーD♯ーE」が並んでいる。 おやっと思って今迄の運指を振り返ると、これまで「C♯ーDーE」を 2cm ほどの所に指をくっ付けて弾いていたのに気が付いた。

本来は「C♯ーDーD♯ーE」と、4カ所を押さえなくてはならないのに3カ所しか押さえていなかったのだ。 これでは「DーD♯ーE」が不安定になるはずだ。 ところが この押さえ位置がすこぶる狭い。 指をくっ付けていたら、やっぱり3カ所しか押さえられない。 ここは意図的に隣り合う指ではなくて、同じ指を 5~6mm ずつ移動させてやらないと正しい音が出ない。 指板上をファーストポジションで弾いている時は、指1つが半音だったから、その要領でハイポジションの音を拾おうとしていたのが間違いだった。

今やっと気が付いた。 サードポジションで、指板上で本体と繋がっているところからは “ひと指半音” ではなく “ひと指以下の間隔で半音” なんだと。 当然のことだったのだが、今頃気が付いた。 音階練習をきっちりとやっていれば、もっと早く気が付いたはずなんだが、いい加減にこなしていたせいだ__まあ あんまり面白くないからねぇ、音階練習ってやつは (実は気が付きかけていたのだが、ヘンな音が出るし、やはり面白くないから途中いい加減で切り上げていたのだ)。

これではサードポジションで大分 苦労しそうだ。 まあいい。 時間はたっぷりある__しかし何時間も続けて練習もできない。 指が痛くなってくるからだ。 特に痛くなるのは、運指をする左手指ではなく、弓を握る右手指だ。 連続して練習できるのはせいぜい1時間。 午前と午後に1時間ずつで、1日2時間。 これではあまり上達できないかも__上達する前に体力のスタミナ切れになってしまうかも。

以上

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