シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

床をカーペットからフロアリングにすると

2017年12月25日 | Vn ビギナー事始め
写真はネットから拾ったフロアリング例。
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拙宅は建築後34年を経過し、あちこち住宅部材に経年変化 つまり劣化が目立ってきました。 屋根の劣化、雨どいの劣化、雨戸の劣化、カーペットの劣化、玄関と室内ドアの劣化、などなど。

既にバスタブは5年ほど前にタイルバスからユニットバスに、ガスコンロは IH ヒーターに取り替えています。 また 郵便受けとインターホンは春に取り替え、6畳間の畳はこの秋に畳表 (たたみおもて) を張り替えました。

今回 玄関と廊下、3部屋とダイニングのカーペットをフロアリング (板張り) し、押入れの2枚引き戸は3連開きに、脱衣室のドアは吊り戸に、トイレも最新式の手洗い器なしの 温水洗浄と便器一体型にし、手洗い器はトイレ内に別に付け、廊下の照明は電球から LED ダウンライトに、蛍光灯・電球照明を LED 照明器具に、3部屋とトイレのドアを取り替えました。

工事は11月末から始めて、ようやく12月22日までに完了、約1ヶ月かかりました。 その間 ヴァイオリンの練習は休みました。
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約1ヶ月ぶりに練習するために調弦しようとすると、弦が緩んでいます。 高音のA線、E線が特に緩みが大きいです。 調弦に20分もかかってしまいました。

弾きだすと やはり腕前が落ちています。 ホントにヴァイオリンという楽器は毎日練習しないと、ガクッと落ちるものなんですね。 プロ・ヴァイオリニストは腕前が落ちないように、それこそ毎日の練習が欠かせないんだろうなと推測できます。

その落ちた腕前で小品曲を弾いていたら、音色 (ねいろ) が “妙によく聴こえる” のです。 響きがよく、妙だなと思いながら、ハタと気づきました。 以前は床がカーペットだったのをフロアリングにしたため、音がカーペットに吸収されずに 適度に反射して心地よく聴こえるのです。

それで コンサートホールは木材をふんだんに使い、楽器の音の反射を適度によくしているんだと気づきました。 逆に想像すると、木材ををあまり使わない吸音材の多いホールは音が吸収されすぎるか、または石材など固い素材を多用すると反射音が多すぎて、これもよくないのだろうと思いました。

ですから コンサートホール、劇場設計者はどの程度の木材を使うか 使わないか、大いにあれこれ悩むのだろうとも推測しましたね。
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ところで 拙宅の床に選んだ木材はパナソニック製で、厚みが 1cm ほどのベニア板、つまり何枚かの貼り合わせで積層し、表面の木材模様 (10cm ほどの寄木細工風) は実はプリントです。 プリントの方が実際の木材よりは手入れがし易く、かつ持ちがいいのだそうです。 しかも節目 (ふしめ) がありません。 見た目は、冒頭右写真とそっくりです。

天然木材だと節目 (ふしめ) が混ざるのは避けられず、かえってメインテナンスが大変なのだそうです。 なるほど 床材も技術が進んでいるなぁと感心しました。 しかし 電器メーカーのパナソニックが住宅建材まで発売しているとは思いませんでした。

以上

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