シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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なぜ英国から続々と歌姫が

2012年11月08日 | 歌も様々あります
2006年6月22日投稿分__

1月22日に英国の歌手キャサリン・ジェンキンスのことを書きましたが、その前にレズリー・ギャレットも何枚か聴いていました。 ある意味でジャケット買いなのですが、その CD は当りでした。

その「霊感ソプラノ A Soprano Inspired」盤 (97年 BMG conifer) の冒頭 モーツァルトのモテット「歌え 喜べ Exsultate, jubilate」からアレルヤ Aleluia (3分ほど) にはびっくりでした。 初めて聴いた2曲目のカッチーニの「アヴェ・マリア」も含め ミュージカル曲やオペラ・アリアなど、自分の得意歌を寄せ集めたワンマン・ショーなのですが、よくまとまっています。

次いで「プリマ・ドンナ Prima Donna」(92年 Silva Screen)、「レズリー ・ギャレット Lesley Garrett」(97年 BMG conifer)、「ディーヴァ Diva」(90~91年 Silva Screen) と同様のアリア集3枚を入手しました。
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Wikipedia から_ 55年南ヨークシャー生まれのリリック・ソプラノの歌手。 英王立音楽アカデミー卒、キャスリーン・フェリアー賞を受賞、英ナショナル・オペラの第一ソプラノ、「フィガロ」「コジ」「こうもり」「メリー ・ウィドウ」を得意とする。 クラシック FM で自分のショーを放送中。

“カッチーニのアヴェ・マリア” _ 実際には1970年頃ソ連の音楽家ウラディーミル・ヴァヴィロフ (Vladimir Vavilov 1925-73) によって作曲された歌曲である。 録音も楽譜も90年代前半まで知られていなかった。 出典が明らかにされず、現在入手出来る出版譜は全て編曲されたもので、歌詞がただ "Ave Maria” を繰り返すだけという内容もバロックの様式とは相容れない。

ヴァヴィロフは自作を古典作曲家の名前を借りて発表する事がよくあったが、自身が共演している Irene Bogachyova の1972年の録音では「作曲者不詳」の『アヴェ・マリア』として発表していた。 ヴァヴィロフの没後十年を経て CD 録音された Maria Bieshu (1996) やイネッサ・ガランテのデビュー盤 (1994) では作曲者が "D. Caccini” と表記され、ジュリオ・カッチーニの作として広まった。

初期の録音には Bieshu とガランテのほか、スラヴァ (1995)、Lina Mkrtchyan (1990) とソ連のアーティストによる演奏が並ぶ。 20世紀末レスリー・ギャレットやスラヴァの CD で一気に知名度が高まり、多くの歌手が録音し映画にも使われた。 以上のような事実は CD や楽譜の楽曲解説では言及が無く、現在一般にはカッチーニ作品と誤認されている。
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CD を何枚も発売するからには、相当の人気があるのでしょう。 英国はマスメディアが発達しているのか、新しい歌手が次々に出てきますね。 そのうちあまり聴かなくなってしまったのですが、最初に気に入った「アレルヤ」だけは、今でもよく聴きます。 

バーバラ・ボニー (アーノンクール指揮コンツェントゥス・ムジクスが伴奏) や、エマ・カークビー (ホグウッド指揮古楽アカデミー)、ルチア・ポップ (フィッシャー指揮イギリス室内管) の「アレルヤ」も聞いてみましたが、どうもしっくりときません。

やはり最初のお気に入りはしっかりと脳裏に染み付いているようです。 でもこの人のジャケット写真や衣装姿は、どうしてみんな "胸の谷間" が写っているものばかりなのでしょうか? 叶姉妹と通じるものがあるのかも ... 殿方は、こういう衣装を着た女性を好むものよ、かな?     

以上

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