シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

100円 ショップ品でも十分使える充電器

2012年11月07日 | 電子工作はホビー
写真左半分は、Apple HP から。 右半分は “トンサンの別荘” から。
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アップルのマジックマウスは、ケーブル無しでとても便利だが、電池の消耗も早い。 大体 3ヶ月で単3アルカリ電池が2本とも 1.1V~1.0V に低下して、使えなくなるから新しい電池に交換して使ってきたが、使用済み 1.1V 電池がやたらと増えてしまったので ここで考えた__

充電式電池を使えばいい、と。 しかし純正のチャージャーは 3000円 近くもするので、ついつい単3アルカリ電池 16本で 300円 くらいのものを買ってきて使っていた。

手持ちの太陽電池充電器で1日 (約8時間) ニッケル水素電池2本を充電したが、良くて1.3V くらいにしか充電されず、マジックマウスに装着しても作動しないので使えなかった。 新品電池の 1.5V~1.6V くらいないと作動しないようだ。

そこで、評判のエネループの充電器 (充電電池2個付きで 2000円 弱) なら 1.5V~1.6V に充電するかと店頭で現物を見たら、充電電圧 1.2V と書いてある。 やっぱり純正を買わないとだめなのか …

更に、100円 ショップで以前購入して死蔵 (というのは太陽電池充電器ばかり使っていたからだが) していた武田コーポレーション (名古屋) 製のチャージャーを何とか使いこなそうと思い立ち、改めて説明書をじっくり読んだ。

すると、”単3ニッケル水素電池 1300mAh 充電には 11.5時間かかる” と書いてあるではないか! さっそく手持ちのニッケル水素 1300mAh 単3電池2本を、まるまる1日 12時間 コンセントに繋いでみたら__ 1.5V~1.6V くらいになっている。

これでどうだとばかり、マジックマウスに装着すると … iMac 本体がマジックマウスを認識しないのだ。 つまりマジックマウスの所在が確認できないということらしい。 そこで USB ケーブルタイプの Pro Mouse で “接続の指示” を出して認識させると__使えた! その後 起動して1~2回同じ状態になったが、今は安定して使えるようになっている。

当初はマジックマウスも新品電池と違うと (?) とまどっていたようだが、段々 充電電池に馴染んできたようだ。 これで 3000円 も出して純正チャージャーを買う必要がなくなった。 充電電池2個と合わせて 300円 とアップル純正の10分の1 (中国製様々?)。 100円 ショップ通いはやめられない。 ただ 1週間も使っていたら、電池残量が半分くらいに低下、消耗も早い?

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Apple HP から_ Battery Charger (¥2,800)_ ※追加1へ

「家電製品ミニレビュー~あの Apple から “オシャレな充電池セット” が出た!」(2010年12月9日 藤山 哲人/家電 Watch) _ ※追加2へ

「とても 100円 で売れるとは思えない」(2010年12月2日 トンサンの別荘) _ ※追加3へ
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以上


※追加1_ いま市販されている同様の製品の中で最も待機時消費電力が少ない充電器のひとつです。 待機時消費電力とは、電池の充電が完了した後も消費される電力のこと。 ほとんどの充電器で発生しています。 Apple Battery Charger は、電池が完全に充電されたことを感知して、この消費電力を自動的に減らします。 しかも Apple Battery Charger についている充電式電池は数百回も繰り返し充電できるので、数か月おきに使い捨ての電池を買う必要がなくなります。

この電池は耐用年数がとても長く、最長で10年間も使い続けることができます。 つまり、アルカリ電池を一度だけ使って捨ててしまう悪循環といよいよお別れできる、というわけです。
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※追加2_(抜粋)_ コンセント部分は取り外しができ、別売の「ワールドトラベルアダプタキット」を使えば、各国のコンセント形状に交換できるため、世界中のどこにでも使えるようになっている。

さらに、メガネ型のコネクタを持つ電源ケーブルが差し込めるので「充電器をコンセントに差し込むと邪魔になる」という場合は、電気店などで売っているめがねコネクタの電源ケーブルを買ってきて、コンセントから離して充電することも可能だ。

充電にかかる時間は、マニュアルに「5時間以上」とかなりアバウトに書かれているが、この充電時間を考えると、急速充電器でないというのは確かだ。

■ 電池容量はエネループと同じだけど ……
電池の種別はエネループと同じニッケル水素電池で、容量の表示は「Min. 1900mAh」。 この 1,900mAh という容量は、エネループとまったく同じだ。 さらには「Made in Japan」の文字も。

この Apple の充電式電池は、基本的な性能でいえばエネループとほとんど一緒。 あとは、今回は実験しなかったが、繰り返し使用が何回できるかという違いだけになる (エネループは公称 1,500回、Apple には “数百回” とある)。
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※追加3_ 100円 とはびっくり! 武田コーポレーションのボルカーノ バッテリーチャージャーのことだ。

ちゃんとした紙箱に入って取扱説明書も付いている。 セリアで 105円。  写真右の充電池は別売 105円。

MADE IN CHINA とは思えない丁寧に作られた製品だ。 ケースの樹脂成型は金型がちゃんと磨かれていてきれいな仕上がり。 もちろんバリなど無い。

充電池は極性を間違えて入れても接触しない構造になっており、単3型と単4型を切り換えるバネ (マイナス端子) もしっかりしている。
 充電を示す LED も充電池ごとに付いているし、透明な充電池カバーも付いている。

裏を見てもきちんと作られている。 AC プラグは折り畳み式だが、押されて回転部分のヒンジが壊れないように、プラグの間にボディ側から出っ張りが作られている。

プラグは引き出しやすいように、指の入る部分のボディがへこんでいる。 コンセントから充電器を引き抜くときも指がかけやすいようなボディ形状になっている。

そして AC 100V を扱う製品なので当り前ではあるが、電気用品安全法に基づいて審査を受け合格したラベルが貼られている。「特定電気用品」の PSE マークと認定・承認機関JETのマーク、定格など決められている表示がされている。 これがあれば安心して使うことができる。

いったい中はどんなになっているのだろう。 いつもの癖で中を開けてみたくなった。 ケースを開けるネジは3か所。 ひとつは Q.C. PASSED のラベルの下 (危ないから良い子はまねしないでね。 AC 100V の製品だからね)。

AC 100V を低圧にするトランスと DC 変換のためのダイオード、2.7Ω の抵抗 (抵抗は定電流を流すためか)、通電表示の LED がそれぞれの充電池用に配線されていた (LED は充電完了しても消えないと取説には書いてある)。

基板のパターンを追っかけて回路図を作成して見た。

回路構成は「これでいいのか」とびっくりするほど簡単な回路。 発想の転換が必要だ。
・まず降圧トランスで電圧を下げる。
・交流の最初の2分の1をダイオードで直流にする。(脈流だが)
・充電池を通ってマイナス側はトランスの反対側の端子につながれる。
・充電池1本だけの時は交流の同じ側の波だけで断続的に充電される。
・充電池2本を充電する場合は、使っていない交流の後の2分の1を同じように直流(脈流だが)にして充電する。
・LED は充電時にダイオードと抵抗に電流が流れ、アノード-カソード間の電圧差で点灯させているらしい。

したがって充電池を装着していないときは点灯しない。 しかし、充電完了でも消灯しないと書いてあるので、満充電でもさらに充電電流は流れているのだろう。

取説に充電時間の目安が書いてあるのでそれに従ったほうがいい。 長時間なので管理するのが大変だが。

以上

2 コメント

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100円充電器 (yagi)
2016-11-26 11:06:15
この充電器は説明書がわかりにくいですが、充電電流を制限しているだけであとは何もコントロールしていません。
満充電になっても止まりませんにで、別にタイマーなどでしっかり時間管理して下さい。
過充電は良くないので普段は短め目に設定をオススメします。
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コメント 有り難うございます (Chantez Sara )
2016-11-26 12:52:08
yagiさん

確かに私の使用では 時間を超えても、充電しっぱなしのことが殆どです。 同じ100円 ショップで売っていたニッケル水素電池を使っていましたが、年々アップルのマジックマウスで使える時間が減ってきています。 過充電で電池の劣化が早まって、充電容量が減っているのかも。
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