シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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ローレンガーのスペイン歌曲集

2017年06月06日 | 歌も様々あります
左は CD ジャケット、他は LP のジャケット 他。
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2年前に『The Art of Pilar Lorengar』2枚組 CD を購入しました。 ピラール・ローレンガーは50〜70年代に ベルリン、ウィーンで活躍したスペイン出身のソプラノ歌手です (1928〜96)。 声質はコロラトゥーラ (coloratura) でしょう。 個人的な感想では、ルチア・ポップ (チェコ出身) に似た声ですね。 1枚目はオペラからの有名なアリア集 17曲、2枚目はお国モノでスペインの作曲家のものばかり 25曲です。

1枚目は殆ど知っているものですが、2枚目はグラナドスが中心で 19曲もあり、他はファリャ (2曲)、トゥリーナ (4曲) で2枚目を聴くことは少なかったですね。 しかし このたび 実家に残っていた父の所蔵 LP 二千枚を処分中 オーディオ仲間が LP 千枚を引き取り、残った LP の中に『グラナドス歌曲集』(1977年 DECCA 盤 ピアノ伴奏ラローチャ 右写真) がありました。

それが CD の内容と同じものに思えたので、LP 添付の歌詞カードのコピーを取っている最中に、どうせこの LP も中古ショップに出して 10円 で引き取られるなら、私が引き取ろうと自宅に持って来ました。 自宅で確認すると、LP にある収録曲全てが2枚目の CD に入っています。

他に 彼女の歌ったアルバムで これまで気に入ったのは、先ず スメタナ『売られた花嫁』のヒロイン役マリーです (62年 EMI ドイツ語盤 ケンペ指揮 中央下左写真)。 ウィーンで録音したアリア集の LP も良かったですね (60年代? DECCA 盤『Prima Donna in Vienna』 中央上左写真)。
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そこで やっとグラナドスです。 あまり 一般には馴染みのない作曲家と思います。
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ウィキペディアから __ エンリケ・グラナドス (1867〜1916) は、スペイン近代音楽の作曲家、ピアニスト。 7歳年長のイサーク・アルベニス (1860〜1909) とともに、スペイン国民楽派の旗手として並び立つ存在である。 歌曲集『トナディーリャス』(全12曲 1912年)、『愛の歌曲集』(全7曲 1914年) の二つの連作は、ファリャと並んでスペイン歌曲の最高峰とされる。
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この2つのグラナードス歌曲集が LP に収録され、それが CD の2枚目の過半を占めています。『トナディーリャス』(昔風のスペイン歌曲集 A)、『愛の歌曲集』(B) と、題名を聞いただけで、何かエキゾチックなものを感じますね。

A歌詞に ゴヤのマハ、マホと似たような名前が出てくるのでまごつきます。 マハは女性名、マホは男性名です。 この辺りは、クラウディオ、クラウディアなどのイタリア語に似てますね。 聴き込みはこれからですので、感想は後ほど__ 

以上

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