
左は真上から見たシチュエーション。 右は真横から見たシチュエーション。 緑色の車が真横・右から出るところで、車高がほぼ同じなので対抗車線からは気付きにくい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
先日 近所の一般道を 40km/h ほどでゆっくり車を走らせていたら、対抗する右側車線が混んで車列が並んで ほとんど車が動いてない所に差し掛かりました。
その車列から突き出るように 急に右から車が出てきて 左車線の車が来ているか確認せず、そのまま “止まらずに” 飛び出して 私の車の直前を右折して走って行きました。 ブレーキを踏む間もクラクションを鳴らす暇もありませんでした __ これは危なかった。
普通は車の鼻先を車列から出して一旦停止し、運転手が目で左から車が来ているかどうかを確認し、車が来ていたらやり過ごし、来ていなかったら右折します。 この確認動作をしない運転手なのですから、いずれ事故を起こすのは “時間の問題” です。
………………………………………………
問題は、対抗する車線を走る車を巻き込んでしまう事です。 基本的に 対抗車線の車の横に当たれば 過失責任は飛び出した車ですが、飛び出した車の横に当たれば 過失責任は対抗車線の車となります。
過失責任は、必ずしも 一方が 100% で もう一方が 0% ではなく、状況により変化します。 変化したとしても、双方とも修理代はゼロになならず、時間・手間・費用などがモロモロ掛かります。
また 傷害となれば治療費も掛かり、場合によっては一生傷跡が残ったり、障害が残るかも知れません。 得する人は誰もいないのです。
………………………………………………
そうした事を “先読み” していたら、車列から飛び出して右折する際に、一旦停止を怠るなど 出来るはずがないのですが、若い経験の少ないドライバーは先読み出来ないのでしょうか?
恐らく それまでに 同じような右折を繰り返しても、幸運にも ”事故に遭った経験がない人” と想像します。
迷惑を被るのは、先読みしながら 慎重に車を運転するドライバーであり、もらい事故に遭遇するドライバーです。 私は同じように右折する際、見通しがよくて 左車線に車が来てないのが分かっていても、必ず一旦停止する癖を付けています。
皆さん 車列の間から右折する際には 必ず “一旦停止” しましょう。
今日はここまでです。