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シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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後妻業はプロでも投資は素人だった女

2024年12月30日 | 事件事故の多い世
『筧千佐子死刑囚 収容中に急死 夫など4人に青酸化合物飲ませ3人殺害 … 交際相手男性死亡の際には預金数千万円を相続』(2024/12/26 FNN プライムオンライン https://www.youtube.com/watch?v=DuGZmMYRIlI ※1)、若い頃 (?) とされる写真。
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“平成の3毒婦” と呼ばれた死刑囚の1人が塀の中で死亡しました。 自然死らしいです。 他の2人は木嶋佳苗と角田美代子です。

筧 (かけひ) 千佐子については 2014年11月28日『結婚して遺産相続を繰り返す鬼婆?』、木嶋佳苗については 2012年1月12日『疑わしきは … どうすべきか』のブログで投稿しています。 角田は知りません。
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改めて 筧千佐子について取り上げます。 10年前のブログ投稿時点では “容疑者の周辺で死亡した男性は7人” とされていましたが、その後「20年間に10人以上の高齢男性が死亡していた」(2021年8月9日 文春オンライン ※2) との調査記事があります __

「最初の夫 (54) が死亡したのが1994年、次に交際相手 (年齢不詳) が2002年、同じく交際相手 (68) が05年、2番目の夫 (69) が06年、交際相手 (75) が08年、3番目の夫 (75) が08年、交際相手 (79) が09年、交際相手 (71) が12年、交際相手 (68) が13年、交際相手 (75) が13年、4番目の夫 (75) が13年」(※2) の合計11人で、特に 08年2人・13年3人も死亡という凄まじさです。

14年に千佐子は逮捕されました。 以降の追起訴も含め起訴されたのは、上記のうちの4件だけです。 14年に逮捕されなかったら、犠牲者はもっと増えていたかも知れません。
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逮捕前のマスコミ取材の動画映像が YouTube に残っていますが、10年前の2014年でしょう。 マスコミ取材に対し、目を瞑って応えています。 目を見開いていないのは、本心を悟られまいとする自衛本能が働いているものと推理します。

傍目で見ると 何でこんな “シワクチャ婆さん” に多くの高齢者が騙されるのかと思いますが、そこは “後妻業” を本業するプロなのでしょう。 結婚相談所に登録し、網に引っ掛かってくる高齢のカモを見極め、騙せそうだなとなったら 結婚するか交際する雰囲気を匂わせて面会し、財産を譲るという公正証書を書かせ、機会を伺って毒殺し、まんまと財産をせしめるという手口を繰り返していたのでしょう。

普通 男女が3回デートすれば、脈がありそうだなと思うものです。 男がその気になれば シメたもの … 蟻地獄に落ちた男は “目がハート型” になっていて、毒牙を持つ毒婦の正体が見破れず、健康薬とか勧められるまま毒を服用してしまったのでしょう。
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でも2回目の交際で目が覚めた交際相手もいたのです __「結婚相談所を通した1回目の見合いで気に入り、2回目は2人きりで会いました。 そんときに もし結婚して僕が死んだらいう話題になり、『私、1人で残されたらどうしたらいいの?』て訊かれたんです。 会うて まだ2回目の見合いの席やのに、なんでそないなことをいうのかと思い、こちらから断りを入れました。 もし あんときに付き合うてたら、僕も殺されとったでしょうね」(和歌山県の製材所に勤務する82歳の男性 2021年8月16日 文春オンライン ※3)

もう一人の交際相手 作家のA氏 (75) は、「’97年前後の夏頃 結婚相談所主催のお見合いパーティで知り合った。 1~2ヵ月デートして私のアパートで一緒に暮らし始め、1年足らずで終わりを告げた。 彼女はとにかく床上手で同棲中は毎日身体を重ねた。 作家業の傍 (かたわ) ら造園業も経営して、財産は姉が管理していると伝えると彼女は落胆した。 私が所有する山に連れて行ったときに千佐子が捻挫したら『治療費をよこせ』としつこくいってくるので、別れ話をしたら私にビンタを3~4発して出ていった」(21年8月 FRIDAY デジタル ※4)
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20カ所以上の結婚相談所に登録し、約16年にわたって続けた “後妻業” の日々で犠牲者は両手を数えたというのは、驚異的な仕事ぶりというか、凄まじい鬼婆としかいいようがありません。

犯罪者はみんな こう思うのでしょう __ アタシだけは捕まらないと。 だから捕まるまで犯罪を続けるのです (私は犯罪に手を染めた事はありませんが)。 もう こうなるとビョーキか業病 (ごうびょう) ですね。 こういう人は 間違いなく 反社会的人間ですから、相応の刑罰を処すか 鉄格子の部屋に入れて、他人に危害を加えないようにしておくほかありません。

「彼女たち (平成の3毒婦) に共通なことは、手にした億単位の高額な金銭を湯水のごとく使っていることだ。 筧被告は株式や FX (外国為替証拠金取引) への投資。 最終的には先物取引に手を出して、ほとんどを失っている」(2015年3月2日 President Online)

他の犯罪者も同様です。 今年2月に投稿した『遵法精神が希薄な女子が増加?』の逮捕された “頂き女子りりちゃん” を名乗る女性は、詐欺の被害金をホストクラブに貢いでいます。

“悪銭 (あくせん) 身につかず” とはこの事です。 後妻業はプロでも金の使い方は素人だったのですね。 筧千佐子は後半生の16年を後妻業で犯罪を続け、10年前の2014年 68歳から 拘置所が終の住処 (ついのすみか) となりました。

今日はここまでです。

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