
記事※1から。 スイスのロマンス詐欺被害者と詐欺師のおびき出しに使った10万ドルを入れた紙袋。 右は※1の添付イラスト。
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スマホのメッセージだけだと 相手がどんな人物か分かりません。 韓国からスイスにメッセージを送っていた詐欺師がいたんですね。 犯人は捕まりました。
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『インスタで知り合った韓国人に15万ドル詐取されたスイス人男性、来韓して犯人に “復讐”」(3月11日 朝鮮日報 ※1) __ スイスの大学生 (27) は20代の韓国人女性だと名乗る被告から「借金を返せば、スイスに行って結婚する」と SNS のメッセージをやり取りし国際ロマンス詐欺の被害に遭う。 ソウルの弁護人や警察官と張り込みし、被告を検挙、被告は男だった。
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毎週のように ロマンス詐欺事件が多発しています __『マッチングアプリで知り合った女に 50万円をだまし取られる 新潟』(3月16日 新潟NEWS NST ※2) __ 2週間ほど SNS 上のチャットや音声通話で連絡を取って 50代の男性が、コンビニの ATM から指定された口座に振り込み …
『女性医師らから結婚話で1億円』(3月9日 FRIDAY ※3) __ マッチングアプリで知り合い、交際していた30代の女性医師からだけでも約 2500万円を詐取した元外資系金融会社社員が逮捕され …
次の件は “パパ活” に絡む訴訟で、驚く内容です。
中央は記事※4から。 左右はネットとウィキペディアの画像から。
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この記事を読むと 最初は、金品を要求した詐欺女子高生と被害者男性という立場に思えますが、裁判官はそう判断しなかったのですね。
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『プレゼント代返還訴訟 40歳差 “彼女” に 265万円」(3月10日 日本経済新聞 ※4) __ SNS で知り合い、プレゼント代などに1年間で 265万円を費やした (離婚後 独身生活を10年以上続けていた) 50代の男性。「恋愛詐欺」と提訴したが 地裁は、男性が女子高生と知り合った際に使っていた SNS アカウント名に「papakatsu」という文字列が含まれていたことに注目、男性の主張を一蹴 … 法廷にいる誰の目にも (男性の) 下心は透けて見えた。
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記事には2つのオチがあります __ SNS を「ブロック」した3カ月後 化粧や口調、しぐさを変えるなどして別人を装い、違う名前で再び男性に接触した女子高生はまたもや「交際」の言質を与えないまま高額のプレゼントを迫り、男性はさらに 100万円ほどを出費、男性は「実際に会ったときも同一人物と気付かなかった」という。
また (男性が児童買春の罪などに問われうる事態は起きなかったが) 裁判中 女子高生は本当の彼氏との子どもを出産した … ともあります。
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15~18歳?かと思われる女子高生の年齢は記載されておらず、 買い物と食事以外で男性と会おうとしない、この “したたかな” 女子高生は勝訴しましたが、道義的な責任を問われないのでしょうか? また これからどんな人生を送るのでしょうか? カモを見つけては “むしり取る” のを繰り返すのでしょうか?
かたや 男性は孫ほども歳の差のある女子高生と付き合って、カレカノ関係かその先まで一方的に思い込んで金品を注ぎ込み、“むしり取る” のが目的の女子高生の本性が見抜けなかったのは “哀れ” としかいえません。 その意味ではロマンス詐欺とも思えますが、裁判官は「パパ活」で合意したのだから、詐欺には当たらないとしたのです。
さて ウィキペディアには、「パパ活は、”パパ” と呼ばれる裕福な男性を客として、食事や買い物などのデートをして、その報酬として金銭を受け取る商売。 お小遣いとして金銭等を受け取ることが一般的だが、金額の大きさ次第で売春する女性もいる。 パパ活で得た収入は確定申告を行わないと法律違反となる」とあり、認められた “商売” ですね。
今日はここまでです。