シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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1.5V 電池と555で青 LED 点滅

2009年12月03日 | 電子工作はホビー
写真は橙色 LED がちょうど点灯した瞬間。 ケースは携帯電話充電器の流用。
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図の回路は、LMC555 タイマーと 1.5V 電池を使って赤 LED を点滅させる回路 (A) に、更にチャージポンプ回路を追加して 1.5V を一瞬3倍にして青 LED も点滅させる回路を考案しました。

A回路は LED 参考本 (加藤芳夫著「LED 電子工作ガイド」など) に載っているもので、電解コンを1個使ったチャージポンプで電池の2倍の 3V を発生させ、赤 LED を点滅させる __ コンデンサー定数は私好みで変えました。

しかし それでは 3.6V で点灯する青 緑 白 LED は使えないので、チャージポンプをもう一段追加しました (B) __ 実際は 3V で点灯するものもありますが、電池電圧が低下したら早々と使えなくなるのは目に見えています。 B回路は図の右4分の1ほどの部分で、 2.2kΩ / 2SA1015 / 100μF / 1kΩ から成ります。
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尚、 ※1と※2は点滅周期を生成する発振部分で、100μF+10kΩ、 10μF+100kΩ、 1μF+1MΩ のどの組合せでも構いません。 30秒間に22回点灯します。 また、※3 は 2.2kΩ〜24kΩ の範囲ならどれでも構いません。

電池持続時間は今実験中なので、どうともいえないが長そうです。 点滅の切れもいいですよ。 1.2V の電池でも点滅していましたから、かなりの低電圧でも使えそうです __ 実際は 1.0〜1.1V に落ちると輝度が落ちてトボってきます。 充電池はせいぜい 1.3V くらい迄しか充電できないので、使えなくなるのが早いです。

LED に直列に数百Ω〜1kΩ の抵抗を挟んでみましたが、輝度が変わらないので暫く様子をみることにします。
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過去に多くの 1.5V 点滅回路を試しましたが、最も簡単で、切れがよく、しかも電池が長持ちします。 74HC14 や、コイルを使う もっと簡単な回路もありますが、切れや持続時間などでは劣ります。

74HC132 回路も簡単で切れもいいのですが、輝度はこの 555 回路が高いようで、明るさの点では少し劣ります。 持続時間が 74HC132 を上回れば、最高です。 しかも高価 或いは特殊パーツがなく、最も高い LED を除いて、555 でも@¥20 ですから、一般的な電解コンや抵抗 トランジスタを合わせても知れたもので、¥50 以下になりそうです。

しかし 74HC132 点滅回路は1年以上も持続しているので、検証するのに1年はかかりそうです。 もっと短いものなら、1年以内、数ヶ月で点滅しなくなるから、実験も気の長い話しになりますね。

以上

1 コメント

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教えていただきたいです。 (さとし)
2011-01-28 16:11:52
このチャージポンプ回路はA回路とB回路でどの様に昇圧しているのかを教えていただきたいです。出来れば波形も、どの様になるのか教えていただきたいです。
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