シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

マッチ箱大の点滅器

2008年09月16日 | 電子工作はホビー
ボタン電池 LR44 が少々余っているので、使いみちを考え、超小型の LED 点滅器 (35X60X20 mm) を作ってみた。

なぜ ボタン電池が余るかというと、小型の押しボタンスイッチを探したら、4個の LR44 を使う「癒しの100円エッグライト」(セリアで購入) に付いているのが最も小さく、ボタンスイッチを外してしまうと、エッグライトの器/七色 LED /電池などが余ってしまうのです。

スイッチカバーも丁度よく、直径 1cm ほどの穴をカバーするのに最適で流用にぴったり。 秋葉原で売っている押しボタンスイッチは、100円~200円かそれ以上して、形も大きい。 一般的なトグルスイッチを使うと、一目で「電子工作品と分かってしまうのが面白くない」という個人的な事情もある。

点滅器作りで最も苦労したのはスイッチを支える構造で、ボルト・ナットを使うと ボックスに穴を明けなくてはならず、これも外部に電子工作品と明示するようなもので、それを避けるために、内部水平基板に直角に基板を立てて、これを自作L字金具で固定した。 市販L字金具は、大き過ぎてケースからはみ出すので使えなかった。

点滅回路は自作せず、1個は砲弾型 LED 内部に RGB 発光と点滅回路回路を内蔵したものを使い (千石電商で購入)、もう1個の砲弾型緑 LED に、「100円自転車用警告灯」(キャンドゥで購入) 回路からもいできた基板を使った。 それと、電池ケースはエッグライトからハサミで切り出して流用した。

自作回路は LMC555 を使ったタイマーで、RGB 発光 LED の点滅一周期分の16秒通電、8秒消電を繰り返す仕様にした。 これで、車の中に置いて駐車場で防犯用として最低限使えるだろう。 ボタン電池 LR44 は容量が小さいから長期間は無理だろうが、駐車している1~2時間なら十分 電池が持続する。
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LR44 を使った点滅器は、実は2作目だ。 最初は、厚さ 1cm の薄いケース内で電池を水平に4個並べてみたが、なにせ電池ケースが市販されておらず、割り箸などを組んで自作すると、電極の板がなかなか固定できず、通電が安定しないことが多かった。 エッグライトの電池ケースは2個用で、1個ずつ水平に並べて使うという流用も出来なかった。

市販されているボタン電池ケースは、 CR2025 という1円玉くらいの薄いものしかない__需要がないんだろうね。 私も余らなければ、わざわざボタン電池点滅器は作らなかった。 単4か単5を使っただろう。 電池ケースが入手できるからだ。

5~6V (電池4個) で LED を駆動するのが最も楽だ。 赤青緑白と、全ての LED が発光する。 電池1~2本 (1.5~3.0V) だと昇圧回路が必要で、マッチ箱程度の大きさしかないケースには、点滅回路やタイマーを作り込むスペースが狭められてしまう。

それに付けても、オーディオと違って 2~3日でできる「光り物制作」は飽きないねぇ。

以上

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