シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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ニックネームが増えた都知事

2018年07月13日 | 政治家 政治屋?
左は 狼煙 (のろし) の画像。 中央は小池百合子都知事。 右はネットから拾った画像。
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このところ 再びマスコミへの登場が増えてきた都知事ですが、その理由が “学歴詐称” 疑惑です。 コトの発端が6月9日発売の月刊誌『文藝春秋』記事「小池百合子 “虚飾の履歴書”」で、カイロ留学時代の同居女性が「小池さんは実際にはカイロ大学を卒業していません」と明かしているのですから、また疑惑の煙がモクモクと上がってきた感があります。

幾つかの報道内容を読むと、”一応” 入学し、”一応” 卒業しているので、”カイロ大入学・卒業” は事実のようですが、”首席で卒業” がかなり怪しいらしいと読めますね。

そもそも こういうグレーというか限りなくブラックに近いものは、さっさと否定して証拠を示すか、あっさり認めるかのどちらかしかないのですが、いつまで経っても “疑惑の煙がくすぶり続けている” ところを見ると、”証拠” そのものが怪しいらしいと想像できます。
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「都知事に学歴詐称疑惑 留学時代の同居者が月刊誌で証言」(6月9日 日刊ゲンダイ ※1)「都知事の “カイロ大首席卒業” めぐる詐称騒動 『正規ルートではありえない』の指摘」(6月21日 デイリー新潮) __ この詐称疑惑は四半世紀も前から取り沙汰されてきた。
「都知事、学歴詐称騒動で危うい “五輪知事” の椅子」(6月21日 デイリー新潮 ※2) __「カイロ大を卒業したなんていっているけど、そんな学歴はないんだよ。 “卒業した” と一度嘘をついてしまったので、ずっと嘘をつき続けなきゃ …」(朝堂院大覚氏)

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なぜ 証拠自体が怪しいのか。 それは __「 “コネで入れてもらえる” と小池は話していた」(※1)、「カイロ大教授は書類を見ながら、“間違いなく卒業している” というんです。 小池さんは当時の情報相とも繋がりがあったので、その縁で卒業証明書を作ったのではと聞いたら、あくまで一般論としてですが、“昔は今以上にそういうこともできた時代だったので、何か変なことがあってもおかしくはない”」(国際ジャーナリスト/山田敏弘 ※2) という2点から想像できるのは、”コネ入学・コネ卒業” です。

そういえば 今月 医科大学に息子をコネ入学させた文科省官僚が逮捕されました。
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そして ”首席で卒業” の件ですが、下記 ※3には __ これまで小池氏は “華麗な経歴” を披露していた。〈卒業のとき、一番で出たんです〉(『週刊女性』1980年6月10日号) 〈ちょっと自慢になりますが、カイロ大学では、首席で卒業したんです〉(『週刊大衆』1985年9月30日号) さらに 自著『振り袖、ピラミッドを登る』(講談社) のプロフィール欄にも「首席で卒業」

__ と明記しているとあり、本人の発言です。 他人の発言とか、カイロ大が認めたことではありません (この自慢表明=優越感の吐露は、実は “劣等感の裏返し” ではないかと推理しますね)。 ”首席で卒業” を質問されると、あいまい発言で逃げている印象が下記から読み取れます。
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「学歴詐称疑惑を否定=都知事」(6月15日 時事通信) __ “首席で卒業” としていた点については「先生から『良い成績だった』といわれた。 昔の話なので一つ一つは覚えていない」と明言を避けた。
「 “カイロ大首席卒業” のウソ 小池百合子の苦しすぎる言い訳」(6月21日 文春オンライン ※3)
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それでは 彼女のアラビア語の学識がどの程度か、それを検証する記事が載っています __「公開されている彼女の卒業証書には成績が〈良〉と記されていますが、〈良〉は6段階評価の上から3番目。 卒業の時期も1976年10月となっており、これは追試を受けて卒業したということになる。 首席だったとは到底考えられません」(※3)

さらに 2016年2月 小池知事がエジプト大統領と面会した前後、国営テレビの取材に応じた際の動画を検証した記事 (※4) では、「小池氏は正則アラビア語とエジプト口語をゴチャ混ぜにして話している。 そんな話し方をすること自体あり得ないのに、文法も単語の使い方も間違いだらけです」(カイロ・アメリカン大学修士課程修了の黒木亮氏)、「彼女のアラビア語は、日本で6カ月程度勉強したレベル」(動画を一緒に見たエジプト人ジャーナリスト) ということから、”化けタヌキ” がはっきりと暴露されています。

このアラビア語のレベルが ”首席で卒業” といい張る彼女の劣等感そのものでしょう。
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「知事の学歴詐称疑惑 検証結果はアラビア語 “中1レベル”」(7月1日 日刊ゲンダイ ※4)
ウィキペディアから __ 出身校 関西学院大学社会学部中退・1976年 カイロ大学文学部社会学科卒業

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これだけ検証記事が出てくると、もう袋小路のどん詰まりで 後ろ向きで壁に手をついた “緑のタヌキ” (いや “政界渡り鳥”?) そのものですね。 ”コネ入学・コネ卒業” と ”首席で卒業の出まかせ” が暴露されるのは、そう遠くない時期でしょう。 その時 彼女は “ショーン小池” (7月2日 日刊大衆) の他にどんなニックネームを頂戴するのでしょうか。

今日はここまでです。

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