数々の不祥事を繰り返していた、グループ会社の会長というより その不祥事の源泉と見られていた当事者が退きました。
けれど、自主的に退いたわけでもなく、不祥事の清算の道筋を示したわけでもなく、記者会見を開いて迷惑をかけた派遣労働者や世間に説明することはありませんでした。
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「折口会長、責任語らず退場」(３月12日 読売新聞) ＿ 労組「違法派遣、謝罪して」 人材派遣事業を急成長させて介護ビジネスにも進出、「ヒルズ族」として脚光を浴びたグッドウィル・グループ (GWG) の折口雅博会長 (46) は11日、自らの責任に口をつぐんだまま 経営の一線を退いた。 グループではこれまでに不祥事が次々と表面化したが、突然の退陣を前に折口氏が公の場に姿を見せることはなかった。「違法派遣の責任について説明すべきだ」。 GWG 傘下の日雇い派遣大手で働く労働者からは憤りの声が上がった (※追加１へ続く)。
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「外資傘下で再建スタート グッドウィル、脱折口路線」(３月11日 中日新聞) ＿ 人材派遣大手 GWG は11日、創業者の折口雅博会長が経営悪化の責任を取って退任すると発表。 主力行のみずほ銀行が貸出債権 1,000億円 超を米投資ファンドのサーベラスと米証券大手モルガン・スタンレーの２社連合に売却したことで、 GWG は外資傘下での経営再建をスタートさせた (※追加２へ続く)。
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「グッドウィル 折口会長ら退任 後任社長に堀井氏」(３月11日 産経新聞) ＿ 人材派遣大手の GWG は11日、経営悪化の責任を取って、創業者の折口雅博会長と、川上真一郎社長が退任し、後任の社長に社外取締役の堀井慎一氏 (71) が就く人事を固めた (※追加３へ続く)。
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「グッドウィル向け貸出債権、みずほ銀が売却検討・900億円」(２月１日 日経NET) ＿ 人材派遣大手グッドウィル・グループの主取引銀行であるみずほ銀行が、グループの中核企業であるグッドウィルに対する貸出債権約 900億円 の売却を検討していることが31日、明らかになった。 中小企業を主な取引先とするみずほ銀にとって、グッドウィル・グループ向けの与信は過大と判断したもようだ。 債権の売却が実現すれば、みずほ銀に代わって取得した企業がグッドウィル再建の中核を担うことになる。
売却の方式などは未定だが、入札方式とする案が浮上している。 早ければ２月中の入札を検討している。 ただ、31日に労働者の二重派遣事件の関係先としてグッドウィル本社が警視庁の家宅捜索を受けたことから、日程が大幅にずれこむ可能性もある。
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ウィキペディアから …折口 雅博 (1961～) は、日本の実業家。 人材派遣会社大手の GWG の創業者 (※追加４へ続く)。
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銀行から外資連合に債券が移り、その外資連合が、引責辞任を求めたということらしいですが、結局 日本サイドでは誰も会長辞任を強く求めなかったのでしょうか？
あれだけの法律違反 不祥事を繰り返して世間を騒がせたグループの中心人物を更迭できないほど 銀行筋というのは力がないのでしょうか？
貸元である銀行は、積極的具体的な経営ノウハウは持っていないが、社会正義や倫理観があって、経営者が悪い方向へ行かないよう防波堤やアドバイザーの役割を果たしていると思っていました。 どうやら銀行はそういう役割を果たしていないようですね。
記者会見をして、数々の不祥事を詫び、記者の厳しい質問にも真摯に答えて、残された社員や経営者に希望を持たせる発言が求められたはずです。
それをしないで、当局からおしかりを受けた、マスコミから批判された、記者会見でそれらを説明したくないで、裏門からこっそり抜け出したでは、この最高責任者の返り咲きはもうないでしょう。
折口氏の実業家としてのハイライトは、ジュリアナ東京の雇われ社長で仕掛け人だった時だけなのではないでしょうか？
以上
※追加１＿ 東京都港区の六本木ヒルズ内にある GWG 本社ではこの日、突然の辞任に社員たちが対応に追われた。 同社によると、折口氏は臨時取締役会の席上で約10人の幹部を前に、「辞任します」と淡々と述べた。 自身の経営責任には一切触れず、辞任が決議されると早々に退出したという。
折口氏は同日付で、 GWG 傘下にある米国の企業の「アドバイザー」に就任。 経営陣の求めに応じて助言を行うが、経営の一線からは身を引くという。 報道各社から問い合わせが相次いだが、「社内が非常に混乱している」として記者会見は行われなかった。
GWG の子会社で人材派遣大手、グッドウィルで働く派遣労働者らで作る労働組合「グッドウィルユニオン」にも説明はないまま。 関根秀一郎書記長は「辞任は当然だが、どうして違法行為が相次いだのかきちんと説明し、多くの労働者に謝罪すべきだ」と憤った。
厚生労働省は１月、グッドウィルの各支店に２～４か月間の事業停止を命令。 労働者たちが職を失い、同ユニオンに100件を超える相談が寄せられた。「きょう食べるものがない」「電気が止められてしまう」など切実な声が多く、生活保護の申請法を教えたケースもあった。
関根書記長は「状況がどうなるか不安。 新経営陣に労働者を使い捨てにしないよう訴えたい」と語った。
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※追加２＿ 外資２社は、収益力の高い技術者派遣などに経営資源を集中するとみられ、今後は事業再編などで収益力をどう高めるかが課題になる。 拡大戦略を進めてきた「折口路線」を脱し、他社への事業売却なども選択肢になるとみられる。
折口会長とともに川上真一郎社長 (44) が退任、新社長には元大和証券副社長で昨年９月から GWG の社外取締役を務める堀井慎一氏 (71) が同日付で就任した。 折口氏は GWG の米国関連会社のアドバイザーとなる。
みずほ銀行から債権を譲り受ける外資２社は、約45億円の増資を引き受けるとともに、債権のうち155億円を優先株に転換する。
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ ※追加３＿ グッドウィルの主取引銀行のみずほ銀行は、同社向け貸し出し債権のうち 1,000億円 前後を米投資ファンド、サーベラスや米証券大手モルガン・スタンレーなど外資連合に売却する方針。 折口会長は渡米してサーベラスなどと接触した際、引責辞任を求められたとみられる。
折口会長は平成７年に人材派遣会社グッドウィルを設立。 介護事業のコムスンを子会社化するなど介護保険制度導入に合わせ業容を拡大し、数年で訪問介護最大手に押し上げた。
だが、コムスンによる不正請求問題で行政処分を受け、平成19年６月期は最終赤字に転落。 これを受けて、折口会長は昨年末、代表権を返上したが、会長職にとどまっており、批判の声もあがっていた。
▼堀井慎一氏（ほりい・しんいち） 早大卒。 61年大和証券入社。 専務などを経て92年副社長。 94年日本インベストメント・ファイナンス (現エヌ・アイ・エフ SMBC ベンチャーズ) 社長。 07年９月からグッドウィル・グループ社外取締役。 静岡県出身。
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※追加４＿ 1984年、防衛大学校理工学本科理工学専攻卒業後は幹部候補生への任官を辞退し、日本ユニバック (現・日本ユニシス) を経て、翌85年には日商岩井 (現・双日) に入社。 大手倉庫会社のオーナーから有効利用の相談をされた東京・芝浦の倉庫を巨大ディスコとするプロジェクトを計画、綿密な計画の下、立ち挙げた「ジュリアナ東京」は一大ブームとなる大成功を収める。 しかし、２年目には利権争いによりジュリアナの経営から離脱し、4,000万円 の借金を抱え92年に日商岩井を退社。
94年、ジュリアナ立ち上げの経験を生かし、六本木にディスコ「ヴェルファーレ」をオープンし、再び成功を収め、借金の大半は返済する。 しかし、社長から副社長へ降格人事され、96年にはヴェルファーレを退社、GWG の役員となった後は中心人物となり、04年には経団連理事に就任しているほか、05年には紺綬褒章を受章している。
05年４月、GWG 子会社のコムスンが出資する形で04年９月をもって休刊した男性同性愛者向け雑誌『薔薇族』を支援して同雑誌の復刊に尽力する。 また、同年７月には出版した自著『「プロ経営者」の条件』(徳間書店) が10万部を越えるベストセラーとなる。
07年６月、GWG 子会社のコムスンが厚生労働省から介護報酬の不正請求を行っていたことを理由に、介護サービス事業所の新規及び更新指定不許可処分を受けた。 事件への対応・発言に世論から批判が集中し、涙ながらの記者会見を行い、樋口公一コムスン社長の辞任が発表されたが、自身は「チャンスをください」と会長職から退任しない旨の発言をしたが、事件の影響により、経団連理事を退任し、当面の活動停止処分を受けた。
また、同年には子会社のグッドウィルでも、データ装備費問題や二重派遣問題などのずさんな会社の実態が世間に表面化して問題になる。 尚、同年末には代表権は返上したものの、取締役・会長職には留まった。
08年１月、違法派遣を繰り返していたとして、厚生労働省からグッドウィルの全支店を対象に事業停止命令の処分を受けた。
以上
けれど、自主的に退いたわけでもなく、不祥事の清算の道筋を示したわけでもなく、記者会見を開いて迷惑をかけた派遣労働者や世間に説明することはありませんでした。
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「折口会長、責任語らず退場」(３月12日 読売新聞) ＿ 労組「違法派遣、謝罪して」 人材派遣事業を急成長させて介護ビジネスにも進出、「ヒルズ族」として脚光を浴びたグッドウィル・グループ (GWG) の折口雅博会長 (46) は11日、自らの責任に口をつぐんだまま 経営の一線を退いた。 グループではこれまでに不祥事が次々と表面化したが、突然の退陣を前に折口氏が公の場に姿を見せることはなかった。「違法派遣の責任について説明すべきだ」。 GWG 傘下の日雇い派遣大手で働く労働者からは憤りの声が上がった (※追加１へ続く)。
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「外資傘下で再建スタート グッドウィル、脱折口路線」(３月11日 中日新聞) ＿ 人材派遣大手 GWG は11日、創業者の折口雅博会長が経営悪化の責任を取って退任すると発表。 主力行のみずほ銀行が貸出債権 1,000億円 超を米投資ファンドのサーベラスと米証券大手モルガン・スタンレーの２社連合に売却したことで、 GWG は外資傘下での経営再建をスタートさせた (※追加２へ続く)。
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「グッドウィル 折口会長ら退任 後任社長に堀井氏」(３月11日 産経新聞) ＿ 人材派遣大手の GWG は11日、経営悪化の責任を取って、創業者の折口雅博会長と、川上真一郎社長が退任し、後任の社長に社外取締役の堀井慎一氏 (71) が就く人事を固めた (※追加３へ続く)。
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「グッドウィル向け貸出債権、みずほ銀が売却検討・900億円」(２月１日 日経NET) ＿ 人材派遣大手グッドウィル・グループの主取引銀行であるみずほ銀行が、グループの中核企業であるグッドウィルに対する貸出債権約 900億円 の売却を検討していることが31日、明らかになった。 中小企業を主な取引先とするみずほ銀にとって、グッドウィル・グループ向けの与信は過大と判断したもようだ。 債権の売却が実現すれば、みずほ銀に代わって取得した企業がグッドウィル再建の中核を担うことになる。
売却の方式などは未定だが、入札方式とする案が浮上している。 早ければ２月中の入札を検討している。 ただ、31日に労働者の二重派遣事件の関係先としてグッドウィル本社が警視庁の家宅捜索を受けたことから、日程が大幅にずれこむ可能性もある。
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ウィキペディアから …折口 雅博 (1961～) は、日本の実業家。 人材派遣会社大手の GWG の創業者 (※追加４へ続く)。
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銀行から外資連合に債券が移り、その外資連合が、引責辞任を求めたということらしいですが、結局 日本サイドでは誰も会長辞任を強く求めなかったのでしょうか？
あれだけの法律違反 不祥事を繰り返して世間を騒がせたグループの中心人物を更迭できないほど 銀行筋というのは力がないのでしょうか？
貸元である銀行は、積極的具体的な経営ノウハウは持っていないが、社会正義や倫理観があって、経営者が悪い方向へ行かないよう防波堤やアドバイザーの役割を果たしていると思っていました。 どうやら銀行はそういう役割を果たしていないようですね。
記者会見をして、数々の不祥事を詫び、記者の厳しい質問にも真摯に答えて、残された社員や経営者に希望を持たせる発言が求められたはずです。
それをしないで、当局からおしかりを受けた、マスコミから批判された、記者会見でそれらを説明したくないで、裏門からこっそり抜け出したでは、この最高責任者の返り咲きはもうないでしょう。
折口氏の実業家としてのハイライトは、ジュリアナ東京の雇われ社長で仕掛け人だった時だけなのではないでしょうか？
以上
※追加１＿ 東京都港区の六本木ヒルズ内にある GWG 本社ではこの日、突然の辞任に社員たちが対応に追われた。 同社によると、折口氏は臨時取締役会の席上で約10人の幹部を前に、「辞任します」と淡々と述べた。 自身の経営責任には一切触れず、辞任が決議されると早々に退出したという。
折口氏は同日付で、 GWG 傘下にある米国の企業の「アドバイザー」に就任。 経営陣の求めに応じて助言を行うが、経営の一線からは身を引くという。 報道各社から問い合わせが相次いだが、「社内が非常に混乱している」として記者会見は行われなかった。
GWG の子会社で人材派遣大手、グッドウィルで働く派遣労働者らで作る労働組合「グッドウィルユニオン」にも説明はないまま。 関根秀一郎書記長は「辞任は当然だが、どうして違法行為が相次いだのかきちんと説明し、多くの労働者に謝罪すべきだ」と憤った。
厚生労働省は１月、グッドウィルの各支店に２～４か月間の事業停止を命令。 労働者たちが職を失い、同ユニオンに100件を超える相談が寄せられた。「きょう食べるものがない」「電気が止められてしまう」など切実な声が多く、生活保護の申請法を教えたケースもあった。
関根書記長は「状況がどうなるか不安。 新経営陣に労働者を使い捨てにしないよう訴えたい」と語った。
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※追加２＿ 外資２社は、収益力の高い技術者派遣などに経営資源を集中するとみられ、今後は事業再編などで収益力をどう高めるかが課題になる。 拡大戦略を進めてきた「折口路線」を脱し、他社への事業売却なども選択肢になるとみられる。
折口会長とともに川上真一郎社長 (44) が退任、新社長には元大和証券副社長で昨年９月から GWG の社外取締役を務める堀井慎一氏 (71) が同日付で就任した。 折口氏は GWG の米国関連会社のアドバイザーとなる。
みずほ銀行から債権を譲り受ける外資２社は、約45億円の増資を引き受けるとともに、債権のうち155億円を優先株に転換する。
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ ※追加３＿ グッドウィルの主取引銀行のみずほ銀行は、同社向け貸し出し債権のうち 1,000億円 前後を米投資ファンド、サーベラスや米証券大手モルガン・スタンレーなど外資連合に売却する方針。 折口会長は渡米してサーベラスなどと接触した際、引責辞任を求められたとみられる。
折口会長は平成７年に人材派遣会社グッドウィルを設立。 介護事業のコムスンを子会社化するなど介護保険制度導入に合わせ業容を拡大し、数年で訪問介護最大手に押し上げた。
だが、コムスンによる不正請求問題で行政処分を受け、平成19年６月期は最終赤字に転落。 これを受けて、折口会長は昨年末、代表権を返上したが、会長職にとどまっており、批判の声もあがっていた。
▼堀井慎一氏（ほりい・しんいち） 早大卒。 61年大和証券入社。 専務などを経て92年副社長。 94年日本インベストメント・ファイナンス (現エヌ・アイ・エフ SMBC ベンチャーズ) 社長。 07年９月からグッドウィル・グループ社外取締役。 静岡県出身。
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※追加４＿ 1984年、防衛大学校理工学本科理工学専攻卒業後は幹部候補生への任官を辞退し、日本ユニバック (現・日本ユニシス) を経て、翌85年には日商岩井 (現・双日) に入社。 大手倉庫会社のオーナーから有効利用の相談をされた東京・芝浦の倉庫を巨大ディスコとするプロジェクトを計画、綿密な計画の下、立ち挙げた「ジュリアナ東京」は一大ブームとなる大成功を収める。 しかし、２年目には利権争いによりジュリアナの経営から離脱し、4,000万円 の借金を抱え92年に日商岩井を退社。
94年、ジュリアナ立ち上げの経験を生かし、六本木にディスコ「ヴェルファーレ」をオープンし、再び成功を収め、借金の大半は返済する。 しかし、社長から副社長へ降格人事され、96年にはヴェルファーレを退社、GWG の役員となった後は中心人物となり、04年には経団連理事に就任しているほか、05年には紺綬褒章を受章している。
05年４月、GWG 子会社のコムスンが出資する形で04年９月をもって休刊した男性同性愛者向け雑誌『薔薇族』を支援して同雑誌の復刊に尽力する。 また、同年７月には出版した自著『「プロ経営者」の条件』(徳間書店) が10万部を越えるベストセラーとなる。
07年６月、GWG 子会社のコムスンが厚生労働省から介護報酬の不正請求を行っていたことを理由に、介護サービス事業所の新規及び更新指定不許可処分を受けた。 事件への対応・発言に世論から批判が集中し、涙ながらの記者会見を行い、樋口公一コムスン社長の辞任が発表されたが、自身は「チャンスをください」と会長職から退任しない旨の発言をしたが、事件の影響により、経団連理事を退任し、当面の活動停止処分を受けた。
また、同年には子会社のグッドウィルでも、データ装備費問題や二重派遣問題などのずさんな会社の実態が世間に表面化して問題になる。 尚、同年末には代表権は返上したものの、取締役・会長職には留まった。
08年１月、違法派遣を繰り返していたとして、厚生労働省からグッドウィルの全支店を対象に事業停止命令の処分を受けた。
以上