シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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飲酒で35歳の老人女性

2015年08月20日 | 海外世相あれやこれや
右画像は、ビバリー・ピッコラーさん (You Tube より)。
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冒頭右映像から推測できるのは、老人と壮年の女性が同居している顔だ。 なぜこんなになってしまったのか?
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「飲酒で老人になった35歳の女性 恐怖のアルコール依存症」(14年1月14日 永田因/トカナ) __ ※追加1へ
「老化スピードの個人差がヤバすぎる!」(7月26日 佐藤Kay/トカナ) __ ※追加2へ

 ウィキペディアから__ 筋萎縮性側索硬化症 (きんいしゅくせいそくさくこうかしょう 英語:amyotrophic lateral sclerosis 略称:ALS) は、重篤な筋肉の萎縮と筋力低下をきたす神経変性疾患で、運動ニューロン病の一種。 極めて進行が速く、半数ほどが発症後3年から5年で呼吸筋麻痺により死亡する。 治癒のための有効な治療法は現在確立されていない。
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それは、「彼女がアルコールに依存し始めたのは20代前半、それから10年以上 午前中にはパブを訪問し、日に 40缶以上のビールやボトルを飲む生活を続けた」かららしい。

よくもまあ 肝臓がもったものだと感心してしまう。 普通 暴飲が続けば、こうなる前に肝臓がやられて早死にしてしまうのがオチだろう。 亡くなった私の父が生前 よくいっていたものだ__大酒飲みは大体みんな 60歳前に死んでるよ、と。 父は下戸 (げこ) だった。

梅雨が明けて猛暑日、熱帯夜が続く連日の暑さで、私も毎日夕方ビールを飲むが、350ml 一缶だけだ。 昼は麦茶、冷たいコーヒー缶飲料などを飲む。 “酒は百薬の長” “何事も過ぎたるは及ばざるがごとし” など、色々ないわれはあるが、酒でも何事でも中庸が肝心だ。

やり過ぎ、少な過ぎはよくない。 どれほどが適切かは個人が判断して決めれば良い。 ただ 若い頃の絶対量と、中年以降の絶対量は同じではないようだ。 つまり消化力が普通 衰えてくるから、徐々に減らすべきだが、ついつい以前と同じように飲んでしまうのは、私の悪い癖だ。
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ALS を発症した有名人に、理論物理学者のスティーヴン・ホーキング (1942~) がいる。 先日 新聞で読んだ記事には、ALS 患者にはスポーツマン、軍人が多いとあった。 同じ動作を普通以上に繰り返すことが発症に繋がるのだろうか?

また 同じような病気 (?) の “多発性硬化症” で英チェロ奏者のジャクリーヌ・デュ・プレは 42歳で1987年に亡くなった。 26歳から指先などの感覚が鈍くなってきたことに気付いたという彼女は、チェロの練習をし過ぎたのかも知れない。 だが 全てのチェロ奏者 弦楽器奏者がこうした病気を発症することはない。 個人差があるから、どの程度が適切かは何ともいえないところだ。
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“毎日 40缶以上のアルコール” は、誰が考えても異常に多い。 普通の人は早死にする。 また 冒頭左映像は明らかに 最も若い画像を処理して、中年・老年の顔を作ったものだ。 よく出来ているが、ひとつだけ現実的ではないところがある。 それは “眼” だ。 老人になると なぜか眼が小さくなる。 眼が縮むのか、廻りの皮膚が以前よりも眼を被うようになるのか、よく分からない。 頭全体も縮むものだ。

以上


※追加1_ 日本には約 230万人のアルコール依存症患者がいるといわれているが、これを、飲酒者の全体人数と照らし合わせて計算すると、飲酒者の約26人に1人が中毒者ということになるそうだ。

ちなみに、『こころの科学』(日本評論者) によると、アルコール存症の治療を受けた患者の 21% が退院後5年以内に死亡し、死亡平均年齢は51歳。 さらに、死因の 40% は突然死で、その多くは自宅で飲酒中に突然死するとある。 そう アルコール依存症は “慢性自殺” と呼ばれることもあるほどに、死と隣合わせの症状なのである。

さて 1月13日に、英タブロイド「Daily Mail」が報じた記事によると、15歳を含む4人の子どもの母である35歳の女性、ビバリー・ピッコラーさんが、長年の深酒が原因で、若くして死に直面し、現在老人ホームで介護を受けているという。 もちろん 彼女以外は全員高齢者だ。

彼女がアルコールに依存し始めたのは20代前半とみられており、それから10年以上、午前中には、パブを訪問し、日に40缶以上のビールやボトルを飲む生活を続けたという。

当然 ピッコラーさんは肝障害を引き起こし、肌は黄色くなり、やせ細り、歯は腐ってしまった。 彼女がアルコール中毒になる前の写真を見ると、肌が白く、ふっくらとした体型だったが今は見る影もない。 老人ホームで介護を受けているというが、彼女の見た目はまるで老人のようである。

彼女の恋人であるハワード氏は、彼女が死ぬ前に自宅に戻ることができるよう、懇願しているというが、彼女のケアは、2時間毎に体を裏返し、床ずれを防ぐという、時間も体力もかかるもの。 仮に介護者を自宅に呼んだとしたら、高額な医療費を負担しなければならなくなってしまうため、ハワード氏の「ぼくの腕の中で看取りたい」という願いが叶うかどうかはわからない。

ちなみに 日本全国の専門治療病院が行った調査によると、1997~2007年までの10年間に、アルコール依存症の患者数は約 23% 増えたという結果も出ている。 また 女性の患者数の増加は顕著で、318人→486人と約 53% も増加したとある。

女性の社会進出によって、仕事のストレス、子育てのストレスなどあらゆる面で負担が増えているからだろうか。 辛い現実から目を背けるために飲んでしまったアルコールによって、命を落とし、周りを悲しませるという “さらなる辛い現実” が待ち受けていることを忘れてはならない。
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※追加2_ 早い人は●●倍のスピードだった!?

映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』をご覧になったことがある人も多いかもしれない。 ブラッド・ピット扮する主人公が、しわくちゃな老人の身体でこの世に生を受け、年を経るごとに若返ってゆくという数奇な運命を描いた作品だ。 人生を逆さまに生きてゆかねばならない彼を見ていると、愛する人と同じリズムで老いけることがどれだけ幸せなことなのかと痛感させられる。 そして できることなら一緒にゆっくり年を取っていけたらと――。 だが 自分とパートナーの「年齢の重ね方」に差があることに気づいている人は結構いるはずだ。

 ■若年時代から12年間にわたって老化を調査

科学誌「The Proceedings of the National Academy of Sciences (PNAS)」は、老化には個人差があり、たとえ 同い年でも、ある個人は別の個人と比較した時、3倍の速さで老け込むというショッキングな報告をしている。

この研究は「ダニーデン・スタディ」と呼ばれ、ニュージーランドのダニーデンという町で1972年~73年に生まれた954人の男女を対象に、彼らの実年齢と生物学的年齢を比較したときの老化スピードを追跡調査したものだ。

「ほとんどのエイジング研究は高齢者を対象にしています。 ですが もし我々が老化による病気を防ごうと考えるなら、若年者がどのように老化していくかをリサーチすることから始めるべきなんです」こう語るのは、この研究を実施した米ノース・カロライナ州にあるデューク大学「加齢・人間発達研究センター」のダン・ベルスキー博士だ。

調査は26歳、32歳、38歳時点で行われ、被験者は腎臓、肝臓、肺、免疫システムの働き、心肺機能等18項目を測定。 その結果、38歳時では生物学的年齢が28歳~61歳のひらきがあらわれるという、驚きの結果となった。まだ30代なのに60過ぎと烙印を押されたら、立ち直れそうにない気がする。

「中年になる前にすでに『生物学的に老いが進んでいる』個人は、身体の不調を訴えたり、認知力も低下、脳も衰えている。 また 体力に自信がない者は、見た目も老けている」と、ベルスキー博士は話す。 なんとも切ない話だ。

しかし これら老け込みの原因はどこからくるのだろう? 研究チームによれば「喫煙や深刻な精神的疾患などの可能性」を調査中とのことだが、老け込んでしまったから体調が悪くなるのか、身体にガタがきているから老け込むのか、いずれにしても健康第一ということだろう。

同研究チームのディレクター、リッチー・ポールトン教授は、ニュージーランドの情報サイト「Stuff.co.nz」で、2050年までに80歳以上の世界人口は 4億人 に迫ると語っている。 願わくば エイジング研究を通して健康寿命を延ばし、世界規模での医療費削減に役立ててもらいたいものだ。

以上

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