シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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JBL L88 不具合は内部ネットワーク?

2021年05月19日 | オーディオの今は
左上下はネットから JBL スピーカー L88 NOVA。 右は私がウーハーを外して写した内部のロウ付け?部分と背面のコード接続部分と高音調整ツマミ。
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父の遺産の JBL スピーカー L88 の高音が最近 "ビリつく" ので、ウーハーを外してキャビネット内部を見てみました。 すると 高音トゥイーターの調整ボリュームに繋がった部分が “ロウ付けのような部品” (青矢印) であるのを確認できました。 ちょっと驚きましたね。
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JBL L88 Nova ¥104,000 (1台、1967年発売) ¥106,100 (1台、1973年頃) __ 低域には 30cm コーン型ウーファーである 123A を搭載しています。 このユニットにはロングトラベルコーン・アッセンブリーや 8cm 径エッジワイズ巻き銅リボンボイスコイル、2.7kg マグネットを採用しています。 高域には初期は 5cm コーン型トゥイーターである LE20 を搭載しており、後期には 3.6cm コーン型トゥイーターである LE25-1 を搭載しています (オーディオの足跡から https://audio-heritage.jp/JBL/speaker/l88nova.html)。
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線材のどこかが浮いているのかと、あちこちの線を打診すると、ロウ付け部分に突き刺さっている線が浮いているのを確認し、とりあえず この線をロウの中にぐっと押し込みました。 かなり “やっ付け仕事” ですが。

全て元通りに戻して、ステレオ機器を再生して聴くと、成功でした。 びりつきが消えています。 しかし あくまで “応急措置” です。 根本解決ではありません。
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しかし 半世紀前の製品ですから、裏の外部スピーカー端子はかなりチャチイです (冒頭右下)。 全体にオーバーホールが必要ですが、ネットで探した修理代の下記の例は上記の販売金額を上回るものです。

これも どうしようかとちょっと考えてしまいますね。
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2017年8月21日 __ 修理依頼品 JBL スピーカー L88 全国対応 サウンドデザインロックス 中古ヴィンテージスピーカー専門店

【修理内容】
・ウーファーホワイトニングペア
・アッテネーター新品交換ペア
・金メッキ背面スピーカー端子交換ペア
・内部配線交換ペア
・ネットワークコンデンサー交換ペア
・ツイーター新品スポンジ交換ペア
・ウーファーJBL 純正端子1個交換
・ウーファー、ツイーターコーン紙黒着色ペア
・各 SP ユニット・ボックス清掃
・完成後出音チェック・鳴らし込み
 
【修理価格】¥125,280- (https://sdroxx.com/【出荷】修理依頼品-jbl-スピーカー-l88-全国対応-サウン/)
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最初 高音のびりつきはアンプを疑い アンプを換えても収まらず、次にはスピーカーコードを疑い コードを換えても収まらず、とうとうスピーカーに行き着いたわけです。 スピーカーパーツも “お爺ちゃん” になってしまいました。

今日はここまでです。

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