左は『外国人殺到 “お宝” レトロゲームが高騰』(５月17日 テレ朝news)、右は車が多数集まった大黒 PA (５月24日 J-CAST ニュース) から。
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世界中から日本に観光客が押し寄せています。 私が住む東京近郊の住宅街には 外国人観光客は見当たりませんが、都心や各観光地には外国人観光客が溢れている事でしょう。
何といったって、歴史的な円安状況ですから、”日本に行って買わなきゃ 損 そ ん” 状態です。 逆に 昔 円高で１ドルが 70円台だった頃は、海外での品物が安く思えたものです (かといって ウハウハ 買い物したりはしませんでしたが)。
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2024年３月の訪日外国人客数 (推計値) は 308万1600人で、これまで過去最高だった2019年７月の 299万人を上回った。 年間の訪日客数が最も多かった19年の 3188万人を超えるペースだ ＿＿『超円安で激増する観光公害の悪夢』(５月12日 現代ビジネス ※１)
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年間 3000万人といえば、日本の人口１億2000万人の４分の１にもなり、 年間を通して 3000万人が日本に常時滞在しませんが、その存在感は大きいといわざるを得ません。 観光大国のフランスは人口を超える観光客が国外からやってくるのですから、それに比べたら 実は大した事ではないのかも。
外国人観光客で潤うのは、観光産業だけではなく、冒頭写真のようなゲームソフト店、外食関係などでしょうが、あまりに外国人観光客が限られた地域に集中しすぎると その地域住民が生活環境を脅かされ、普通の生活が成り立たなくなるというニュースもよく目にするようになりました (京都がいい例です)。
富士山登山も外国人観光客に人気で、登山者が増えるのは歓迎ですが、あまりにも軽装で登山するものですから、遭難しかけて救助を公共機関に要請するなんて報道もあります。 そうしたケースもたまにあるのなら対応できるのでしょうが、あまりに頻度が多すぎて 公共機関も対応しきれず、入山料を課す方向だそうです。
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『富士山 登山日予約し通行料決済 山梨県の新システム運用開始』(５月20日 NHK ※２) ＿＿ 富士山の環境保全や安全対策のため、山梨県はことしの夏山シーズンから、登山者数の上限を一日あたり 4,000人とし、一人につき 2,000円の通行料の支払いを義務化します。
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日本は1980年代までは輸出立国だったのですが、観光立国ではありませんでした。 どちらかというと 世界の資源国から原材料を輸入して、加工品にして輸出して外貨を稼いでいました (70年代の VTR などの電気製品はその象徴例です)。 稼いだ外貨の一部が外国観光地へ出かける日本人観光客によって外国へ還流していたのです。
その間に 徐々に円が切り上げられ、怒涛のような輸出品 (自動車・電気製品) が世界中に流れる勢いが削がれていきました。 1990年代にバブルが弾けてからは、加工品による輸出に代わって 日本のコンテンツ ＿＿ コミックやアニメ、ゲームソフトなどの輸出が増え始め、さらに “和食” が世界中に認定されるようになってからは、定番の寿司・天ぷら以外に ラーメン・カレー・おにぎりなどが世界的な人気を博するようになってきました。
そうしたものを求めて外国人観光客が押し寄せるようになったものですから、受け入れ体制が整ってない所に許容数以上の観光客が来たら、パンク状態になってしまうのは当然ですよね。
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『“車好きの聖地” 首都高・大黒 PA、外国人観光客殺到で “無法地帯”』(５月24日 テレ朝news ※３) ＿＿ 夜はたぶん、６割以上は … ６割７割は外国の方に …
『首都高 大黒 PA、外国人が詰めかけ観光地化？』(５月24日 J-CAST ニュース ※４) ＿＿ 米カーアクション映画「ワイルド・スピード」に大黒 PA が登場するなどして、話題になっている …
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大黒 PA は高速道路にある施設ですから、徒歩では入れません。 私は映画を見ていないので、どういう場面で 大黒 PA が出てくるのか知りませんが、ファンは “あの場所” に行って見たいのかも。 なんて事もない 円形の駐車場なんですけどね。
今日はここまでです。