シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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青果市場とスーパーの違い

2023年12月02日 | 経済あーだこーだ

ご覧の通り カゴを台にしての簡単な表示で、全くカネを掛けていないのが見てとれます。

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2日昼頃 初めて近くにある青果卸売市場に行きました。 歩いて 50メートル程の近くです。 ラーメンの具にしようとしたら 白菜のストックが切れていたからです。

 

4分の1カットが 30円です。 ネギ3本は 150円、それだけ買おうとしたら店番のお婆ちゃんが「バナナ 100円ですが どうですか?」というので、それもいただきました。 他にも色々と安い野菜があったのですが、買い足しませんでした。

 

白菜などはスーパーの3分の1以下でしょう。 なぜこんなに安いのかと考えると、野菜が必ずしもキレイでない、展示がダンボール箱に入れたまま、それらを並べる机もキレイでない、倉庫のようなスペースに雑多に並べてあるだけ、宣伝広告しない、レシートも発行しない、人を雇わず農家の家族でやっているから、などでしょう。

 

これらをつらつら思うと、スーパーの展示はキレイな野菜だけを選び、しかもキレイに並べて、いかにも高級品らしく見せている、広告宣伝し人件費も掛けている、と多くのコストが掛かっている事を想像させました。

 

農家は畑で採れた野菜を高く売りたいが、スーパーの要求はパッケージ毎に大きさを揃えて、なおかつ見た目がキレイでないといけない、不揃いで汚かったらスーパーは引き取らないのでしょう。 ですからスーパーが引取りそうもない、不揃いで見た目も良くない野菜を青果市場で並べて売っていると想像しました。

 

けれど バナナはフィリピン産ですから、業者を通じて仕入れているのでしょう。 そうなると 純粋に農家が自前で作った野菜ばかりではないようですし、店番をしていれば 持ち込まれた野菜も一緒に売ってくれと頼まれたりもするのでしょう。

 

いずれにしろ 消費者としては、目的別に購入先を振り分けて調達すればいいのです。 全てを1ヶ所で買わず、自分の好みであちこちの店で買えばいいのです。

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20〜30年位前 夏祭りの一環で、市場の野菜を自治会館で展示販売してもらった事があります。 安かったのですが、若い奥様が「虫が付いてる」とクレームを付けたらしく、農家は「無農薬栽培だから虫がついてるのが普通だ」と反発、以後 夏祭りへの野菜出品は無くなったという事例があったなと思い出しました。

 

若い奥様は、キレイなスーパーで虫の付いてないキレイな野菜しか購入しなかったのでしょう。 そういうモノが欲しいなら、格安野菜を売る卸売市場系の売り場には来ない事です。 キレイな食材にはコストが掛かるものです。 格安野菜はコストを掛けない分、安いのです。 虫が食べるくらい うまい野菜だと思えばいいのです。 タマにスーパーで買った野菜にも虫が付いている事はあります。 全く虫が付かないようにするには、強い農薬を使わないといけないじゃないですか。 そちらの方がもっと心配ですよ。

 

今日はここまでです。

 

 


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