山中伸弥・京都大iPS細胞研究所長らが17日、東京医科歯科大ワークショップを開いた。山中所長は「(人材育成のため)きちんとした教育をし、それを評価する公的な資格を作り、有資格者の適切な雇用を作り出す3本柱がなくてはならない」と訴えた。
もっともな、ご意見である。研究に“適切な雇用”が必要である。短期雇用の研究者では、大きな仕事はできない。
国立研究所で、34年過ごした。以後、大学で15年である。その間、研究・教育に従事したが、研究者は正規雇用が主で、人気n年は少なかった。今は、研究も非正規雇用でまかなっている。
かつて、安定した雇用に甘えている人もいた。しかし、多くの研究者は、研究が好きでその職にいた。勤務時間の枠も関係なく、自宅でも論文を読み、書く生活である。
今は、営業の成績と同じように、論文の数で、研究を評価する傾向が強すぎる。息の長い研究、難しい研究、基礎研究はきわめてやりにくい環境である。
大学でも博士課程の院生は、外国人が圧倒的である。博士になっても、その才を生かす職がすくない。研究職についても、数年の時限である。次が保証されないし、研究の継続性も難しい。人材の無駄遣いでもある。
高度な技術を持つ人も同じである。企業は、ベテラン技術者を、給料が高いとして、辞職に追い込み、若年ですませる方向をとる。しかし、短期雇用、非正規では、高度な技術の後継者は育たない。
見かけ上の効率、ビジネス的評価が、研究・教育に多すぎる。日本は、資源が少ない。「技術立国で行く」との、政府のキャッチフレーズは古いが、大学院の学生枠を増やしたのが、せいぜいだろう。その力を、有効に使う姿勢は、官民とも少ないといえる。
青色LEDも、iPS細胞の研究も、非正規の短期雇用で生まれた物ではない。
もっともな、ご意見である。研究に“適切な雇用”が必要である。短期雇用の研究者では、大きな仕事はできない。
国立研究所で、34年過ごした。以後、大学で15年である。その間、研究・教育に従事したが、研究者は正規雇用が主で、人気n年は少なかった。今は、研究も非正規雇用でまかなっている。
かつて、安定した雇用に甘えている人もいた。しかし、多くの研究者は、研究が好きでその職にいた。勤務時間の枠も関係なく、自宅でも論文を読み、書く生活である。
今は、営業の成績と同じように、論文の数で、研究を評価する傾向が強すぎる。息の長い研究、難しい研究、基礎研究はきわめてやりにくい環境である。
大学でも博士課程の院生は、外国人が圧倒的である。博士になっても、その才を生かす職がすくない。研究職についても、数年の時限である。次が保証されないし、研究の継続性も難しい。人材の無駄遣いでもある。
高度な技術を持つ人も同じである。企業は、ベテラン技術者を、給料が高いとして、辞職に追い込み、若年ですませる方向をとる。しかし、短期雇用、非正規では、高度な技術の後継者は育たない。
見かけ上の効率、ビジネス的評価が、研究・教育に多すぎる。日本は、資源が少ない。「技術立国で行く」との、政府のキャッチフレーズは古いが、大学院の学生枠を増やしたのが、せいぜいだろう。その力を、有効に使う姿勢は、官民とも少ないといえる。
青色LEDも、iPS細胞の研究も、非正規の短期雇用で生まれた物ではない。