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ヤッセンボの七目八目 (By 鈴木ジョージ)

情報・通信の世界に半世紀以上います。擬科学の横行には??です。世情の動きにも切歯扼腕することがあります。

建築家のメッカ シカゴ 旅で見つける風景 17

2007-12-29 23:50:44 | 外国-旅
 シカゴは、農畜産物の集散地でしたが、商業が盛んです。禁酒法時代には、マフィアとアンタッチャブルの戦いの話が記憶に残ります。ブルースの故郷とも言われ、ブルース専門のバー?もたくさんあります。

 中心に、マグニフィセント・マイルと言われる、ニューヨークの5番街に匹敵するような繁華な通りがあります。一方、近代的、野心的建築物が多く、建築家にとっては見飽きない街と言われています。

 写真はかつての世界1の高層ビル シアーズ・タワー(110階、443m)の展望台から、見下ろしたビル街です(1993年)。いろいろな形状のビルが見えます。曇天なのがちょっと残念です。


クラシックカーに乗った! 旅と車2

2007-12-26 14:29:58 | 外国-旅
 ときどき、クラシックカーの展示や、ドライブがテレビで紹介されます。

 ストックホルムに2週間ほど滞在する間(1984年)に、大学の研究員が自宅に招待してくれました。市内から、車で30分弱の所で、緑の中です。真贋はわかりませんが、浮世絵が10枚ほど飾ってありました。

 1929年製のクラシックカーが自慢で、このとき、55年経っています。良く整備され、街を1周してくれました。街中の人が振りかえります。車だけテレビに出演したとのことです。車の名前は、聞いたのですが、覚えられませんでした。

 私自身が運転したクラシックカーは、1932年製のアドラー(独)です。免許取り立ての1959年の運転なので、30年は経っていませんね。

 この研究員は、自宅から1時間くらいのところに、別荘とボートがあるとのことでした。日本とは違う、豊かさとゆとりを感じさせられました。

ブタの片足(アイスバイン、独) 旅と料理 2

2007-12-24 17:39:31 | 外国-旅
 ツアでは、予想外の食べ物に巡りあ会うことがあります。

 ドイツの郷土料理の一つに、ブタの脚を長時間煮た、アイスバインがあります。香草がきき、あぶらが抜けて居るのですが、脚1本は多いですね(ドレスデンの近くにて、2000年8月)。

 量の多さでは、アメリカで食べた1ポンド1/4のステーキよりあるでしょう。ステーキには、特大のアイダホポテトが付いて居ました。

 アイスバインには、ザワークラフトとポテトがついていますが、ポテトは少なかったので助かりました。私は脚の半分でギブアップしましたが、若手には完食した人がいました。

リンカーンの演説原稿 旅で見つける土産1

2007-12-23 12:11:46 | 外国-旅
 23日夜のテレビ番組「世界ふしぎ発見」は、リンカーン大統領を扱いました。リンカーン暗殺者を扱った映画「ナショナル・トレジャー」が上映されているためでしょうか。

 首都ワシントンには、リンカーン・メモリアルがあり、観光の名所です。ワシントンは6回行きましたが、昼夜3回は訪ねました。1997年のとき、有名なゲッティスバーグの演説の原稿(by the people, for the people・・、写真)を買いました。羊皮紙風なので、これが原稿のレプリカと思いこんでいました。

 番組の中で、ゲッティスバーグの博物館、演説原稿の紹介がありました。その原稿は、白い普通の紙に、余白も少ない書き方でした。認識を新たにしました。ただ、何に書かれたとしても、政治家としてはベストの演説だったと思います。

 また、彼は置き忘れしやすいので、演説の原稿などは、ハットの中に入れていたとの逸話が、クイズの回答になっていました。

チョコレートの名店(ブリュッセル) 旅で見つける風景 15

2007-12-22 13:59:52 | 外国-旅
 ブリュッセルのグランプラスは、世界遺産ですが、古い建物と広場が中心です。数百年の歴史の重みを感じる建物が、今も使われています。

 広場を囲んで、目に付くのはレストランとチョコレートの店でしょう。ゴディバ、ノイハウスなど何軒もあり、観光客で一杯です。日本でも買える、ゴディバを避けて買いましたが、質の高さに差はありません。価格は、日本の半値以下でした。(写真はゴディバ、2005年5月)

 今朝の朝日新聞は、ゴディバがトルコの資本に買収されたと報じています。ただ、米国のキャンベル・スープの一部門だったとは知りませんでした。主が変わっても、質が変わることはないでしょう。

 しかし、国を代表する商品が、他国の資本によるのは、何か淋しい気がします。最近では、よくある事ですが、これもグローバル化なのでしょうか。

シーフードはボストン? 旅と料理 1

2007-12-21 17:28:31 | 外国-旅

 外国へ行くと、魚の料理には失望することが多いですね。しかし、ボストン、シアトル、バンクーバーなど、海のものが多いところでは、シーフードを満喫することができます。

 ボストンに1年余、滞在しました(1966-67)。その間、ユニオンオイスターハウス、Jimmy’s、Pier 4など、著名なシーフードレストランへ行くことができました。

 Jimmy’sとPier 4 は、市街から少し離れた埠頭にあります。写真は、Pier 4の入り口です(1967)。立派なレストランの入り口とは思えません。1994年に行ったときも変わりはありませんでした。

 レストランの雰囲気も、味も文句はありません。内外の大統領、首相、日本の有名人の写真が飾ってあります。現天皇の皇太子時代の写真もありました。ただ、ここで十種類くらいのシーフードの盛り合わせ“シーフードプラッター”を何回がチャレンジしましたが、30歳台の私が半分くらいしか食べられませんでした。

 1994年は、夫婦で行きました。生の蛤(clamだが日本のと少し違う)を注文したところ、1ダースもあって、潮の香りがしました。

 ウェスティンホテルのクラムチャウダーは、ボストン地区のコンテストで優勝したとのことでした。ラーメン丼くらいの器で、たっぷりと出てきました。日本のホテル並の量を予想していたので、ステーキを残す羽目になりました。以後、スープを注文するときは、bowlの大きさを聞くことにしています。

 クラムチャウダーは、サンフランシスコの埠頭の屋台で、パンを器にして売っていました。とてもおいしかったのですが、雰囲気も味覚に影響するようです。

復元されたオールドタウン(ワルシャワ) 世界街歩き 4

2007-12-20 21:38:36 | 外国-旅
 3月から4月にかけて、10日近くワルシャワに滞在しました(1997)。仕事のためですが、土日が挟まり、イースターの時だったので、市内とショパンの生家などを見学しました。

 市内で印象に残ったのは、オールドタウンです。オールドタウンはあちこちにあります。ただ、ワルシャワの場合は、第2次世界大戦で完全に破壊されたため、昔の写真、図をもとに再現したとのことです。

 しかし、予備知識なしで古い街並みを歩けば、文字通りのオールドタウンと信じたでしょう。似たような復元をした都市に、ドイツのドレスデンがあります。ただ、ドレスデンはオペラハウス、寺院が主体です。それに対し、ワルシャワは館、教会もありますが普通の街並みが中心です。

 キューリー夫人の生家(いまは博物館)もあり、1時間くらいの散策ができます。10時過ぎに行きましたが、開いている店は、寒いのにアイスクリーム屋だけでした。11時過ぎてカフェが開き、暖かいコーヒーにありつきました。習慣の差、好みの差を感じた朝でした。

偉大な車チャイカ 旅で見る車 1

2007-12-19 11:56:19 | 外国-旅
 1971年8月に、共産圏のハンガリーに行きました。日本、西側とは違う社会情勢にとまどいながら、ブダペストと地方都市セゲト(Segedt)で過ごしました。

 学会のツアで、ブタペスト郊外に出たとき、ソ連の有名な車チャイカ(カモメ)を見ました。隣に居るのは、ベンツ300SEか500SEでしょう。4.8mはあるベンツが、かわいく見えます。ソ連は偉大です。

 1966年の世界自動車カタログを持っています。しかし、共産圏の車は含まれて居ないので、チャイカの諸元はわかりません。

世界1高いテレビ塔(トロント) 旅で見つける風景 14

2007-12-18 14:01:46 | 外国-旅
 高い展望台があると、上がって見たくなります。一方、通信・放送に関係していたので、TV塔があると、その高さが気になります。いま、世界で一番高いTV塔は、トロントのCNタワーで、553mです(2006年10月撮影)。

 モスクワのオスタンキノタワーが、540m、上海タワーは468mの順ですが、これらは見ていません。なお東京タワーは、エッフェル塔の324mを意識した333mです。第2東京タワーは、これらを意識してか、世界最高の610mです(2010年完成予定)。

 しかし、1本だけのアンテナ塔では、高さの見当がつきませんね。

アシカ、多すぎる(サンフランシスコ) 旅の動物 4

2007-12-17 13:37:28 | 外国-旅
 サンフランシスコで、高台ノブヒルのホテルに暫く滞在しました。埠頭にも近いので、何度か降りてみました。レストラン街、ショッピングモールもあります。アルカトラスへの観光船、湾内観光船も発着します。

 注文によって、カニをボイルする店が何軒もあります。試してみましたが、ちょっとゆですぎでした。パンを器にしたクラムチャウダーが屋台にあり、ボストンのレストランより美味しくいただけました。雰囲気も料理のうちでしょう。

 埠頭ごとに、特徴のあるショップがあります。Warf39へ行ったら、Sea lion(カリフォルニア アシカ)の群れに驚きました。保護され、休む場所が作ってあるからでしょうが、どう見ても過密です。しばらく、眺めていましたが、動きはありませんでした。(1994年11月)

木の中を通る 旅で見つける風景13

2007-12-16 11:12:45 | 外国-旅
 ロサンゼルスの北に位置する、レッドウッド、セコイヤ国立公園には、それぞれの巨木が多く生えて居ます。樹齢も数千年、周囲10mを越す木も多く、圧倒されます。
 かつてこれらの公園を通り、ヨセミテ、フレスノ経由で(今のシリコンバレイを通り)サンフランシスコに出ました。セコイヤ国立公園では、木の中を通ることができました(1967年)。今はこのルートはなく、倒れた木をくりぬいたトンネルが通れます。

北極圏に近い街 旅で見つける風景 12

2007-12-15 15:10:33 | 外国-旅
 ノルウェーのトロンハイムに、1週間滞在しました(1995年6月)。オスローから、北へ1時間半くらいでしょうか。北極圏より少し南ですが、緯度の高い地としては、大都会です。

 かつてノルウェーの首都が置かれ、国王の戴冠式はここのニダロス大聖堂で行われます。2005年、天皇、皇后両陛下がトロンハイムを訪れました。

 ノルウェー工科大学があり、ここで学会が開かれました。フィヨルドや北の自然、いろいろな歴史的な建物を訪ねました。余り大きな都会では無いため、主要な所は歩いて行けます。

 学会のハイキングツアでは、午後7時発、森、湖を訪ね、コテッジで食事しました。ホテルに着いたら、12時過ぎでした。白夜だからできるツアです。

 写真は運河に面した倉庫群です。日が当たると暑いぐらいですが、日陰は寒く感じます。裸で歩いて居る人もいるし、ダウンを着ている人もいます。このような街の良さは、ツアでは体験できないでしょう。

 2度と行く機会はないでしょうが、記憶に残る街です。

小さな遊園地(サンタモニカ) 映画-スティング-の舞台 6

2007-12-14 12:08:59 | 外国-旅
 三谷幸喜監督が、映画The Sting(1973)のよさ、面白さを2007年6月22日の朝日新聞の夕刊に書いて居ます。

 この映画は、ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード主演のプロジェクト的サギの物語です。仕掛ける相手がマフィアなので、痛快さがあります。

 引退したサギ師ポール・ニューマンが居たのが、サンタモニカのピアにある小さな遊園地です。ピアへ行ったとき、遊園地を見て嬉しくなりました(1999年8月)。レーザーディスクを買う程だったので、映画を見る目があったかと自賛しています。

 なお、サンタモニカは、NHKの「世界街歩き」の“ルート66”の終点で、紹介されました。ここは、インラインスケート、スケボウの発祥の地?でもあり、滑っている人が多かったですね。リゾートマンション、ホテル、ショッピングモールや、レストランも多く、ゆっくり過ごせるでしょう。

電光石火のバンジージャンプ(ケアンズ) 旅で見つける風景 11

2007-12-13 21:04:33 | 外国-旅
 昨12日放映の、NHKの番組「ためしてガッテン]は、“高所恐怖症”でした。吊り橋を渡れない人のシーンで、始まりました。私は、45メートルの鉄塔の上で、アンテナ作業をしたことはあります。しかし、若くてもバンジージャンプには、チャレンジできなかったでしょう。

 バンジージャンプを実際に見たのは、ニュージーランド南島のアロウタウンの下流と、オーストラリアのケアンズです。アロウタウンでは、渓流の橋の上からのジャンプで、いかにも豪快でした。

 ケアンズのジャンプサイトは、市内観光で2度訪ねました。街から近く、高さは44メートルで、池へのジャンプです。2度目(2004年)の時、同じバスの1人が、着くと直ぐ申し込み、あっという間に飛び降りました(写真)。

 下で、奥さんと子供が、手を叩いていました。テレビで、長時間ためらうタレントを見ていた事からは、信じかねる手早さです。トライアスロンをする人とのことでしたが、トライアスロンとの共通点はありません。世の中は広いと思いました。

最古のケーブルカー(ピッツバーグ) 旅で見つける風景 10

2007-12-12 12:11:37 | 外国-旅
 アメリカのピッツバークは、観光では訪れませんね。ピッツバーグ大、カーネギーメロン大など、有名な大学があります。メジャーリーグのピッツバーグ・パイレーツがあり、桑田が所属しました。彼が働けば、この地が紹介されることも多かったのでしょうが、残念でした。

 アレゲニ河とオハイオ河の合流点で、農産物の集散地であり、製鉄が盛んでした。転炉や古い列車の展示、駅舎を改造したショッピングセンターなどがあります。

 しかし、ピッツバークに米国最古のケーブルカー(Duquesne Incline)があることは知りませんでした。1837年の建造で、木製の車体が水平に保たれるユニークな構造です。この年は、大塩平八郎の乱のあった天保8年です。当時の動力は蒸気機関だったのでしょう。写真は1994年6月撮影ですが、ちょっとぼけています。

 なお、サンフランシスコのケーブルは、1873年に運行を始めました。