毎日のように、熊のニュースがある。自宅に現れる、畑で襲われる・・死者も何十人か出ている。
自然の熊を見たのは、1967年夏の米国、イエローストーン国立公園である。道路をゆっくり横断していた。この公園は、動物たちが人を恐れない。バッファローもエルクもその辺に居る。
ボストンから、MITに滞在中の佐藤先生(東大、生産研)と横断の旅に出た。5日目、公園に入り、パークレンジャーに、テントをどこへ張ったらいいか相談した。熊が出るから、休むときはテント内に食料品を置かないように注意された。ゴミ箱は、頑丈な鉄製で熊に開けられない構造である。
広い公園で、滝も間欠泉(写真)もあちこちにある。2晩、公園で過ごした。60年近く、昔の話である。今はどうなっているか?