原発問題

原発事故によるさまざまな問題、ニュース

『被爆医師のヒロシマ』著者:肥田舜太郎<孤立無援の被爆者たち> ※26回目の紹介

2015-10-06 22:00:00 | 【被爆医師のヒロシマ】著者:肥田舜太郎

*『被爆医師のヒロシマ』著者:肥田舜太郎 を複数回に分け紹介します。26回目の紹介

被爆医師のヒロシマ 肥田舜太郎

はじめに

  私は肥田舜太郎という広島で被爆した医師です。28歳のときに広島陸軍病院の軍医をしていて原爆にあいました。その直後から私は被爆者の救援・治療にあた り、戦後もひきつづき被爆者の診療と相談をうけてきた数少ない医者の一人です。いろいろな困難をかかえた被爆者の役に立つようにと今日まですごしていま す。

 私がなぜこういう医師の道を歩いてきたのかをふり返ってみると、医師として説明しようのない被爆者の死に様につぎつぎとぶつかっ た からです。広島や長崎に落とされた原爆が人間に何をしたかという真相は、ほとんど知らされていません。大きな爆弾が落とされて、町がふっとんだ。すごい熱 が放出されて、猛烈な風がふいて、街が壊れて、人は焼かれてつぶされて死んだ。こういう姿は 伝えられているけれども、原爆のはなった放射線が体のなかに入って、それでたくさんの人間がじわじわと殺され、いまでも放射能被害に苦しんでいるというこ と、しかし現在の医学では治療法はまったくないということ、その事実はほとんど知らされていないのです。

 だから私は世界の人たちに核 兵器の恐ろしさを伝えるために活動してきました。死んでいく被爆者たちにぶつかって、そのたびに自分が感じたことをふり返りながら、被爆とか、原爆とか、 核兵器廃絶、原発事故という問題を私がどう考えるようになったかということなどをお伝えしたいと思います。

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**『被爆医師のヒロシマ』著書の紹介

前回の話『被爆医師のヒロシマ』著者:肥田舜太郎<孤立無援の被爆者たち> ※25回目の紹介

 それでおそろしくなって、1953年の暮れに妻の実家を頼って埼玉県の行田市に来たのです。ところが、頼みの妻が急性白血病で3ヶ月前に死んでしまいました。そうしているうちに、最後の頼りの義父も脳出血で倒れ、あっという前に他界。知らない土地で頼れる人は誰もいなくなってしまいました。これでは生きていけないと思い、再び生活保護を申請したら、大きな仏壇を財産とみなされ、売れば当面、生活できるからという理由でまた断られたと言いますから、酷い話です。肝臓病で動けない人が12歳の娘を抱えて、見知らぬ土地で寝込んでしまったわけです。生活保護の見込みもなく子供に食べさせることもできなくなって自殺をはかったというのが真相でした。

 私は当時、行田市の市議会議員に当選したばかりで、初めて招集された市議会で、この問題を市長にぶつけました。

 市長の答弁は、「ご本人が医師の診療を受けておられなかったため、肥田議員からご報告を受けるまで、市側は本人の病状がそんなに悪いという認識をもっていなかったのであります。生活保護の申請に対して、もっとよく健康状態をつかむべきであったのに、厚生省の指導を強く意識して経済状態の判定に目を奪われ、本人に必要以上の苦しみを与える結果になりました。市長の監督不行き届きとして深くお詫びします」というもので、結果、本人は生活保護を受けられることになりました。

 当時は彼が被爆者だということがわかっても、何も公的な支援はありませんでした。政府が被爆者の医療法(「原子爆弾被爆者の医療等に関する法律(原爆医療法)」)をつくって被爆者手帳を交付したのは1957年4月のことです。それまで政府は12年もの間、被爆者をまったく捨ておいていたのです。その結果、彼に援助の手がいかず、こういう被爆者が行田にいたことですら、誰も知らなかったのです。

 被爆者がどんなに酷い目にあって死んでいくのかを、私はこの人の場合にも、骨身に徹して教えられました。

「10 孤立無援の被爆者たち」は、今回で終わり、次回は「11 ぶらぶら病」)

続き『被爆医師のヒロシマ』は、10/7(水)22:00に投稿予定です。

 

被爆医師のヒロシマ―21世紀を生きる君たちに


10月5日(月)のつぶやき

2015-10-06 02:57:54 | つぶやき

【TPPの本当の理由】長期的に日本、韓国その他の国を潰すことができる。米国公電をウィキリークスが暴露 blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/6c887… @neko_aiiさんから

neko-aiiさんがリツイート | 10 RT

2014年1月12日(原発事故から2年10ヶ月が経過)
福島県庁周辺で放射線量を測定

庁舎の東側 自転車置場の周囲の溝の泥に直置き 7.08μSv/h
福島第一原発から約55km
blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/cde40…

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2014/05/23
神戸市
友人のお母さん60代:事故後、白血病で亡くなった

30代友人:2013年秋に脊髄炎を発症。今も苦しんでる
40代知人二人:網膜剥離

30代義理姉と50代知人:歯が欠けた
マイコプラズマ肺炎が流行、大人子供問わず手足口病
疑われる症状のオンパレード

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原因不明で昨日まで元気にしていた人間がぽっくり亡くなるのは
広島でも見られた被爆死の特徴の一つ

311から丸3年、若年の心筋梗塞(死亡原因不明)による死亡者が激増
『若年の心筋梗塞』珍しくないと吹聴されているが医学的には非常に珍しい
(2014年04月05日 院長の独り言)より

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日本では、ほうれん草1kgあたり
54000ベクレルのヨウ素131が検出されたが、
こうしたほうれん草を100g(0.1kg)摂取した場合

[甲状腺線量]
乳児(1歳未満):20ミリSv
幼児(1-2歳未満):19.4ミリSv
blogs.yahoo.co.jp/x_csv/20923071…

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◎遺伝子組み換え作物が有害な影響
 ラット実験『遺伝子組み換え作物 食べさせ免疫力低下』

◎遺伝子改変後の細菌をまいた土で小麦が全滅
 米国を含む主な先進国では安全性の確認実験が
 現実の生態系を正確に再現した形で行われてない
blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/f7ebb…


(核の難民)科学者にだまされ「島」に戻った人々の悲劇
blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/7e350…

当時科学者は、帰島させる目的をこう語っている

「高いレベルの放射線を浴びた人間が
ふたたび高放射線にさらされるということ

これは遺伝的研究をする上で
まさに理想的な状況」

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チェルノブイリ近郊では20歳から25歳の人口は
みんな死んでしまってほとんどいません

生きている人も
甲状腺癌の摘出手術跡を、若い女性も含めて
みな(首に傷跡を)持ってます

こうしないと助からないのです。永久に薬を飲んでいます

出てくるのは5年後10年後です
上杉隆氏

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年間被爆20ミリ超えの場所 3μSv/h超の情報(東京,岩手,宮城など)
blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/722ab…

心筋梗塞でいくら周りで死者が多発しても、あれは成人病よね、普段の不摂生よね
★被曝に結び付かないように洗脳していくメディア

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2012-04-26
東京都在住

「こどもの歯に関する異常」
原発事故の2か月後
生後9か月のこどもに生えて来た歯4本が
非常にモロく、
エナメル質形成不全のような状態だと言われた。

その後11月以降に生えた歯には問題はなく、
歯科医を回ったが、初めて見るケースだと言われた。

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電力関連に71人天下り 原発事故後 経産省最多17人:デタラメ国家 日本 日本社会狂ってるよ!? (TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/article/nation… pic.twitter.com/AvrQUSwFwF

neko-aiiさんがリツイート | 35 RT

山梨県では野生の食用キノコから国の基準値の3倍以上(300ベクレル以上)の放射性セシウムが相次いで検出されたため、特に汚染度の高かったエリアである富士吉田市、富士河口湖町、鳴沢村の3市町村での野生キノコの採取を自粛してるけど、ここってたしか安倍晋三の別荘がある場所だよね。

neko-aiiさんがリツイート | 181 RT

今年6月のニュース。
フランスのビーチで数万の死んだ魚が漂着。 pic.twitter.com/5Y93SipUVD

neko-aiiさんがリツイート | 35 RT

セシウム濃度が8000Bq/kg超の
指定廃棄物(焼却灰、下水汚泥、稲わら等)が
2015年6月末、『12都県』で16万1783トン

宮城、栃木、千葉、茨城、群馬に『長期管理施設』建設
tokyo-np.co.jp/article/politi… pic.twitter.com/kU8G7FZFwX

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いつまでたってもメディアに刷り込まれた現実、つまり PM2.5の原因が中国にあると思い込まされている限り問題は解決しない。その目を見開いて、よく見てみるといい。
距離で稀釈拡散していくのに、これほど日本で濃度が高いという事実を。 pic.twitter.com/uKzm6Vi9hl

neko-aiiさんがリツイート | 850 RT