前に図書館から借りたものの、読めずにそのまま返却した本のリベンジ。
今度は全部読めました
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アラフォー独身女性が主人公です。
仕事で忙しい下界での生活と山行中の出来事が物語の中心です。
各章で出てくる山行は、私も行ったことがあるコースも多く、出てくる地名や
山小屋の名前、風景の描写に「そうだったなぁ~(しみじみ)」と懐かしく思います。
大天井岳にまた行きたいなとか、まだ行ったことのない高天原や雲の平への憧れ
が強くなったりします。
それから、毎日せかせか生活していた昔の自分と、主人公を重ねてしまい、
ほろ苦い気持ちになったりします。
一方、主人公は、数々の失敗を山行中にやらかしてくれるので、ドキドキ、よけいな心配を
させてくれる本でもあります。
この主人公、体力が無いくせに、出発が遅いんだよねー。
「早立ち」「早着き」しなさいよーと、言いたくなります・・・。
私も、また、1人で北アルプスを縦走したり、北八つをふらっとしたり、
昔みたいな山行をしてみたくなりました。
あ、でも1人でテント泊はもう体力的には難しいかな
まだ、諦めたくはないんだけれどね。
表題の本を図書館から借りてきました。
以前読んだ「人生はワンチャンス!」の続編です。
前作同様、1ページごとに、可愛くてユーモラスな猫の写真と一緒に、
偉人や有名人の格言・名言とそのエピソードが書いてあります。
字数も少なく、さらっと読みやすい自己啓発本みたいなものです。
いくつかその中に出てきた言葉を抜粋すると・・・。
「泣いてパンを食べた者でなければ、人生の本当の味はわからない」
「現状に満足した若者しかいない社会は発展しない」
「真実の多くは、個人的に経験して初めて心の底から理解できる」
「醜い女はいない。ただ、どうすればかわいく見えるかを知らない女はいる」
「理解できない人のことを愚か者と見なしてしまうことが人間にはよくある」
「十人中九人までは、深く知ると、前より好感が持てる」
などなど。
私自身は「犬>猫」派だったのですが、
この本に出てくる猫の写真は、やらせ感満載ではあるものの、
ふてぶてしい感じから愛くるしい感じまでいろんな顔が見られ、
楽しく読むことができました。
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人生はニャンとかなる!明日に幸福をまねく68の方法
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表題の本を図書館から借りてきました。
1ページごとに、表紙にもあるような可愛くてユーモラスな犬の写真と一緒に、
偉人や有名人の格言・名言とそのエピソードが書いてあります。
字数も少なく、さらっと読みやすい自己啓発本みたいなものでしょうか。
例えば
「すべてが失われようとも、まだ未来が残っている」
「最初の一歩を踏み出しなさい。階段全体を見る必要はない。ただ最初の一段を上りなさい」
「楽しそうにしていると、本当に楽しくなる」
「嫌われるくらいがいい」
などなど、65の言葉が書かれています。
「人生はニャンとかなる!」という本も出ているそうなので、図書館でそちらの貸し出し予約も
してみました。
写真もとっても可愛いので、犬好き、猫好きのかたにもオススメです
人生はワンチャンス! ―「仕事」も「遊び」も楽しくなる65の方法
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図書館の特集コーナーに置かれていた本の題名にふと目が留まり、
借りてきた本です。
「こころのふるさと・村松
元少通生らが寄せる村松への思い」
「少通生」とは少年通信兵学校の学生さんのことです。
新潟県内の五泉市村松に、戦前、少年通信兵の学校がありました。
この本を読むまで、全く知りませんでした。
そういえば、村松公園で花見をしたとき、戦没者の慰霊碑を見かけたなあと思うくらいで・・・。
その元少通生の方々や、学校ゆかりの方が、当時、在学中にあったことの思い出や、
入学~卒業の間にあったご家族とのエピソードなどが綴られた1冊です。
卒業を繰上げされた11期生たちが、まだ若くして南方に送られる途中、五島列島沖で
潜水艦の攻撃により海の藻屑となった話。おなじく11期生たちがシベリアに抑留されたり、
卒業~入隊の合間に里帰りで東京に帰った折に東京大空襲に見舞われた話など、
11期生たちが辿った悲惨な運命は、その時代に起こった悲しい出来事の一握りなのかも
しれません。
けれども、この本に載っているような1つ1つのエピソードを大切に語り継ぐことで、
「あんな悲しい戦争は二度と起こしてはいけない」という気持ちをたくさんの人に持って
もらえるきっかけとなれば良いなと思います。
山の天気予報に特化した気象予報会社の「ヤマテン」代表の
猪熊隆之さんの著書を読みました。
テレビの「グレートサミッツ」、「イッテQ」、どちらも観ていたので、
あの時の撮影の裏にはそんなことがあったのか・・・と面白く読みました。
昨今の気象遭難についての思い、山岳会など組織に所属しないで山を始めた登山者への思い
なんかも、興味深かったです。
なんというか、苦労を重ねた人は、人への優しさも持ち合わせているなあと・・・。
もとは理数系音痴で気象庁に入るのを断念したあたりなんか、
私も高校生のころ、まったく同じことを考え断念していたので、
猪熊さんに親近感をおぼえました
猪熊さんの「山岳気象大全」も実はポチって満足して、まだ読みかけです。
しっかり読んで勉強したいと思います