JOHNY’s BLOG

かほりたつあざやかなはなとどめおくおもいをよせる淡雪のふみ

モルスキン

MOLESKINE モレスキン ルールドノートブック・横罫・ラージ ([文具])

娼年 考

2004-08-23 04:11:47 | Book
 ちょっと前にこの作品読みました。友達の紹介で、石田依良作品初です。
 とてもよかった、アウトローといっていいかな、この世界とまっすぐではない向き合い方の主人公、確実に存在する常識外のその世界。
 ひとつの価値観でくくることの退屈、そして危険。
 
 性的なサービス業につく青年主人公。この設定自体がある人たちには拒否感を抱かせるものだろう。これが女性であればそのハードルは少し下がるのかもしれない。
 性的なサービスが商品になるか否か、それがよいのか悪いのか、よいとすればどのような条件なら。女性だけ、男性だけ、レズ、ゲイ、エトセトラ。
 作品中にも倒錯した感情をもつ登場人物がでてきます、あたかもそれが普通であるかのように。
 退屈で安全な世界と刺激的で危険な世界、そのハザマにいる人たち。先天的に?偶然?必然?
 ゆがんだ世界に生きる人間は誰もがゆがんでいる。たとえ世界はまっすぐあるべきだと強く主張するものがいても一人の個人から見れば世界はゆがんでいる。
 そこでどう生きるのか、どのように共存するのかのひとつの形を見せてくれている。

 作品にでてくるメグミというあの娘はどこにでもいる。常識という偏見を身につけ人を傷つける人。
 ゆがんでいないと思っている世界こそ危ないということに気づかなければいけない。
 
 主人公は彼が呼吸のできる世界を最後に見つけている。

       JOHNY

がんばれアテネ

2004-08-23 03:33:23 | Weblog
 150センチ40キロ。ちびっ子ですね~野口選手。金メダルおめでとうございます。できるんだなそんなことが。みんなの期待どおりのメダル獲得。
誰よりも本人が自分のがんばりを知っているでしょう。どこの国の選手も。

 応援するには国名よりも個人名、選手みんなに声をかけてあげたい。
がんばれ日本というより、がんばれみんな。
そしてがんばれ私。
 国ではなくて個人から出発したこの世界、オリンピック。

            JOHNY

華氏911 考

2004-08-23 03:11:52 | マスメディア
 一昨日だったかな深夜の番組で井筒監督が華氏911酷評していました。あんなの映画じゃない、ああいうのはドキュメントとしてどっかほかでやれよ、カンヌもたいしたことないなタランティーノとかよくわからんやつつれてきて・・・。
 
 よくわかります、彼のいっていること。映画ってもっと芸術性の高いことをやる場で、911はその路線にないと。と理解はできるのですが、映画をひとつのメディアとしての機能を持つものであるとするならば911もありです。事実を伝えようとするものであり反権力でありと、その部分満たしていると思います。芸術的な部分もゼロではないと思えます。芸術的なものを追い求めることを可能とする社会のために貢献する映像は芸術的である、といえる。
タランティーノがよくわからんっていうのは確かにそのとおりだと思います。
 
 華氏911の意味は映画以上の意味があるように思う。完成したそれではなく、そこから広がる波紋に重きがおかれているのではないかとおもいます。

         JOHNY

いつでも

2004-08-23 02:43:02 | Weblog
 今すぐやらなきゃ第一課題は部屋の片付け・・・。
押し寄せる毎日にかき回され部屋がぐるぐる、机の周りは嵐のあとのように新聞やノートの切れ端、おまけにレシート、お菓子のかけらなどなどが、さ・ん・ら・ん。読みかけの本が平積みタワー化今にもくずれそう。
 
 うっあれは・・・図書館から借りたやつだ!まずいとーっくに返却日過ぎてるよ、あ”~貸し出し停止になってしまう。
 今すぐ読むよ読みます、そして明日っていうか今日返します、はい。
そのあとでお部屋の片付け・・・できるかな。

        JOHNY

アリーマイラブ

2004-08-23 00:36:58 | マスメディア
 リトルブラックブックというのがやっている。全米トップ10に入っている映画。日本での公開は来年でしょうか。
恋愛コメディみたい。紹介を見ていて「アリーマイラブ」のような印象を持ちました。
 
 最近みてないな~アリー。これ大好きなのでDVDかっちゃったりしてるんですが、このごろ見てない。
 アリーは弁護士でバリバリのキャリアでかわいくて、ちょっと天然な性格と恋愛べた。もっともっと上へ、恋愛も結婚もしたい。仕事、私ごと悩みは尽きない彼女の生活。
 アメリカで大ヒットになったドラマ。日本でも彼女の生活や感情に共感できる層がおおくなりヒットになった。私も彼女に感情移入できる一人。
 もっとっもっと上、正しいことって何?私の選択はこれでいいの? あの人とはこれでよかった?
 ずっとアリーと重なっていた部分が最近ずれてきたのかもしれない。
 少しだけ自分に距離をおけるようになった?
 時間・・・なのかな。

 また見直して考えてみよう。
恋愛コメディのリトルブラックブックは来年、必ず。

        JOHNY