前回の第一代高雄神社であった金比羅神社を「高雄市鼓山区興国路12号にある法興禅寺一帯」と紹介しましたが、神社跡地の訂正をします。
これは、高雄での調査ではいつもお世話になっている文史研究家でもある廖宗さんによる考察です。廖さんは過去の金比羅神社の写真および古地図を基に地理的状況を克明に調査し、最終的に高雄市萬壽路100巷の第五海岸巡防総隊裏にあるバスケットボールコート一帯であることに間違いがないと判断しました。
早速、金比羅神社の跡地を訪問した写真を掲載しますので、ご覧下さい。また、コート傍の巨木も往時の神社写真に写っているものです。
廖徳宗さん(左)と郭吉清さん(右 高雄市旧城文化協会理事長)です
詳しくはこちら:
https://www.flickr.com/photos/jonyao/22425846299/in/dateposted-public/
https://www.flickr.com/photos/jonyao/22818093665/in/dateposted-public/
https://www.flickr.com/photos/jonyao/22426064589/in/dateposted-public/
金刀比羅神社創建於1912年,在1920年臺灣地所建物株式會社所有地地割圖上面,金刀比羅神社位於檢糖所西南側60公尺處。
顯然1920年時,高雄州人士曾經規劃將金刀比羅神社遷建到法興禪寺位置。但高雄州廳在1924年完成壽山公園計畫規劃之後,改變主意,將"金刀比羅神社予建敷地",讓給兒玉總督壽像。戰後兒玉壽像位置改建為法興禪寺。
Jon Yao提出的1945年米軍航空写真上的建物,是高雄州知事官邸。
提供給Jon Yao,還請指正。